クラミジア 症状 写真 女性。 症状から見てみる

クラミジア感染症とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル

クラミジア 症状 写真 女性

性感染症(性病) 性感染症 Sexually transmitted diseases まず始めに、当院では基本的には痛みを感じる検査は行いません。 安心して受診してください。 ------------------------------ 性病・性行為感染症…いろいろな呼び名で言われていますが、 現在、学会では性感染症と呼ぶことになっています。 性感染症の治療も、薬剤耐性問題などで複雑化しています。 いわゆる、素人の男性・女性の間にもたくさんの患者がみられます。 風俗でなければ安心というわけではありません。 ここでは、当院での治療を元に性病について説明しています。 ここを訪れた方々に性病の正しい知識を理解していただき、 早期相談・治療のきっかけになるよう期待しています。 | | | | | | | | | 淋菌感染症(淋病) 淋菌感染症・淋病 Gonococal infection Neisseria gonorrhoeaeによる感染症です。 薬剤耐性菌が問題になっています。 外尿道口よりの排膿 1) 淋菌性尿道炎 感染後、2〜7日の潜伏期ののち、排尿時痛や外尿道口からの分泌物を自覚します。 診断は基本的に、検尿で可能です。 尿沈査中に多数の白血球や淋菌を確認することによって、 淋菌性尿道炎の診断がつきます。 (おしっこを採るだけです) 最近では、検尿の延長で精度の高い淋菌の核酸増幅検査(遺伝子診断)が可能ですので 精査が必要な場合でも採ったおしっこで確定診断が可能です。 治療は抗生剤で可能ですが、症状が良くなったからといって自己終了した場合、 尿道炎の再発の可能性だけでなく、後述の前立腺炎や精巣上体炎を起こす可能性があります。 本邦においては(高松でも)、以前多用されたニューキノロン系の抗生剤は すでに半分以上の患者で効果がないようです。 使用する薬剤は、その地域の淋病の治療経験の豊富な診療所で 選択していただいたほうが良いかもしれません。 2) 淋菌性子宮頚管炎 淋菌の子宮頚管への感染で発症します。 自覚症状としては分泌物の増加(おりものの増加)を生じますが、 自覚症状は軽いかほとんどない場合が多いようです。 3) 淋菌性咽頭炎 オーラルセックスの増加により、男性・女性供に性器の淋菌感染症患者の 3分の1ほどが陽性とされています。 しかし、診断は困難です。 検査は可能ですが、となります。 クラミジア感染症 クラミジア感染症 Chlamydial infection Chlamydia trachomatisによる感染症です。 淋病より症状は軽いので、むしろ進行してしまうことがあります。 また、医療機関できちんと診断せずに抗生剤を内服する場合もあるようですが、 あとになって困ることがあるので、必ずきちんと受診をして治療することが大切です。 1) クラミジア尿道炎 感染後、1〜3週間の潜伏期ののち、排尿時痛や外尿道口からの分泌物を自覚します。 排尿時の痛みや外尿道口分泌物などの自覚症状は 淋菌性尿道炎に比べて軽症の場合が多いようです。 排尿時痛は尿道の違和感やかゆみ程度のことやまったくない場合もあります。 尿道からの分泌物も淋菌感染症と異なり、 透明で漿液性や粘液性で量も少ないことが多いようです。 以前はやはり、尿道から分泌物を採取して分離培養検査を行っていましたが、 最近では検尿の延長でクラミジア抗原の核酸増幅検査(遺伝子診断)が可能ですので、 精査が必要な場合でも採ったおしっこで確定診断が可能です。 クラミジア感染症は採血で抗体(クラミジア感染の痕)を検査して診断を行うこともあります。 治療は抗生剤で可能ですが、やはりきちんと治癒したことを確認する必要があります。 症状が良くなったからといって自己終了した場合、尿道炎の再発の可能性だけでなく、 後述の前立腺炎や精巣上体炎を起こす可能性があります。 現在、一回の内服で治療可能な抗生剤が保健適応となりました。 これらの感染症は、尿道から精路を逆行して前立腺や精巣上体(副睾丸と言われていたところ) へクラミジア感染が及んだ状態です。 2) クラミジア子宮頚管炎 女性のクラミジア感染症は約半数でまったく自覚症状がないとも言われていますが、 自覚症状としては分泌物の増加(おりものの増加)を生じます。 淋菌より多くの頻度で感染が骨盤内に及び、 発熱や痛みなど、重篤な状態になりやすいとされています。 クラミジアは淋菌より高頻度で発症します。 急性腹症(腹部の急激な痛み)として救急外来へ受診することもあります。 また、卵管炎は後遺症として卵管障害により、卵管妊娠や不妊症の原因となります。 3) クラミジア咽頭炎 オーラルセックスの増加により、 男性・女性供に性器の淋菌感染症患者の5分の1ほどで陽性とされています。 咽頭のぬぐい液を用いて核酸増幅検査を施行すれば検査可能ですが、診断は困難です。 梅毒 梅毒 Syphilis Treponema pallidum subspecies pallidumによる感染症です。 放置しておくと命にかかわる怖い病気です。 これを初期硬結といいます。 初期硬結はしばらくすると中心に潰瘍を形成し硬性下疳となります。 これらは、疼痛などの自覚症状はほとんどありません。 やや遅れて、鼠径部などのリンパ腺が腫れてきます。 これらは2〜3週間で自然に軽快し無症状となります。 ・第二期梅毒 病原菌は、症状が消えたあと血行性に全身に広がり 皮膚や粘膜にいろいろな皮膚症状を呈します。 いろいろありますが、例えば 梅毒性バラ疹:2-3cm以下で目立ちにくい、薄い赤色のシミ 丘疹性梅毒疹:小豆大位の赤褐色の結節 などです。 丘疹には病原体が多数生息し、感染源となります。 第二期梅毒の時期、感染後3ヶ月から3年に渡ってこれらの皮疹が生じて多彩な変化を見ます。 ・第三期梅毒 3年以上で、結節性梅毒疹や皮下などにゴム腫が生じてきます。 ・第四期梅毒 さらに病気が進行すると、梅毒により大動脈炎、大動脈瘤、進行麻痺などの症状が現れてきます。 2) 無症候性梅毒 臨床症状はないが、血清反応などが陽性のものです。 上記の各病期の移行期などや陳旧性梅毒がこれにあたります。 治療を要しない場合もありますので、正確な判断が必要です。 3) 先天性梅毒 梅毒に罹患している母親から出生した子供で、感染が起こっている場合です。 生下時に発症している場合と学童期以降に発症する晩期先天性梅毒があります。 4) 治療 抗生剤で治療します。 梅毒の完治には病期に応じた適切な治療・観察が必要ですので、 根気強く治療にあたる必要があります。 尖圭コンジローマ 尖圭コンジローマ Condyloma acuminata Human papilloma virus(ヒト乳頭腫ウィルス)の感染で発症します。 感染によって感染部位に腫瘍を形成します。 感染後3週から数ヶ月の潜伏期間を経て小さな腫瘍を形成します。 男性では陰茎亀頭、冠状溝、包皮内外板、陰嚢、尿道口周囲、肛門内や肛門周囲に発生します。 女性では大陰唇、小陰唇、膣前庭、会陰、膣、子宮膣部、肛門内や肛門周囲に発生します。 腫瘍は乳頭状を呈し、褐色調や淡紅色、ピンク色の場合が多いです。 本邦における治療は、凍結療法・電気焼却・レーザー焼却などが行われており、 いずれも保険の適応になっています。 3ヶ月以内に4分の1ほどのケースで再発しますので、最低3ヶ月くらいは充分な注意が必要です。 2007年12月から尖圭コンジローマに有効とされるクリームが保険適応になりました。 通常の軟膏とは違う使用方法ですので、使用には注意が必要です。 当院でも既に使っていますが、確かに効果は高いようです。 このクリームの治療希望がありましたらご相談ください。 性器ヘルペス 性器ヘルペス Genital herpes Herpes simplex virusによる感染症です。 I型ウィルスとII型ウィルスの感染があり、たびたび再発する面倒な病気です。 男性の症状 1) 初発 外陰部や口唇からヘルペスウィルスが放出されている状態で性的接触が起こると感染が起こります。 2〜10日間の潜伏期の後に外性器に病変が出現します。 皮膚にかゆみや痛みを伴った水泡が出現し、 数日後に水泡が破れて浅い潰瘍を作ったり、傷から膿が出たりします。 2) 再発 性器ヘルペスは再発が見られます。 再発時にも同様の症状が出ますが、初発に比べて軽いことが多く、 短期間で軽快することが多いようです。 女性の症状 1) 初発 男性と同様に外性器の違和感から発症し、 数日で大陰唇から小陰唇に渡り広範に潰瘍形成を起こします。 しばしば男性より症状が強く、座るだけで痛かったり、歩行が困難になることもあります。 また女性は排尿困難などの末梢神経障害が出現することもあります。 2) 再発 やはり男性と同様に再発することがあります。 初発時に比べて症状が軽めに済むことが多いのも同様です。 治療 抗ウィルス剤の投与を基本とします。 初発や再発、症状の程度で違いますが、内服薬を主に使用し、場合によっては軟膏で治療します。 特に、II型単純ヘルペスウィルス感染による性器ヘルペスは 何度も再発を繰り返しますので、予防投与が大変有用です。 当院におきましても、すでにたくさんの方に投与させていただいていますが、 効果は大変満足のいくものだと思います。 性器カンジダ症 性器カンジダ Genital candidasis Candidaによる感染症です。 性器カンジダはカビの一種であるカンジダによって起こる感染症です。 女性では比較的頻度の多い病気です。 男性にも頻度は低いものの発症します。 男性の症状 性器にカンジダが存在していても発病することは少なく、本人には問題ありません。 症状が出た場合は治療が必要です。 原因は包茎、糖尿病やステロイド剤内服中などがあります。 亀頭炎を発症するとかゆみや違和感が出てきます。 冠状溝周辺、亀頭などに発赤、小さな紅色丘疹、びらん、白苔付着などを見ます。 女性の症状 帯下の増加を自覚します。 外性器に白色帯下の付着、かゆみ、灼熱感などを自覚します。 治療 局所の清潔と安静を保ちます。 女性の場合は抗真菌剤の膣錠や軟膏、クリームなどを用いて治療します。 男性の場合は軟膏が中心となります。 症状が消失した場合に治癒と判断します。 トリコモナス症 トリコモナス症 Trichomonas Trichomonas vaginalisによる感染症です。 トリコモナス原虫による古典的な性行為感染症です。 性行為感染症ですが、性行為以外でも感染があることが指摘されています。 男性の症状 尿道炎症状を起こしますが、一般的に症状は非常に軽いとされています。 女性の症状 いろいろな症状が出るとされています。 無症状の方もいますが、悪臭の強い帯下や痛み、膣の痛みなどを自覚します。 診断 感染後10日ぐらいして上記症状を自覚します。 男性の場合は尿を観察、顕微鏡で運動するトリコモナス原虫を確認します。 女性では自覚症状を元に、膣分泌物の標本中にトリコモナスがいるかどうかで診断します。 治療 経口薬を内服して治療します。 妊婦の場合は膣剤を投与します。 治療で90%くらい原虫の消失がありますが、治療に難渋することもあります。 毛じらみ ケジラミ症・毛虱症 Pthirus pubisによる感染症です。 毛虱症は吸血昆虫のケジラミが寄生することによって発症し、主に性交渉で感染します。 症状 感染部位のかゆみで発症します。 主に陰毛に感染しますが他にも眉毛、腋毛、胸毛、大腿部の体毛、 あるいは肛門周囲毛にも感染することがあります。 注意深く観察すると1mm大のシラミを見つけることができます。 感染後1〜2ヶ月で自覚症状が出ることが多いようです。 感染経路 直接接触で感染が起こりますが、タオルや寝具でも感染が起こってくることがあります。 しかし、シラミは体から離れると2日以内にほとんど死んでしまいます。 自力移動もほとんどできないので直接接触以外、感染頻度は少ないようです。 診断 陰毛に付着したケジラミ、あるいは産み付けられた卵をを観察して診断、顕微鏡で確認します。 治療 剃毛が確実ですが、感染が陰毛に限らない場合もあるので体毛を剃ることは結構大変です。 実際にはシャンプーやパウダーが使用されます。 ただし、卵には効果がないので治療にはコツが必要です。 ケジラミの生態 シラミは宿主から吸血して生活しています。 一日に数回吸血が行われ、脱皮を繰り返して成長します。 雄と雌は交尾を行い、卵を毛の基部近くに産み付けます。 卵は一週間ほどで孵化し、二週間から三週間ほどで産卵を行います。 大きさは雄が1mm強、雌が1mm弱です。 他の感染症 まれな性行為感染症などについての簡単な説明です。 1) 非淋菌・非クラミジア尿道炎 最近、尿道炎の原因として注目されています。 原因としてUreaplasma urealyticum、Mycoplasma genitalium他が分かっています。 残念ながら通常診療の中での確定診断は困難です。 臨床症状を注意深く見ながらの治療となります。 高松でも時々疑わしい方が受診されています。 幸い、何とか治療は可能です。 2) A型・B型・C型肝炎 それぞれの肝炎ウィルスは性交渉によって相手に感染する可能性があります。 肝炎ウィルスによる各種肝炎の診断・治療内容は別稿に譲りますが、 肝炎もウィルスの感染により性行為感染症となることはよく知られています。 3) HIV感染症・エイズ HIV感染症は血液や体液を介して感染するウィルス感染症で、性的接触でも感染します。 HIV抗体を測定して診断します。 自費での検査はを参考にしてください。 性病相談 性感染症でお悩みの方、性病かもしれないと心配な方は相談ください。 電話でもE-mailでもかまいません。 ただし、実際にみてみないとなんともいえない場合もあります。 全く症状がない場合の性病相談は、保険診療外で基本診察料3000円だけいただきます。 症状がある方の場合、保険診療となりますので保険証を持参してください。 もし、症状がある方でも、保険外診療を希望される方はお申し出ください。 保険証のことで受診がためらわれる場合もよくあるようなのですが、 放置はよくありませんので、 相談だけでもかまいませんので医療機関の受診をおすすめします。 また、たしかに泌尿器科には性感染症の患者さんが受診されますが、 性感染症の患者さんはむしろ少数なのが実態です。 今では痛い検査もほとんどありませんし、普通に受診しても大丈夫です。 少しでも悩んだ場合は早めのご相談をお願いします。 きっと解決することと思います。

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画像でみるクラミジアの症状

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自覚症状のないままクラミジア感染が進行すると、何年も経ってからトラブルが起きてくるかもしれません クラミジア感染症は10~20代前半の女性を中心に増えてきている性感染症。 女性の性感染症の中では、HPV感染を除くと最も多く、20代前半の感染者数は性交経験のある人の5~10人に1人と予測されています。 自覚症状がほとんどないために、妊婦健診で検査をしてみて初めて感染に気づくというケースも少なくありません。 クラミジアによる卵管炎は不妊症の原因となるため、若い頃の感染が将来弊害をもたらすこともあります。 また、クラミジアに感染していると、HIVへの感染率が3~5倍に増えるといわれています。 <目次>• クラミジア感染症の原因・感染部位・感染経路 急激に感染者が増加したクラミジア クラミジア感染症の原因は、クラミジアトラコマティスという細菌。 性交渉によって尿道や子宮頚管、喉の奥にクラミジアが感染します。 咽頭感染のように喉への感染もあるため、性器同士の接触がなくても感染する場合があります。 なお、プールや大衆浴場など、性行為以外の場で感染することはありません。 クラミジア感染症の症状……自覚症状が出にくく無症状のことも 男性、女性ともに、感染してもほとんど自覚症状がないのが特徴。 そのため、感染に気づかず、パートナーが変わるごとに次々に感染を拡げてしまう危険性があります。 女性に比べて、男性は症状が現れやすい傾向にあります。 尿道や膀胱に菌が入ると、頻尿や排尿痛などの膀胱炎症状を引き起こします。 炎症がお腹の中まで拡がると、腹痛・発熱などの症状が出る場合もあります。 時には炎症が肝臓の周囲まで拡がってしまうことがあり、その場合は右側の肋骨の下の辺りに痛みが出るため、内科の病気と間違われる可能性もあります。 クラミジアによる炎症が卵管に拡がると「卵管炎」を引き起こし、卵管閉塞の原因となります。 卵管閉塞になると、将来卵管性不妊や子宮外妊娠のリスクが高くなります。 30代の女性で子宮外妊娠のために緊急手術を行ったら、お腹の中はクラミジア感染を疑う癒着があり、卵管は周囲とくっついてしまっていたというケースもありました。 本人が自覚がないままクラミジア感染が進行してしまうと、何年も経ってからこのようなトラブルが起きてくることもあります。 クラミジア感染症の検査法……性器感染・咽頭感染の診断法 男性は尿を使うか尿道の細胞を擦り取って検査します。 女性は子宮頚管の分泌物を拭い取って検査します。 男女ともに、咽頭感染が疑わしい時は、喉の奥を直接こすって検査をするか、うがい液を検査に出します。 血液検査では、抗体検査により「抗体」を調べることもできますが、一度でも感染したことがあれば「陽性」になるため、過去の感染を含めて感染の有無を判定する場合に用います。 クラミジア感染症の治療方法……抗生物質服薬か点滴で治療 男女ともにクラミジアに有効な抗生物質を1~7日間飲みます。 炎症がひどくて腹痛や発熱がある場合は、点滴による治療が必要になることもあります。 治療後に再度検査を行い、結果が「陰性」になっていることを確認できれば「完治した」といえます。 パートナーがいる場合は、相手も同時に治療することが重要です。 どちらか片方しか治療を行わなかった場合、一度治っても、治療後に性交渉を行えば未治療のパートナーから再度感染することになり、いつまでも完治できません。 治療後の検査で再度「陽性」が出た場合は、抗生物質の種類を変えて結果が「陰性」になるまで治療を行います。 非常に感染力が強いクラミジア感染症の予防法 コンドームを、毎回初めから正しく使うことが最も有効な予防法。 咽頭感染もあるため、オーラルセックスの時もコンドームを使用するのが理想です。 また、パートナーが変わったら、そのたびに定期的な検査を行って、早期発見を心がけることも大事です。 クラミジアは非常に感染力が強く、1回の性交渉でも感染する確率が高いので、一度だけと油断せず、妊娠を目指す時以外は必ずコンドームを使うようにしましょう。 【関連記事】•

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【必見!】性病・性感染症の症状写真を総まとめ!目で見て性病予防!

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男性の初期症状です。 この段階では症状の軽いものがほとんどです。 尿道が熱っぽくムズムズして、おしっこがしみたり軽い痛みを感じることが多いです。 膿も水っぽくて薄い白色からほぼ透明なことが多く、量も少ないため気づかない場合が多いかもしれません。 それでも、朝起きたときに乾いた膿が、黄色くなって下着につくので気付くこともあります。 また、クラミジアでは、尿道の入り口が赤くなることもあります。 男性のクラミジアによる初期症状はこのようなもので、ごく軽い尿道炎となることがほとんどです。 しかし、このクラミジアの症状の出かたには個人差があります。 無症状の人も多いですが、淋病のように激しい痛みを感じる人もまれにいます。 そして、これらの症状は放っておいても数週間で治まることがあります。 しかし、クラミジアが治ったとは限りません。 男性の症状まとめ 重症となることは少ない 男性の場合はクラミジアが進行すると、男性原因の不妊や慢性の前立腺炎など大変な状態になることもあります。 しかし、精巣上体炎は男性の不妊の原因にはなりますが、症状が軽い場合が多く不妊につながることはまれです。 精巣が2つともだめになることは少ないです。 また、クラミジアは薬で簡単に治せるために中途半端な治療でない限り、慢性の前立腺炎となることもそれほど多くはありません。 このように、男性のクラミジア感染では、発見されて適切な治療が行われる限り、大きな問題になることは少ないです。 それに比べて女性のクラミジア感染では、深刻な事態になることが多いです。 男性のクラミジアは、女性への感染源となることが一番の問題でしょう。 女性の症状 ほとんど症状がでないよ 男性でも症状がでないことが多いクラミジアですが、女性ではさらに症状がでにくいです。 女性では症状が出ないのが普通で、症状がでるのは感染者の2割くらいです。 これが女性のクラミジア感染の問題点でもあります。 そして、症状が出ないために感染に気づかず、クラミジア感染が放置されたままとなる女性が非常に多いです。 最初、女性の膣から侵入したしたクラミジアは、子宮頸部(しきゅうけいぶ)や子宮頸管(しきゅうけいかん)に感染して、子宮頸管炎を発症します。 子宮頸部とは膣の一番奥の部分で、子宮への入り口となる部分です。 子宮頸管は膣と子宮とをつなぐ管です。 クラミジアはこの部分に感染します。 主な症状 感染初期におこる子宮頸管炎の症状はこのようなものです。 症状としては非常に軽いものがほとんどです。 クラミジアによる子宮頸管炎では、オリモノに異常があらわれることがあります。 白色から薄い黄色の水っぽいオリモノとなったり、オリモノの量が少し増えることもあります。 ただ、クラミジアによるオリモノの異常はそれほど目立たず、わかりにくいことがほとんどです。 また、クラミジアが感染した子宮頸管は出血しやすくなるため、少量の不正出血が続くこともあります。 他にはセックスのときの軽い痛みや下腹部の違和感、軽い生理痛のような痛みがでることもあります。 症状がでることは少ない クラミジアによる女性の一般的な症状はこのようなものです。 しかし、先ほど述べたように、このような症状がでるほうが珍しく、普通は症状がでません。 そして、症状があらわれた場合でも症状は数週間で治まることがあります。 ただし、自然治癒したとは限りません。 クラミジアが進行すると 子宮へ入っていくクラミジア 女性がクラミジアに感染するとかなりのスピードで上へと進んでいきます。 ただ、進行の仕方には個人差がありますので、必ずしもこのようになるわけではありません。 また、クラミジアはどこかの段階で自然治癒する可能性もあります。 最初に入ってきたクラミジアの量が多い場合には、かなり早い段階から子宮付属器炎や骨盤腹膜炎、肝周囲炎の症状が出ることが多くなると考えられます。 感染から1ヶ月くらいで急性の症状を発症することもあります。 逆に、入ってきたクラミジアの量が少ない場合にはほとんど症状がないまま進行し、症状がないままで子宮付属器炎、骨盤腹膜炎へと進行していきます。 そのまま慢性の感染となり、感染から何年か過ぎてからだんだんと症状がでてくることもあります。 子宮内膜炎の症状は主にこのようなものですが、無症状や症状の軽い場合が多いです。 特に、感染が長引いて慢性化したような場合は、無症状のことが多くなります。 それでも、悪化した場合には発熱や強い痛みとなってあらわれることもあります。 痛みがある場合には生理痛のような痛み、または子宮付近を指で押したときの圧痛となってあらわれます。 また、臭いや色のあるオリモノとなったり、不正出血をおこすこともあります。 他には、排尿痛や頻尿となることもたまにあります。 早産の原因に この子宮内膜はお腹の中の赤ちゃんが成長するところで、ここにクラミジアなどの細菌が感染したまま妊娠すると早産や流産となることがあります。 ただ、子宮内膜にはクラミジアが感染することは少なく、普通は大腸菌などの一般細菌による子宮内膜炎が多いです。 このため、子宮内膜への感染はクラミジアよりも、一般細菌のほうが問題となります。 それでも、クラミジアに感染している人では、同時に一般細菌も増えていることが多いです。 子宮付属器炎の主な症状はこのようなものです。 特に下腹部痛と発熱が出ることが多いです。 症状の程度はさまざまで、炎症が軽い場合にはほとんど症状はありません。 重い場合には卵管や卵巣が何倍にも腫れ上がって、下腹部の激痛となってあらわることもあります。 下腹部痛は卵管や卵巣周辺を指で押したときの圧痛としてあらわれます。 セックスのときに痛みや腰痛となってあらわれることもあります。 発熱の程度もさまざまで、微熱のときもあれば、症状が重い場合には39度を超えるような高熱となることもあります。 寒気や吐き気となってあらわれることもあります。 状態が悪化しているほど激痛や高熱となってあらわれることが多いですが、全く症状がなくても重症のこともあるので注意が必要です。 そのまま放っておくと、突然に痛みや発熱のような症状が出る可能性があります。 また、感染が長引いた慢性の感染では、徐々に症状が強くなっていくことが多いです。 最初の頃は無症状でも、だんだんと痛みが強くなっていくことがあります。 もしくは、原因不明のお腹の鈍い痛みや違和感として長く続くこともあります。 他の症状としては、オリモノが増えたり、膿のようなオリモノとなってあらわれることもあります。 不妊の原因に 子宮付属器炎が長引くと、卵管が狭くなったり閉じてしまうことがあります。 卵管の内側にある線毛に異常がでることもあります。 卵管が閉じてしまえば卵子・精子が通れなくなり、卵管に膿がたまっても排出できないため、卵管周辺の激痛となることもあります。 卵管の線毛は卵子が運ばれるのを助けていますが、線毛に異常がでると卵子を上手く運ぶことができません。 この場合は子宮外妊娠となることが多くなり、正常な妊娠が難しくなります。 子宮外妊娠では妊娠した女性の命にかかわることもあります。 現在では不妊治療が進歩しているため、内視鏡手術などで治療も可能です。 しかし、卵管・卵巣が完全に元に戻ることはなく、治療が上手くいかない場合も多いです。 クラミジアで不妊になるよ そして、子宮付属器炎は一般細菌が原因になることは少なく、クラミジアが原因となることが多いです。 さきほど述べた子宮内膜炎とは逆です。 つまり、クラミジアというのは卵管に感染して、不妊や子宮外妊娠を非常におこしやすい細菌であるということです。 これが女性のクラミジア感染において一番の問題となります。 骨盤腹膜炎の主な症状は、下腹部の痛みと発熱です。 症状が重い場合には立っていられなくなり、動くだけで激痛となるので歩けなくなることもあります。 盲腸(虫垂炎)や陣痛のような激しい痛みとなり、救急車が必要になることもあります。 このような場合には高熱がでることが多いです。 高熱に伴う寒気や吐き気があらわれることもあります。 感染が長引いているような慢性の感染の場合には、下腹部の鈍痛が長く続いたり、腰痛・性交痛となってあらわれることが多いです。 それでも、ほとんど症状が無いこともあります。 しかし、そのまま放っておけばいつかは重い症状があらわれる可能性もあります。 入院して治療 骨盤腹膜炎では重症のことが多く、普通は入院が必要となります。 症状が軽くても通院ではなかなか良くならないことが多いです。 また、治療後も慢性的な痛みが後遺症として残ることもあります。 肝周囲炎の主な症状はこのようなものです。 右上腹部の痛みは右のろっ骨のあたり、胃から脇腹右上にかけての強い痛みとして、胃痛や腹痛のような形であらわれます。 息をするのもつらく、深呼吸できないほどの痛みとなることもあります。 ろっ骨をちょっと叩いただけ、触れただけで激痛が走るぐらいになることもあります。 肝周囲炎では熱がでることもありますが、微熱となることが多く高熱がでることは少ないです。 肝周囲炎は強い痛みというのが特徴的で、発熱があることも多いですが、それ以外の目立った症状は特にありません。 原因不明の胃痛に そして、肝周囲炎では一般的な検査では異常が見つかることはなく、最初は正常と判断されてしまいます。 このため、病院へいっても原因不明の胃痛や腹痛として扱われることがよくあります。 お医者さんでも原因が分からないので、あまりに症状が激しい場合にはとりあえず試験的にお腹を開いてみることもあります。 それほど、お医者さんでもあまりなじみのない、珍しい症状であるともいえます。 しかし、この肝周囲炎までくるとかなり深刻で、骨盤腹膜炎と同様にかなりの激痛で救急車で運ばれることもあります。 肝周囲炎が発症する年齢としては主に若い女性に多く、35歳以下の女性、特に10代後半から20代前半の女性がほとんどです。 これは、クラミジアに感染しやすい年齢と同じです。 女性の症状まとめ 無症状でも深刻なことに 女性ではクラミジアは症状が非常にでにくく、感染初期や軽症のときは症状がでないのが普通です。 このため、初期に症状がでて病院へいく女性は珍しいです。 また、クラミジアに感染しても、感染したすべての女性でクラミジアが進行するわけではなく進行の仕方には個人差があります。 治療せずに放っておかれた場合でも、子宮付属器炎や骨盤内膜炎まで進行するのは感染者の4割くらいです。 このうち、5人に1人がクラミジアによる不妊となると考えられます。 このように、クラミジア感染はかなりリスクが高いものです。 感染が放置される クラミジアは簡単に治るので、発見されれば普通は放置されることはありません。 このため、クラミジアが感染後にどのような経過をたどるかは正確には分かっていません。 自然に消えることがあるという意見もありますし、逆に自然治癒はせずにずっと体内に残るという意見もあります。 どちらにしても、早期にクラミジアが発見されないとき、女性では深刻な問題となる可能性があります。 新しいパートナーができた女性、普段のパートナーの多い女性などは気をつけたほうがいいでしょう。 日本ではクラミジアは感染者が100万人以上いると推定され、誰もが感染する可能性があるものだからです。 性行為を行う女性なら誰にでも感染する可能性があります。 淋病とクラミジア また、女性の場合はクラミジアだけでなく、淋病にもクラミジアと同様に気をつける必要があります。 女性では、淋病とクラミジアは同じような症状となってあらわれます。 子宮内膜炎、子宮付属器炎、骨盤腹膜炎、肝周囲炎は女性の淋病でもクラミジアと同じように発症します。 クラミジアと淋病では発症の仕方や症状もかなり似ています。 ただ、数としてはクラミジアに比べて淋菌が原因の子宮付属器炎、骨盤腹膜炎は少ないです。 それでも、女性の淋病もクラミジアと同様に、放置されると深刻な状態になることがあります。 結膜炎 目への感染 かなり昔はクラミジアによる結膜炎が、トラコーマとして日本でも流行していました。 トラコーマでは失明することもあります。 しかし、日本など先進国は衛生状態がよくなったため、現在ではトラコーマはほとんど見られなくなりました。 このトラコーマをおこすクラミジアと性器に感染するクラミジアは別のものです。 しかし、日本で流行している性器のクラミジアでも、目に感染して結膜炎をおこすことがあります。 精液や膣分泌物のついた手で目を触ったりすることが原因です。 クラミジアによる結膜炎では、眼球が充血して赤くなったり、かゆみが出ることがあります。 トラコーマに比べると症状はずっと軽いですが、感染すると治療が必要となります。 このため、セックスのときはなるべく目を触らないほうがいいでしょう。

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