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『名探偵コナン』安室透/バーボン/降谷零ーートリプルフェイスを持つ男、その底知れぬ魅力|Real Sound|リアルサウンド ブック

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安室透/バーボン/降谷零の3つの顔 彼はトリプルフェイスを持つ男。 あるときは、私立探偵「安室透」、またあるときは黒の組織の「バーボン」、そして、その本当の顔は公安警察「降谷零」という、二次元ならではのミラクルなキャラクターです。 今回は、この3つの仮面の使い分けのお話です。 声優の古谷徹さんがインタビューで 「3つの顔を持ってるっていうのは、多分3倍モテるんじゃないかと思うんです」と語ってましたが、まったくおっしゃるとおりです。 私はダークヒーローにに魅かれるクセがあるので「安室透」より「バーボン」のときのが好きです。 でも「ゼロの執行人」で「本質」(降谷零の顔)が分かってきて、やっぱり本人そのもの(降谷零)が一番かもと思ってるところです。 jp) 安室さんの表の顔は、爽やかな笑顔の 私立探偵・安室透です。 毛利小五郎に弟子入りしたイケメン探偵で、毛利探偵事務所の一階の喫茶店「ポアロ」でバイトしています。 たまにFBIなどに突っかかりますが、常に人当たりがよくてコミュニケーション力が高く、誰とでもそつなく仲良くできる人です。 「ポアロ」でバイトしているのは、きっかけは「眠りの小五郎」の推理力に感心したからですが、今はそれがコナンの推理力だと分かってます。 特技はボクシング、テニス、ギター、料理、なぜかピッキングもうまいというハイスペックな人です。 「ポアロ」では料理上手でお客のJKにモテモテ、でも、普通にスーパーに買い出しにも行っちゃいます。 「ハムサンド」はパン職人にストーカーされるほどの美味しさで、ケーキも絶品です。 全体的に人好きのする好青年という感じですね~。 よい感じです。 jp) 裏の顔の1つは、 黒の組織の「バーボン」です。 このときの彼は、シニカルで危険な香りが漂う蒸留酒のようです。 彼はコナンの幼児化の原因にもなった黒ずくめの組織の一員で、 情報収集のスペシャリストとして動いています。 「名探偵コナン」には推理力のある人がゴロゴロ登場しますが、彼のスペシャルな点は、 観察力、洞察力、そして情報収集をするときの心理操作の巧みさですね。 組織随一の「探り屋」とキールが言ってましたし、 多くの情報を瞬時につかむスピード感のある観察力の持ち主です。 そして、 会話の中から人の情報を探り出すのが得意です。 人当たりよく警戒させずに口を滑らせたり(高木刑事)、挑発して相手の劣等意識を刺激し、その後うっかりしゃべるように仕向けたり(キャメル捜査官)と、人間のさまざまな心理をうまく突いて情報を引き出しています。 組織の中では、 ベルモットと一緒に行動することが多いです。 ベルモットはコナンたちの安全を気にしてますしね。 関係ないけど、中の人(声優)は元夫婦でした。 「ミステリートレイン」では、ベルモットとともにシェリー(灰原哀)を捕まえようと列車に乗り込み、このとき自分で告げて黒ずくめの組織の一員「バーボン」と判明しました。 jp) 彼の3つ目の顔は、 警察庁警察局警備企画課(通称ゼロ)で働く「降谷零」です。 いわゆる、 公安警察です。 この顔のときがねー、映画でめっちゃかっこよしなのです!!! もう1つの隠れた顔なんですが、 これが本名で本来の仕事です。 でも、公安警察の人間が「自分は公安だ!」と言いふらすことなんてまずない(潜入捜査が基本)ので、裏の顔っぽく見えます。 公安の仕事をしているときの彼は、「正義」のために戦う戦士みたいにかっこいいです。 公安は一般人の安全より 「国益を第一」と考えるため、無理な違法捜査もすると噂される機関ですよ。 (前身が「特高」なので大きな権力を持ってます) つまり、彼は公安人間で、その職務で黒づくめの組織に「バーボン」として潜入している捜査官なのでした。 そして、公安の顔のとき(「ゼロの執行人」)は、かなり厳しい上司です。 ハイスペックな人ってたいがいそんな感じですよね、風見さん、がんばって~。 劇場版「純黒の悪夢」では、黒の組織に「公機関のスパイ」とバレかけて、その後も組織幹部の ジンには疑われています。 ベルモットにも忠告されているので、かなりヤバイ立場ですよ。 これからまた動きがあるでしょう。 jp) 安室透のアニメ初登場は2012年でした。 映画で主役になるほどのコナンの主要登場人物としては、新しいです。 始めは、彼が作品の人気をかっさらうほどのメインキャラになるなんて思ってなかったですけど・・・ さすが、トリプルフェイスです。 まだまだ過去の解明が進んでいないキャラなので、それがまたまたミステリアスな魅力を増す原因になってます。 彼の過去は、ちょこちょこ回想の中で出てきているので、これから分かってくるのでしょう。 両親とか生い立ちとか、黒の組織との関係とか、かなり気になりますね。 楽しみです。 アニメ「名探偵コナン」の中の安室透が登場する回はこちらにまとめていますよ。 アニメ初登場は667話です。 動画配信サービスHuluは、同じ日本テレビ系列なので、 アニメ「シーズン21」までの他に劇場版20作品も期間限定(7月1日まで)で配信中です。

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『名探偵コナン』安室透/バーボン/降谷零ーートリプルフェイスを持つ男、その底知れぬ魅力|Real Sound|リアルサウンド ブック

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顔を見たてんちむ曰く、 顔出しをして、実況した方がいい! との事で、よっぽど 可愛いのでしょう。 動画では 可愛らしい上履きが印象的で、 3次元でも、 動画のキャラのままで素晴らしいです。 そして、うごくちゃんの顔バレですが 東京ゲームショウの会場で、プロゲーマFOXさんの 「 後ろに居るのが、うごくちゃんじゃないか?」と話題になっています。 同じ上履きを履いているので、 うごくちゃん本人で、ほぼ間違いなさそうですね! しかし、この画像だと顔が分かりにくいですが 過去にうごくちゃんは 自撮りで素顔を公開していました! 自撮りで素顔が?うごくちゃん顔バレ! うごくちゃんですが、2016年に にて素顔を公開しています! こちらが 自撮りで、 うごくちゃんの顔画像です! 顔も服装もレベルが高く、 かなり可愛らしいですよね。 東京ゲームショウの時と、 同じ髪型で、服装の雰囲気も似ているので 本人の可能性がかなり高いです! もしかしたら 別人という可能性もありますが、 他人の画像を、上げるという事も考えにくいので まず本人でしょう。 これだけ可愛ければ、 てんちむさんが、 顔を出したほうがいい! と言うのも納得ですよね。 そんな、うごくちゃんですが その 地声がヤバいと話題になっています。 地声がヤバすぎる? うごくちゃんは、動画の時は 声を作っていると発言しています。 つまり私生活では、 また別の声でしゃべっているという事ですね! そうなると、 うごくちゃんの地声も気になってきますが、 何と、 動画内で地声を公開していました!! 地声は 動画より低い声で、真面目な印象ですね! それでもやっぱり、 地声も可愛いと思いました。 動画の声とはまた別の魅力で、 どちらも良いと思います。 しかし、結構声が変わっているので、 うごくちゃんは、 プロの実況者だなと思いました。 そして、うごくちゃんですが 性別が男だった?という話があります! 実は性別は男? うごくちゃんは、 可愛らしい女性だと思うのですが、 自分の事を 男と発言していた時期があります。 確かに本人が発言したら、 男なんじゃないか?と思いますよね! しかし、うごくちゃんは 完全に女性です!! 男の人で、あんなに可愛い声を 出せる人が居たらビックリですよね! そして、うごくちゃんの年齢ですが 意外にも成人している事が分かりました! 年齢は何歳? うごくちゃんですが、 その声から子供っぽい印象がありますよね。 しかし、実際には 成人している大人の女性です! ツイッターにて、自分の年齢を公開していました。 うごくちゃんの 年齢は20歳です! また、うごくちゃんの 誕生日ですが 2月11日です! 誕生日を、リスナーのみんなに祝ってもらい、 相当嬉しそうな様子です! うごくちゃんも、どんどんファンが増えていますが 気になる収入はどれくらいなのでしょうか? 月収や年収は? 現在のうごくちゃんですが、 1か月で 150万回も動画が再生されており、 かなりの人気実況者なっています! うごくちゃんは、 1つの動画に広告を6つ程つけており、 普通のYoutuberより 収入は多くなります。 なので、まずこの広告収入だけでも 月収20~30万は稼いでいます。 またそれにプラスして、 企業案件もしているので、そのお金も入っていきます! さらに、うごくちゃんにとって大きいのが、 Youtubeライブ 生放送 での収益です! 何と、1回の生放送で 数万円稼ぐこともあり かなり大きな収入になっています! これは、うごくちゃんの生放送を 「 見たい」と思うファンが多い証ですね! これらを合計すると、 うごくちゃんの 月収は50万円を超えており、 20歳としては、かなりの高収入です! 年収にすると600万以上ですが、 すごい勢いで伸びているので、 今後、年収1000万も超えてくると思います! 自分のキャラクターを生かして、 ここまで稼ぐのは、本当に凄いですよね。 そんなうごくちゃんですが、 何で、 うごくという名前なのでしょうか? うごくちゃんの由来は? うごくちゃんですが、 かなり個性的なニックネームですよね! その名前には、うごくちゃんの 気持ちが込められていました! 「 誰かの心を少しでも動かせたらなと」 すごく純粋で良い由来ですよね! うごくちゃんには、 これからもたくさんの人の心を動かして 欲しいと思うのですが、何と 個性的な弟が居る事が判明しました! 弟も声が凄い? うごくちゃんですが、過去に一度だけ 弟が動画に出演しています! そして、その声ですが ビックリするくらい幼い印象です。 子供らしい印象の弟ですが、 実際には 中学3年生 現在、高校1年生 との事です。 凄い ショタ声なので、 高校生というのは、信じられないくらいですよね! しかし、うごくちゃんもロリ声なので、 その辺りは似たのでしょう!笑 うごくちゃんは、弟の話題を出すとき とても楽しそうなので、 これからもまた 動画に出てほしいと思いました。 そして、うごくちゃんですが 声も顔も可愛いので、かなりモテそうですよね! 恋愛はしているのでしょうか? 彼氏は居るの? うごくちゃんは、人気もあり 顔も良いので、たくさんの男性が寄ってきそうです! 最近では、同じYoutuberの 総長ウララと よくコラボするなど、仲が良さそうですね! さらに二人は、動画以外でも 気軽にスカイプする仲という事で 特別な仲なのでしょう。 さらに、二人の動画を見てみると 息がピッタリなので、 付き合っているのかな? と思ったのですが、二人は 「 付き合っていない」と明言していました! そして、うごくちゃんの恋愛について さらに調べていくと、 意外な事実が発覚しました。 何と「 彼氏ができた事がない」と発言しています。 うごくちゃん、とても可愛らしいので これにはビックリですよね! さらに現在、 彼氏募集中との事で みんなにチャンスがありそうです! うごくちゃんは、 「 信頼できる人としか友達にならない」 と発言しており、意外とガードが堅い印象ですが ぜひ、素敵な男性とお付き合いして欲しいと思いました。 まとめにゃ~ ・うごくちゃんの素顔は、とても可愛い ・地声と動画の声は変えている ・性別は女性 すごくちゃんは、 その独特なキャラクターを生かして Youtubeで成功しており、 とても賢いなと感じます。 うごくちゃんのようなYoutuberって 他に居ないので、 これからもドンドン成功していきそうですね!.

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バーボン・ウイスキー

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風邪ひきバーボンと看病をするライのお話。 ライとバーボンは任務の為に赴いた地で暫く生活する事になった。 が、借りられていた部屋にはベッドが1つしかなく交代で使う事に。 ある日、任務を終え帰宅すると、熱を出しソファでぐたっりしているバーボンを見つけライは看病する事にした。 微注意:看病の為にするディープなキス風の描写があります。 バーボンが高熱のせいで多少変な声上げてます。 苦手な方はそこだけ目を瞑って読み飛ばしてください。 ・看病してるだけの話なのに長い ・殆ど2人の会話なのに驚く程長い ・バーボンは熱に浮かされ凄まじく子供っぽくて偏差値めちゃ低い&平仮名が増える ・ライが好きなのにバーボンは無自覚で普段ツンツン気味 ・ライ的には恋愛感情無しで世話焼きお兄さん状態 上記が苦手でない方、少々お時間を頂ければ幸いです。 頭を撫でさせるのが(凄く)好きみたいです。 書いてて最近自覚しました。 あとハグも好物のようです。 ここ数日、各々に任務を言い渡され別行動を取っているライとバーボン。 どちらもそつなくこなし、評価も上々だった。 早朝から取り掛かっていた任務が終わり、いつもと変わらず不愛想な顔でタバコを咥えながら帰宅したライ。 ここのところはまともに休む暇もなく、疲れが溜まっていた。 【ライ】「(怠い。 疲れた。 限界だ……)」 今日はベッドが使える日ということもあり、早々に就寝してしまおうと真っ直ぐ寝室へ向かっていたが、リビングのソファから荒い息使いが聞こえてきた。 【ライ】「(今日は遅くなると言っていたが先に帰っていたのか)」 同居人も同じく今日は仕事があり、遅くなると聞いていたライ。 予定よりも随分早い帰宅のようで『手際よく済ませたのだな』と感心したが、疲れから労いの言葉をかける余裕は無かった。 寝室のドアに手を掛けたが、いつもは玄関扉を開けた時点で『おかえりなさい』と言いながら必ず嫌味を1つ2つ投げてくるバーボンなのに、一言も無いのが気になったライ。 息苦しそうな呼吸は一向に治まる様子は無い。 なんの物音もしてこず、動いている気配すら無い。 ただひたすらハァ……ハァ……と聞こえてくるだけだった。 【ライ】「(なんだ? ヤバイ薬でも飲まされたか?)」 あまりにも苦しそうにしているので、心配になってきたライ。 ソファへ近づき背もたれ越しに声をかけてみる。 【ライ】「おいバーボン、何かあったか?」 【バーボン】「へ? あ、ライいつの間に? おかえりなさい。 別に何もないですよ?」 ライが帰っていた事にも気づいていなかったバーボン。 だいぶ注意力が落ちている。 【ライ】「やけに息が荒いぞ」 【バーボン】「そう、ですか? そんな事はないかと……」 指摘され気まずそうに視線を逸らす。 【ライ】「(どう見ても苦しそうだろ。 顔は赤いし随分汗をかいてる。 やたら怠そうで顔を向けるのも辛そう……)ん? お前もしかして」 何かに気づき、バーボンに煙がかかる前に、慌てて咥えていたタバコを灰皿にギュッと押し付け火を消した。 ライはソファの前へ回り込み、かがんで膝を床に付けるとバーボンの顔に近づいていった。 【ライ】「ちょっと触るぞ」 【バーボン】「え、やだ、ライ近寄らないで!」 有無を言わさずバーボンの額に手を当てるライ。 その額はとても熱くなっており、発熱しているのは明らかだった。 【ライ】「やっぱり。 お前熱があるじゃないか。 しかも高いだろ」 【バーボン】「気のせいですよ! いいからライは離れてください」 バーボンはライの手を払い退け、辛そうにしながら顔を背けた。 【ライ】「お前、それって伝染したくないからだろ?」 【バーボン】「違いますー。 ライ相手に僕が気を遣うわけないじゃないですか。 だからあっち行ってください。 放っといてくださいー! ケホケホ」 【ライ】「咳まで出て完全に風邪だろうが」 状況を把握しようと表情ばかり観察していたライ。 『全くこいつは素直じゃないな』と思いながらソファに横たわるバーボンを改めてよく見てみた。 驚いた事に上半身は服を着ておらず、ろくな物を掛けていない。 風邪引きとは思えないような恰好をしていた。 【ライ】「って、なんでろくに服着てないんだ!? しかもこんなシーツみたいな薄いもんしか掛けないで、何やってんだ」 【バーボン】「だって、服着ると暑いから……やだ」 呆れ顔のライを見て少し凹むバーボン。 子供のような言い訳をした。 【ライ】「やだ、じゃない。 お前はガキか。 暑いのは熱のせいだろ。 ほら、ベッド行くぞ」 グイッとバーボンの腕を掴み、起き上らせようとするライ。 【バーボン】「ダメですよ! 今日はライが使う日です! 1つしか無いから順番だって決めたでしょ!? 」 断固拒否! とばかりに動こうとしないバーボン。 ライは、はぁー……っと長い溜め息をつきながら、バーボンの背中と膝裏に腕を通しひょいっと抱き上げた。 手足をバタつかせ暴れられたが、ライは全く動じない。 時々ポコポコと腕が顔に当たっているがちっとも気にしていなかった。 【バーボン】「ねぇ! ライ!」 【ライ】「バカ野郎。 病人をこんなソファに寝かせられるか」 【バーボン】「やだー! ダメ! 僕はちゃんと決めた事は守る人なの!」 完全に駄々っ子と成り果てたバーボン。 普段のすましたポーカーフェイスは見る影も無い。 【ライ】「(熱のせいか言動がやたらガキっぽくなってるな。 いや、ガキっぽいのは普段と変わらんか)フッ」 【バーボン】「? なんで笑ったの?? 」 【ライ】「お前がお子様だからだ」 【バーボン】「そんな事ないもん! 僕しっかりした大人だよ!? ライのバカー!」 【ライ】「もん、ってお前なぁ……。 (発熱してるバーボン面白いな)」 抵抗されながらも無事ベッドまで辿り着いたライ。 ゆっくり下ろし寝かせると、枕の位置を調整して頭をそっと乗せてやり、布団を掛けた。 【バーボン】「……ホントにいいの? ライは朝からお仕事で疲れてるでしょ? ここで休んだ方が疲れ取れるよ?」 【ライ】「お前は優しいな。 俺は大丈夫だ、今日は楽な仕事だったよ。 だから気にしないでここで寝ろ」 帰宅した時は、直ぐにでも倒れ込みたいと思っていたライだが、そんな素振りは微塵も見せない。 【バーボン】「僕優しくないもんっ! いつもいじわるしてごめんね。 さっきもバカとか酷いこと言ってごめんなさい。 あと、叩いちゃった……」 熱の怠さで重たくなった腕を、精いっぱい伸ばしライの頬を擦るバーボン。 【バーボン】「痛いのごめんね……」 【ライ】「フフ、今日はやけに素直だ。 痛くなど無いよ。 ちゃんと謝れて偉いな。 だからベッドは譲ってやる」 完全に子供扱いしているライ。 【バーボン】「んー……ライありがと。 僕ベッド借ります」 【ライ】「いい子だ」 よしよし、とバーボンの頭を優しく撫でるライ。 【バーボン】「むー。 僕子供じゃないよ?」 【ライ】「ああ、わかってるさ。 嫌だったか?」 【バーボン】「んー、イヤじゃないかも。 ちょっと嬉しいかも」 【ライ】「そうか」 フッと柔らかく笑うライ。 つられて、エヘヘーと笑うバーボン。 滅多に無いライの優しい笑顔を見る事が出来てなんだか嬉しかった。 【ライ】「薬を持ってきてやる。 大人しくしてるんだぞ」 【バーボン】「うん。 ライ優しい。 ちゃんと大人しくしてるね」 【ライ】「(駄々っ子から素直なお子様に進化したな)」 常備してある風邪薬とミネラルウォーター、桶に水を汲みハンドタオルと一緒に持ってきた。 後は上半身裸の風邪引きに服を着せようと、自分のカットソーを手に取り寝室に戻った。 【ライ】「(断りなく荷物を漁るのは流石に悪いからな。 取りあえずは俺のでいいだろう)」 ベッドまで戻るとバーボンを起き上らせ、『取りあえずこれを着ろ』と服を渡したが『暑いからイヤ』と言って押し返された。 『あ゛?』と少しイラッとしたライは、動けないバーボンにスポっと被せ無理やり着せた。 【バーボン】「……おこってる?」 【ライ】「怒ってない。 悪化したくないだろう? ちゃんと着てろ。 な?」 【バーボン】「……うん」 病人相手に凄んでしまい『大人気なかったか』と少し反省し、下を向いてしまったバーボンに『悪かった』と言いながら頭を撫でた。 【バーボン】「ううん、ライは正しい。 聞いたこともないライ。 良くわからない言葉に2人とも脳裏に ? を浮かべていた。 『もう横になれ』と言ってバーボンを寝かせると、持ってきたタオルを濡らして絞り、サラッと前髪を掻き分け額に乗せた。 【バーボン】「ん……冷たくて気持ちいい。 ライありがとう」 【ライ】「気にするな。 薬を持ってきたが、何か腹に入れてからの方がいいな。 食えそうな物はあるか?」 【バーボン】「うーーーん、あんまり食欲ないや」 【ライ】「粥くらいは食えそうか?」 【バーボン】「うん、それなら食べられそう」 【ライ】「そうか。 じゃあ少し待ってろ。 寝てていいからな」 【バーボン】「うん」 台所へ行き小鍋で粥を作り始めたライ。 しかし、料理に慣れていないせいで火加減がよくわからず、吹きこぼしてしまう。 【ライ】「少し焦げたな。 ………………。 大丈夫な所だけよそろう」 【ライ】「他に何かあったか……梅干しがあるな。 乗せておくか。 後は塩、で良かったか?」 粥をよそった椀を、蓮華と一緒に盆に乗せ寝室へ戻る。 ドアを開けると、ウトウトして瞼同士がくっつきそうになっているのに、眠気に負けないよう体を起こし耐えているバーボンが目に入ってきた。 【ライ】「バーボン、粥作ってきたぞ。 全く、寝てていいと言っただろ? なんで無理して起きてるんだ」 【バーボン】「ん……ライがんばってくれてるから、ちゃんと待ってたかったの」 【ライ】「無理すると熱があがるぞ?」 【バーボン】「ごめんなさい」 ライの口調は優しく、怒られたわけではないがシュンとなって謝るバーボン。 【ライ】「(しおらしいバーボンは随分可愛いな)」 【ライ】「怒ってないから落ち込むな。 ほら、取りあえずこれ食え」 【バーボン】「ライありがとう。 ライ優しくて好き」 熱で頭が働かないのか、バーボンは素直な気持ちが口から漏れ出ていた。 しかし、本人は気づいていない。 【ライ】「(こいつが俺を好きだと言うなんて、熱で混乱してるのか? 余程高いんだな。 早く寝かせてやらないと)」 普段の態度を見るに、絶対言いそうにない言葉を聞いたライ。 『思考が鈍るほど風邪が酷くなっているのか』とバーボンの身を案じていた。 【ライ】「熱いからよく冷ませよ」 【バーボン】「うん。 うん? なんか焦げ臭い?」 【ライ】「……気のせいだ。 文句言わず食え」 【バーボン】「ライはお料理苦手なんだね。 クスクス」 【ライ】「仕方ないだろ。 そのまま食えるもんを適当に買ってくるから、作る必要がないんだ」 【バーボン】「カロリーがあるバーとか、ジューッって飲み干せるゼリーとか? あと、ジャンクなフードとかかなぁ……?」 同居中とは言え、任務の内容によっては全く顔を合わせない日もある。 食事を取るタイミグが違う為にお互いの食に干渉した事は無かった。 ライの適当な食生活が露呈した瞬間である。 【ライ】「いいから早く食え」 【バーボン】「はぁい。 いただきます。 フーフー……あちっ。 モグモグ」 ゆっくりとだが口に運び食べる事は出来ている。 しかし、フーフー、と粥に息を吹きかけても、体の怠さで上手く蓮華が扱えておらずちゃんと冷ませていない。 バーボンにとって『少し冷めたかな?』というレベルにしかなっておらず、とても食べ辛そうだ。 見かねたライが声をかける。 【ライ】「ハハ、下手だなバーボン。 貸してみろ」 【バーボン】「え、ライがフーフーしてくれるの?」 【ライ】「病人だからな。 【ライ】「(ホォー、された事がないのか。 する人間がいなかったか? 体調崩した時は誰が看病していたんだ? いや、熱を出した事が無いという可能性も……ありうる)」 一口分の粥を蓮華で掬い、フーフーっと食べやすくなるまで冷ますとバーボンの口元へ運んだ。 【ライ】「ほら」 何故か不服そうな表情のバーボンは口を開かない。 【バーボン】「あれ言って欲しいです。 あーん、ってやつ」 【ライ】「はぁ!? そんなの言わなくても食えるだろ」 【バーボン】「ダメ? して欲しいな。 あーんして食べたいな」 熱のせいで潤んだ瞳で上目遣いするバーボン。 計算しているわけでは無くただの風邪引き。 【ライ】「うっ……(この表情はなんかヤバいな)甘やかしてやると言ったんだ、仕方ない」 観念したライは病人の要望に応える事にした。 食べさせてもらえたことが嬉しくて仕方ない。 【ライ】「(本当に嬉しそうに笑うな。 【バーボン】「あれ? 僕食欲なかったのに食べちゃった」 【ライ】「食えて良かったな。 声を上げて大きく笑った。 【バーボン】「大声で笑うなんて珍しい。 ハハハ」 【バーボン】「ライひどいよぅ」 【ライ】「あー、すまなかった」 頭を撫でながら申し訳なさそうにライが言うと、『もういいいよー』と笑って許してくれた。 【ライ】「さ、良い子は寝る時間だ」 【バーボン】「うん。 ライ、眠るまでいてくれる? あ、でも、伝染るからやっぱりいいや」 体をゆっくりと横にさせながらライにお願いしたバーボン。 熱で気が弱っているせいか、本当は傍にいて欲しい。 しかし、伝染してはいけないとすぐに発言を撤回した。 【ライ】「いいよ。 暫くいてやる」 【バーボン】「よかった。 ありがと……」 弱々しい声で笑顔を見せながら礼を言う。 ライは温かくなってしまったタオルを再び濡らし、程よく絞ると額に乗せた。 余程体力を奪われていたのか、間もなくしてスヤスヤと眠り始めた。 暫く様子を見ていたが、熱が上がってきているのか、バーボンがうんうんと苦しそうにし始めた。 ライは部屋を離れるのをやめ、落ち着くまで付き添う事にした。 [newpage] 【バーボン】「んん……あ、う……ん……ハァ……ハァ……うん、ん……」 【ライ】「……………………。 (熱の辛さで唸ってるのはわかってるんだが、変な気分になるな……最低か俺!)」 ちょっと悶々とするライ。 【バーボン】「ん……ライ? まだいてくれたんだね……」 ぼんやりと目を覚ましたバーボン。 ライの姿が目に映り安心したのか、ホッとした顔をしている。 【バーボン】「あのね、暑くて……汗すごいの、ハァハァ……脱いでいい?」 【ライ】「駄目だ。 熱を下げる為にかいてる汗だ。 着替えさせてやるから待ってろ」 【バーボン】「ハァハァ……着替え? えっちな事しない?」 【ライ】「病人相手にするか!」 【バーボン】「怒られたぁ。 冗談なのにー。 (病人じゃなかったらするのかなぁ?)」 素朴な疑問が浮かんだが、熱ですぐに忘れたバーボン。 思考能力はだいぶ低下している。 【ライ】「俺の服でいいか?」 【バーボン】「あ、それはわるいよー。 僕が使ってるクローゼットあさってもらっていい?」 【ライ】「いいのか? 余計なものまで漁るかもしれないぞ?」 【バーボン】「まずいものを掴まれるようなヘマを僕がするとお思いですか? フフフフフ」 ニヤリと笑うバーボン。 【ライ】「(……あくどい顔してるな。 意外と元気そうだ)」 【バーボン】「なーんて、ライはそんなことしないよ? だから大丈夫」 【ライ】「(普段突っかかってくるわりには信用されているんだな)じゃあ、適当に持ってくるよ」 【バーボン】「うん」 バーボンの着替えを取りに行くついでに、桶の水を替え、体を拭く為に大きめのタオルも持ってきた。 【ライ】「ほら、脱ぐの手伝ってやる。 起き上がれるか?」 熱で力が出ないのか、ぐったりとした体をゆっくり起こすバーボン。 ライが手を貸そうとしたが『だいじょうぶだよ』と言って1人で起き上った。 【バーボン】「ね? 起きられたでしょ? ウフフ、ライおかあさんみたいだ。 きっとおかあさんってこんな感じだよね?」 【ライ】「(きっと……? 母親を知らないのか?)誰が母親だ。 ん? じゃあやっぱりお前はお子様ってことになるな」 冗談を言いながらバーボンの服をポイポイっと脱がせていくライ。 【バーボン】「ちがうよー! 僕子供じゃないもんっ! あ、でも、こうして構ってもらえるなら子供でもいいかなー? エヘヘ」 今の状況が楽しいのか、嬉しそうなバーボン。 【ライ】「大丈夫か? 熱上がったか?」 【バーボン】「なんかライがいじめる」 プイッとそっぽを向いてしまったバーボン。 ライは『冗談だ』と言いながら頭をポンポンと軽く撫でた。 【バーボン】「(風邪引くと、ライが優しくて頭ポンポンしてくれる。 早く寝かそう)」 ライの心配をよそに上機嫌なバーボン。 顔の筋肉は無いに等しくなり、ふにゃふにゃとニヤけっぱなしだった。 【ライ】「背中こっち向けてみろ。 汗拭いてやる」 【バーボン】「はーい」 【ライ】「(素直だな。 可愛げがあって良い)」 背中、腕、足、一通り汗を拭き終わると『前は自分で出来るだろ?』とバーボンへタオルを渡した。 『うん』と素直にタオルを受け取り、ふらつきながらも汗を拭きとるバーボン。 【ライ】「(辛そうだな。 全身やってやれば良かったか)」 『無理をさせたな』と思いながら、持ってきた服に着替えさせた。 ライが背中に手を当てて、支えながらゆっくり横にさせていると、バーボンは不思議そうな顔をした。 【バーボン】「あれ? ライがもっとやさしくなった。 ボク1人でも横になれるよ?」 【ライ】「辛そうだったからな」 【バーボン】「そっかぁ。 ライありがとー」 【ライ】「他に要望はあるか?」 【バーボン】「んーと、まだ暑いから、服は脱がないから、布団どかして?」 【ライ】「却下」 【バーボン】「ライのあほー。 いじわるー。 暑いのー」 【ライ】「熱が下がるまで我慢しろ」 大ブーイングを受けるライ。 やれやれ、と言った顔で台所へ向かおうと立ち上がった。 【バーボン】「ライどこ行くの? 怒ったの? ごめんなさい……」 本気ではないにしろ、暴言を吐いた事には変わりない。 謝りはしたが、怒ってライが離れてしまったと思い悲しくなった。 しょげた顔で俯くバーボンを見てライは優しく答える。 【ライ】「怒ってないさ。 大人しくしてるんだよ?」 【バーボン】「うん……」 【ライ】「(酒用に買った氷がまだあったような……)」 台所へ行くと『確かロックアイスが残っていたと思ったが』と、冷凍庫をあさり氷を探した。 【ライ】「(ああ、あった。 酒用だから少しデカいか? まぁ、大丈夫だろ)」 残っていた氷をグラスへ数個移し替え、バーボンのもとへ戻った。 【バーボン】「おかえりライ。 何持ってるの?」 【ライ】「ああ、氷を持ってきた。 口に含んだら少しは涼しくなれるだろ。 横になったままでも大丈夫だろうから、起き上らなくていいぞ」 【バーボン】「わー 氷!? 」 布団の中で大人しく待っていたバーボン。 『いい子にしてたよ』と得意気な顔をライに向け、『ご褒美にあーんしてください』と口を開けた。 【ライ】「あ゛? これは自分で食えるだろ?」 【バーボン】「うぅ……。 ライ、僕を甘やかして? 今日だけだから。 お願い」 うるうると目を潤ませながら見つめるバーボン。 その姿に少しキュンとしたライ。 【ライ】「しょうがない奴だな。 ほら、あーん(このふにゃふにゃの病人にときめくとか、俺まで熱が出てきたか?)」 左手で氷を1つ掴むとコロンと口の中へ放ってやった。 目尻を下げ嬉しそうに氷を頬張るバーボン。 口を閉じると、ん? と、ふと思った事があるようでモゴモゴしながら何かを訴えている。 【ライ】「ん? どうした?」 【バーボン】「らひ、これ、おっきいれふ」 【ライ】「(やっぱり少しデカかったか)」 【ライ】「ちょっと出してみろ」 【バーボン】「えー、きたないれふよー」 【ライ】「いいから、出 せ !」 バーボンの顎をガシッと掴むと、口の中に指を突っ込み氷を取り上げた。 【バーボン】「んあっ! ライひどいっ! 乱暴よくないっ」 【ライ】「はいはい」 ライは適当に返事をすると、プンプン怒るバーボンを尻目に氷を自分の口の中へ放った。 【バーボン】「えっ!? ライそれ僕の口に入ってたやつだよ?? 」 【ライ】「んむ」 氷で口の中がいっぱいのライ。 喋れないでいるが、軽く返事をしたと思ったらガリッと音を立て氷を噛み砕いた。 【ライ】「(ん? 小さくなりすぎたか)」 【バーボン】「ライ何してるの?? 」 バーボンが尋ねると、徐にライが顔を近づけてきた。 【バーボン】「へっ!? 」 右手でバーボンの頭を抱え、枕から少し浮かせる。 左手を顔に当てると顎に指をかけクイッと引き、唇を上向き加減にさせた。 思考が追い付かず驚いて目を丸くしているバーボンに、ライはそのまま氷を口移しで渡した。 【バーボン】「!?!? 」 【ライ】「これなら含みやすいだろ?」 【バーボン】「んー!? モゴモゴ……これっ、ライが食べたこおりっ! 今僕にちゅーした!? 」 【ライ】「砕いたら大分小さくなってしまったから、溶ける前に渡してやろうかと」 しれっとした顔で言うライに、顔を赤くして抗議するバーボン。 【バーボン】「でも、急に、そんなことしちゃダメー! ちゅーは好きな人とするものだよ!? 」 【ライ】「今のはキスに入らないだろ。 だが、まあ、嫌いなやつにされたくなかったな。 悪い」 【バーボン】「べっ、別にライのことキライじゃ……ないもん。 びっくりしただけなの!」 【ライ】「そうか。 (なんだ? いつもツンツンしてるから嫌われてるのかと思ってた。 ヤなことさせちゃったかなって……」 ライがしてくれた事は嬉しかったが、自分の為に無理をせてしまったと思い申し訳なくなったバーボン。 眉をハの字にして『ごめんね』と言うと、ガバッと頭から布団を被り隠れてしまった。 その姿が可愛らしくもあり、少し可笑しくもあった。 『随分大きな子供だ』と、ライは目を細めクスっと笑った。 【ライ】「別に嫌じゃない。 嫌ならしないさ。 だから、病人が余計な心配なんてしなくていい」 ライは優しい声で言うと、隠れたままのバーボンを布団越しにポンポンと撫でた。 『これじゃライの手の感触よくわからないや』と、頭だけをピョコっと覗かせたバーボン。 直接撫でて欲しいのだと気づいたライは。 髪を掬うとサラサラと指の間から落とし、今度は直接撫でた。 嬉しかったのか、バーボンは隠れるのをやめて布団からニョキッと出てきた。 『筍みたいだ』と内心思いながらニコっと微笑むライ。 【バーボン】「(ライの笑った顔、やさしくてなんかドキドキしちゃうな。 さっきの、病人だからしてくれたの? 僕が元気だったらイヤだったの……かな?)」 【ライ】「(大人しくなったな)氷うまかったか?」 【バーボン】「……うん。 冷たくておいしい。 ライ、ありがとう……」 バーボンはもじもじしながらコクリと頷くと、照れながら礼を言った。 【バーボン】「もう1つ食べたいな」 【ライ】「ああ、今小さくしてやる」 先程と同じように噛み砕いてやろうと氷を1つ掴んだが、慌ててバーボンが止めてきた。 【バーボン】「待って! 待って! は、恥ずかしいからそのまま頂戴! もうおっきいまま食べるー!」 【ライ】「(随分元気だな。 熱下がってきたか?)ほら、口開けろ」 【ライ】「ん? ああ、そうだ。 ほら、あーん」 指摘される前に気づいたライ。 『あーん』と言いながら氷をバーボンの唇にチョンと当てた。 それを嬉しそうに大きく口を開け頬張るバーボン。 口をモゴモゴと動かし氷を少しずつ舐めていると、暑さが和らぎ体が楽になっていった。 【ライ】「それが無くなったらまた寝ておけ。 油断してると上がるぞ」 【バーボン】「うん」 氷を食べ終わると、バーボンは『ありがとう』とライに言い目を閉じた。 暫くするとスースーと寝息をたて眠りについた。 【ライ】「(眠ったか。 全く、いつもこのくらい素直で可愛げがあるといいのにな)」 バーボンの前髪をサラッとかき上げ、額に絞ったタオルを乗せた。 【ライ】「(後でまた替えに来るか)おやすみバーボン」 起こさぬようにライは静かに部屋を出た。 [newpage] 疲れが残っているライは、暫くソファで眠り込んでいた。 ハッとして目を覚ます。 『随分時間が経ってしまった』と、時計を見ながら呟いた。 水分補給とタオルを替える為に急ぎ気味で寝室へ向かう。 【ライ】「(少しは下がっただろうか)」 忍び足でバーボンに近づいて行く。 よく見るまでもなく、息が上がり苦しそうにしているのがわかった。 【ライ】「(随分辛そうだな。 また上がったのか。 ソファなんかで薄着のまま無茶するから……もう1度薬を飲ませて)」 【バーボン】「ん……ライ? いるの? ライ……」 熱に浮かされるバーボン、小さな声でライを呼ぶ。 【ライ】「大丈夫か? バーボン、起き上がれるか? 水を飲むんだ」 【バーボン】「体、重い……動けない……」 【ライ】「手伝ってやる」 ベッドへ腰を下ろしバーボンを抱き起こすと、肩に腕を回し上半身を支えながら、口元にミネラルウォーターを持っていった。 【ライ】「飲めるか?」 【バーボン】「うん……」 どうにか腕を持ち上げ、500mlのペットボトルを両手で挟む。 力が全く入っていないが、ライがちゃんと掴んでいるので落とすことは無かった。 口をつけて飲もうとしたが、ハァハァと呼吸が荒く、上手に水を含めずこぼしてしまう。 【バーボン】「ごめん……なさい……」 意識のはっきりしない中、申し訳ないことをしたという自覚はあり、謝るバーボン。 その声は弱々しい。 【ライ】「気にしなくていい。 (無理か。 後でまたどやさせそうだが……)これで我慢してくれ」 ライは自分の口に水を含み、そのままバーボンに口移しで飲ませてみる。 ゴクリと飲み込んだのを確認すると、もう一口飲ませた。 【ライ】「(よし、これなら飲めるか)」 ライは唇で薬を軽く咥え、キスをするようにバーボンへ口移しすると舌で奥へと押し込んだ。 すかさず水を含み、今度は薬を流し込むように2度、3度と水を飲ませた。 ボーッとしながら目を開けるバーボン。 口をパクパクさせ、何か言っているが声が小さくて聞き取れない。 【ライ】「どうした? 今のは不可抗力だぞ?」 言葉を聞き取ろうと耳を近づけるライ。 【バーボン】「ハァハァ……ライ、寒い……すごく寒いの……」 バーボンの額に手を当ててみる。 【ライ】「(だいぶ上がってきてる……。 寒いと言っても暖房器具は無いし、布団もこれだけだ)」 【バーボン】「ライぃ……ヒック……ヒック……こわいよぅ、さみしいよぅ……ヒック」 高熱で軋む体に加え、寒気にも襲われているバーボン。 高熱を出した経験が無いのか、始めての感覚に情緒不安定になっていた。 ライの胸にしがみつき、子供に戻ってしまったかのように静かに泣き出してしまった。 【ライ】「(ああ、不味いな。 薬がすぐに効くわけじゃないし、どうにかしてやらないと)」 部屋を見渡すが、やはり寒さを和らげるようなものは見つからなかった。 自分達の服をかき集めたとしても、大した足しにはならなさそうだ。 【ライ】「(王道だがこれしかない。 やらないよりマシだ)」 徐にバーボンの服を脱がせ始めたライ。 『流石にこれは残すか』と下着は残し裸にさせた。 同じように自分も服を脱ぐと適当に放り投げた。 周囲に2人の服が散乱する。 ベッドに潜り込みバーボンと一緒に横になると、体を包むように腕を回し抱き込んだ。 少しでも体温を分け与える事ができるように、可能な限り体同士を密着させる。 仕上げに、2人の熱を逃がさぬよう、布団を隙間無くぐるりと纏いバーボンを温め始めた。 【ライ】「(……人間巻き寿司)」 【ライ】「バーボン、俺が傍にいるから寂しくないな?」 【バーボン】「……ライが隣にいる。 さみしくないよ。 すごくあったかいよ……」 先程まで泣いていたバーボンだが、ライが傍にいる事に安心しふにゃっと笑った。 【ライ】「良かった。 いい子だからしっかり寝て元気になれ」 【バーボン】「うん……うん……ライありがとう……ライ、好き……」 そう言いながらスゥっと寝入るバーボン。 【ライ】「(……何の好きだ?? 俺に介抱されるのが、か? 気になることを言い残して眠ってしまった。 ……まあ、いいか)」 バーボンの柔らかな肌と体温で心地良さを感じ、ライも眠りに落ちていった。 【バーボン】「へ? なんでーっ?? 」 その声で目覚めたライ。 ふあぁ~と欠伸をしながら伸びをした。 【ライ】「ああ、起きたのか。 叫んだりしてどうしたんだ?」 【バーボン】「あ、あの、僕たち服着てない……よ?」 【ライ】「あー、覚えてないか。 お前が寒いと言うから温めていたんだ。 少しはマシだっただろう?」 【バーボン】「……あー! そうだ、僕すっごく寒くて、それで……あー!! 」 【ライ】「ん?」 温められた経緯を思い出すうちに、ライの前で泣いてしまった事も思い出したバーボン。 【バーボン】「あの、ライのおかげで寒くなかったよ。 それで、あの、僕が泣いた事は……忘れてーっ!」 【ライ】「なんだ? 恥ずかしいのか? 気にする事は無い。 高熱を出したんだ、そうなる事もあるさ。 もう寂しくないか?」 至近距離で優しく微笑むライ。 バーボンのドキドキレベルは限界を超えそうになっていた。 【バーボン】「だっ、だっ、だいじょうぶ! もう、全然へーき!……だよ?」 強がりと照れで真っ赤になったバーボン。 顔を手で覆い赤くなった事を隠しているが、隠せていない耳も真っ赤で思い切り見られていた。 『可愛い奴だな』と思い、ライは無意識にバーボンの事をキュっと抱きしめていた。 【バーボン】「(えええええー????!! )」 【ライ】「バーボン、熱はどうだ? 少しは楽になったか?」 【バーボン】「う、うん、だいぶいいよ?? (か、顔! 近い! 耳元で言わないでーっ)」 【ライ】「うん? まだ熱いみたいだな。 無理はしなくていい」 そう言って抱きしめたまま頭に手を置き、優しく髪を撫でた。 【バーボン】「(まだ下がりきってないもあるけど、熱いのはライのせいもあると思うよー!? )」 取りあえずは元気に話しもできるし、前日よりも熱は下がっているようで安堵するライ。 のっそりとベッドから出て服を着た。 【バーボン】「あ……(離れちゃうのちょっとさみしいな)」 【ライ】「ほら、お前も服着ておけ」 昨夜も辛そうに起き上がっていたバーボンの事を思い、体を起こすのを手伝おうと肩に手を掛けた。 【バーボン】「ん、もう1人で起きられるよ。 服も自分で着るね」 【ライ】「動けるようになってきたか。 良かったな」 子供を褒めるように頭をわしゃわしゃと撫でるライ。 子供扱いされているのがわかり、嬉しいけど複雑な気持ちのバーボン。 自力で服を着ると再び横になり、ぽふっと枕に頭を乗せた。 【ライ】「今日も大人しくしてるんだぞ」 【バーボン】「うん。 いい子にしてる。 早く治してライにベッド返さなきゃ」 【ライ】「まだ言ってるのか。 そんなのはいいから元気になってくれ」 【バーボン】「ライは僕が元気じゃないとイヤ? 心配?」 布団を顔半分まで被り、ライの顔をチラリと見ながら少し恥ずかしそうに聞いた。 【ライ】「そのままじゃ仕事が出来ないだろ?」 【バーボン】「そっか。 そうだよね。 早くお仕事しなくちゃ……」 悲しそうにして、頭まで布団を被りまた隠れてしまったバーボン。 『布団に隠れるのが好きな奴だな』と思いながら、フッと笑ってライはベッドへ腰を下ろした。 【ライ】「冗談だ、心配してる。 お前の元気がないと寂しいよ。 早く治してまた笑ってくれ」 ライは片手で布団を半分捲り『な? バーボン』と、顔を赤くして丸まっていたバーボンに囁いた。 【ライ】「(大きなアルマジロがいるな)」 【バーボン】「ライが寂しいのはイヤかも。 僕がんばって治すね」 【ライ】「ああ、頼むよ」 【バーボン】「うん!」 嬉しそうなバーボンはライを見てニコニコしている。 『大分辛さが抜けたみたいだな』と思ったライは、つられて笑うとまたバーボンの頭を撫でた。 付きっきりで看病してくれるライを見ていて、少しずつ自分の気持ちに気づいていったバーボン。 いつしか撫でられる事が大好きになっていた。 看病でまともに眠る時間も無く、体力が限界のライ。 朝に1度目を覚ましたが、動けずそのまま夜まで眠っていた。 食事を摂らずに眠り続けているライを見て、流石に駄目だと思い、バーボンがそっと起こした。 そして、先ず出たのは謝罪の言葉だった。 【バーボン】「ライ! ごめんなさい! 僕が伝染しちゃったんだ……」 【ライ】「気にするな。 (まぁ、発熱してる人間に口移しすればこうもなるよな)」 【バーボン】「責任持って看病します! 今度は僕が甘やかしてあげます!」 【ライ】「いや、また伝染るからお前は離れてろ」 【バーボン】「やだ! ライの看病するのー!」 【ライ】「(ガキっぽさが抜けてないぞバーボン……)クスクス」 【バーボン】「?」 【ライ】「じゃあ頼むよ」 【バーボン】「はい! 任せてください!」 元気よく返事をするバーボン。 タタタッと小走りで台所へ行ったかと思うと、手早く消化にいい食事を作り、盆に乗せライのもとへ運んできた。 【バーボン】「ライ、ご飯食べてください」 【ライ】「作ってくれたのか。 助かるよ」 ライは起き上りながら礼を言う。 【バーボン】「では初めに。 ライを甘やかしたいです。 あーんてやってみたいんです」 【ライ】「そんなにやりたいのか? 変わった奴だな。 フフ」 ライはバーボンに顔を向け、あーんと口を開けた。 バーボンは嬉しそうに、一口大に切り分けた食事を運んだ。 【ライ】「ん、美味いな」 【バーボン】「僕お料理得意です! これからはライの分も作ってあげますね」 【ライ】「俺は別に」 【バーボン】「ジャンクフードばっかりじゃ良くないです! だから作ります! 時間が合わない日は作り置きしておきます! だから僕のご飯食べて?」 【ライ】「頑固な奴だな。 【ライ】「ごちそうさま。 美味かったよ」 【バーボン】「良かった!」 感謝の言葉が嬉しくて、エヘヘーと子供のように笑うバーボン。 【バーボン】「続きまして」 【ライ】「ん? まだ何かするのか?」 【バーボン】「はい!」 力強く返事をすると、バーボンはベッドに潜り込んでライの隣に寝転がった。 【ライ】「え、おいっ! 何やってるんだ!? 」 【バーボン】「添い寝ですよ? 今日は僕が温めてあげます。 あ、恥ずかしいから服は着たままで」 【ライ】「1人でいいから。 お前は離れなさい」 【バーボン】「NO! 」 我儘を言う子供を諭すかのように優しく言うライ。 しかし、バーボンはベッドから出ようとしない。 【ライ】「(この子供頑固すぎるな……)」 【バーボン】「あ、忘れてた! その前にライに薬飲ませてあげなきゃ」 嫌な予感がしたライは、ベッドから出ようとしたバーボンを抑え込み先手を打った。 【ライ】「待て。 先に聞くが、どうやって飲ませる気だ?」 【バーボン】「ライがしてくれたように!」 意気揚々と宣言するバーボン。 【ライ】「はあ? ちょっと待て! 俺にはそれ必要無いだろ」 【バーボン】「ライはしてくれたのに、僕にされるのは嫌なんですね……」 悲しげな表情のバーボン。 『なんでこんな顔してるんだ?』と不思議に思うライ。 【ライ】「それやりたいのか? 口移しなんかしてきたらそのままキスして襲うぞ」 【バーボン】「えっ!? 」 顔が熱くなってきたバーボンは両手で頬を押さえている。 【ライ】「(冗談だったんだが。 何故赤くなる)」 【バーボン】「ライになら!」 【ライ】「は!? (実はまだ熱があるんじゃないのか?? もう、一緒に寝かせるか……)」 首や手まで、体中が真っ赤になったバーボン。 恥ずかしさでプルプルしながらライにくっついている。 【ライ】「わかったから。 添い寝は頼むよ。 だからもう寝ろ」 【バーボン】「……襲わないの?」 【ライ】「襲わん」 【バーボン】「そっかぁ……」 ちょっとがっかり顔。 【ライ】「(何故!? 襲って欲しいのか?? 好きだと言っていたが、あれは本気……だったのか? もうよくわからん)」 【ライ】「とにかく、今日はもう寝るぞ」 【バーボン】「はーい。 ライおやすみなさい」 バーボンはニコニコしながらライの頭を撫でた。 【ライ】「(……これは俺してないよな!? ……してないよなぁ。 バーボンは本当に俺の事を………………)」 【ライ】「(寝よう)」 色々な考えが頭を駆けめぐっていたが、熱で頭はボーッとするし、バーボンは嬉しそうな顔でスヤスヤ寝てるし。 考える事を放棄して自分も寝る事にした。 そんな事を働かない頭でぼんやりと思い出しながらライは寝入った。 [newpage] 翌朝、ライの熱も下がりいつも通りの2人。 のはずが、 【バーボン】「(ライ優しかったな。 どうしよう!? 好きって気づいたら気持ちが大きくなってきちゃった! ……また撫でて欲しいな)」 【ライ】「(笑うバーボンは可愛い。 素直なバーボンも可愛い。 甘えてくるバーボンも可愛かった。 ツンツンしてるあいつは可愛くないが、ふにゃふにゃしてるバーボンは…………悪くないな)」 近くにいるとお互いソワソワドキドキ。 お付き合いが始まるのはきっと時間の問題。

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