おおかみ こども の 雨 と 雪 ネタバレ。 【ネタバレ】『おおかみこどもの雨と雪』雪の最後が気になる?雪の声優黒木華の評価は?皆の感想まとめ

おおかみこどもの雨と雪のあらすじネタバレと感想!ラストの結末は?

おおかみ こども の 雨 と 雪 ネタバレ

『おおかみこどもの雨と雪』その後…… 映画のラストでは、雪は寮のある学校へ進学し、 花は山奥で1人暮らしをしていることが語られます。 離れ離れにはなったものの、 映画は概ね明るい終わり方をしていました。 しかし、ちょっとその後が気がかりな人物も……。 雨のその後 雨は森の主と出会ったことですっかり野生の狼となります。 崖から落ちた花を助けたり、 あんなに泣き虫だった雨もたくましく成長しましたよね。 しかし、体の大きな父親が 山で突然死んでしまったことを鑑みるに、 自然界は狼にとっても過酷な環境であることが感じ取れます。 雨が無事に寿命を全う出来るかどうかは心配な所です。 そもそもおおかみこどもの寿命はどれくらいなのか。 雨は精神的にも肉体的にも成長が速いように見えましたが、 それが狼の血が入っているからだとしたら、 寿命自体も30代からせいぜい50代くらいと想像出来ます。 また、恐らく正式に戸籍を持ち、学校に通っていた雨が こつ然と消えたことについて、 花は学校や周囲の人達にどう弁明したのでしょうか。 「ペットの鳴き声がする」ということで部屋を追い出されたり、 夫が謎の死を遂げてしまったりして、 花はおおかみこどもを生んでから質問攻めに遭うことが多かったので、 なんだかんだ上手いことごまかす技術が身に付いているのかもしれません。 草平のその後 草平についての描写は尺の都合なのか ちょっと丸投げ感が否めませんでした。 草平は 「下の子が生まれる為、捨てられた」 と言っていますが、 ヒステリックな母親が感情に任せて草平を追い出したというより、 草平自身が、母親の愛情が弟に注がれることへの 危機感やジェラシーから 「捨てられた」 と言って距離を置こうとしているようにも見えます。 その後は雪のように 寮制の学校に入ったかもしれません。 原作小説ではどうなってるの? 映画で描き切れなかった謎については、 原作小説で描写されることが多いですが、 『おおかみこどもの雨と雪』では、 原作小説でも特に触れられていません。 語り部がまだ子どもである雪の為、 大人にしかわからない事情などは 省略されているとも考えられます。 父親の死因は何だったのか? 雨と雪の父親「彼」が狩りに出かけたまま帰って来ず、 その後 川の中から死体で引き上げられるシーンは衝撃的でした。 父親が死亡するシーンは 原作小説でも描写されていませんでしたが、 具体的な死因は何だったのでしょうか。 これについてはいくつかの仮説があり、 「交通事故」とする説と、 「嵐で川に落ちた」とする説が有力視されています。 『おおかみこどもの雨と雪』は、 ストーリーだけ俯瞰で追ってみると 結構暗い部分が多いんですよね。 それでも、映画自体が明るく仕上がっているのは 「辛い時こそ笑う」 花の生き様が反映されているからこそですね。 実は、この「辛い時こそ笑う」姿勢は 声優にとっても必要な考え方で、 難しい場面でも笑うことで乗り切れるケースは、何気に結構多いんです。 苦しい時に苦しい顔をしている人は 声優業界でもあまり頼りにされず、 逆に困った時も笑って過ごしている人は 仕事が回って来る機会が多くなります。 花が雨と雪を無事に1人立ち出来るまで 育て上げることが出来たのも、 この笑顔のおかげかもしれませんね。 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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映画『おおかみこどもの雨と雪』ネタバレ感想

おおかみ こども の 雨 と 雪 ネタバレ

早速見ていきましょう! 【おおかみこどもの雨と雪】ストーリーあらすじ 細田守監督作【おおかみこどもの雨と雪】、一体どんな作品なのでしょうか? 放送前にCHECK! そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。 雪は活発で好奇心旺盛。 雨はひ弱で臆病。 そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。 つつましくも幸せな毎日。 そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。 そこで花が選んだのは、山奥にある築100年のおんぼろ古民家。 おてんばな雪はすぐに気に入ったが、内気な雨は馴染めない。 そんな子供たちを見守りながら、花は廃屋のような家の修繕に取りかかった。 その横では雪と雨が、人間とおおかみの姿を自在に変化させながら駆け回る。 花の奮闘によって古民家は少しずつ輝きを取り戻し、3人の新しい生活の場となっていった。 節約のため、花は自給自足の生活を試みる。 移動図書館で自家菜園の本を借りて独学で畑を耕すが、種苗は実を結ばず枯れていくばかり。 失敗を繰り返す花のもとに、里に住む韮崎(菅原文太)という老爺がやって来て、「上手くいかないなら、なぜ聞こうという気持ちがない」と言い放つ。 その訪問を機に、花の家には里の人たちが折々にたずねてくるようになった。 畑の野菜も、韮崎の指導のおかげで順調に育ち始める。 人目を避けて引っ越してきたはずが、いつの間にか里の人たちにお世話になっている。 花は人の繋がりの不思議さと感謝の気持ちを感じていた。 それぞれの道を歩み出した雨と雪に、選択のときが迫っていた。 「人間として生きるのか」それとも「おおかみとして生きるのか」 そして花にも選択のときが迫っていた。 母性感じる細川守監督作! 雨が先生と見たあの池もちゃんとあります。 花とか、雨とか雪とか。 だから花、という名前になったそうですぅー — スタンリー@金曜ロードSHOW! — みさき なつみかん misatlip0421 おおかみこどもの雨と雪 見るの4回目だけど 何回見ても切ない — ま い。 通過儀礼の描写としてもすぐれている。 — 瑞木拓也 midzutaku おおかみこどもの雨と雪、雨と雪がそれぞれの道を歩み出す時期に花が葛藤を覚えるシーンに激しく共感してしまう。 自分たちの選んだ道を歩いていくのがいいとわかっていても、花は3人一緒にいたかったんだろうなって。

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おおかみこどもの雨と雪 その後と父親の本当の死因 原作小説ネタバレ

おおかみ こども の 雨 と 雪 ネタバレ

タイトル:おおかみこどもの雨と雪 監督:細田守 脚本:細田守、奥寺佐渡子 原作:細田守 製作:阿佐美弘恭、高田佳夫、齋藤佑佳、植木英則、井上伸一郎、弘中謙、平井文宏、藤本鈴子、市川南、岡田浩行 公開:2012年7月21日(日本) 声の出演:宮崎あおい、大沢たかお、黒木華(ナレーション兼任)、西井幸人、平岡拓真、上白石萌音、林原めぐみ、染谷将太、谷村美月、麻生久美子、菅原文太 など 前作『サマーウォーズ』から3年ぶりの作品となった本作は、これまでの細田作品を支え続けてきた脚本家の奥寺佐渡子、キャラクターデザインの貞本義行など主要スタッフが続投しています。 なお、本作より2011年に設立された製作会社「スタジオ地図」が細田作品の製作を一括して担っています。 『おおかみこどもの雨と雪』のキャスト 本作の主人公であるシングルマザーの役には後に同じ細田守作品である『バケモノの子』にも出演している宮崎あおい、主人公の恋人である訳アリの男役で大沢たかおが出演しています。 その他、主人公の娘役には後の細田作品『バケモノの子』『未来のミライ』にも出演している黒木華、息子役には俳優集団「D-BOYS」のメンバーでもある西井幸人、主人公の近所に住む老人役で本作が遺作となった名優・菅原文太が出演しています。 『おおかみこどもの雨と雪』のあらすじ・ネタバレ 花の出逢い 「おとぎ話だって笑われるかもしれません。 そんな不思議なこと、あるわけないって。 でも、これは確かに私の母の物語です。 学費は奨学金で、生活費はクリーニング屋などのアルバイトの掛け持ちで賄っていたごく普通の学生だった。 ある夏の日、花は大学の講義中に、白い長袖シャツの痩せっぽちの男(大沢たかお)を見かけたのだ。 男は教科書も持たず、ただひたすらノートに書き込む姿に花は他の学生とは異質なものを感じ取ったのである。 男が出席表を出さないことに気付いた花が指摘すると、男は「俺、ここの学生じゃない。 目障りならもう来ない」とだけ告げて立ち去った。 それでも、男が転んで泣き出した付近の子供をあやしているところを見かけた花は彼を追いかけ、一緒に講義の勉強をしようと持ち掛けたのだった。 男は運送業者で働きながら勉強をしており、やがて花と男の距離が縮まるのに時間はかからなかった。 男は花の名前の由来を聞くと、この名前は亡き父がつけたものであり、裏庭に自然に咲いたコスモスの花を見て「笑顔を絶やさないように」名付けたというのだ。 花はどんな苦しい時でも笑っていきていようと心に決めているのである。 男はいつか温かい家庭と家を持つことを夢見ており、花は自分が「おかえり」って言ってあげると言うのだった。 別れ際、男は自分の境遇について明かそうとしたが、結局また明日にすることにしたのだ。 しかし、男は結局何も語らぬまま冬を迎えたのである。 男の正体 雪は寒さに震えながら待ち合わせ場所で待っていると、男は遅れて現れたのだった。 満点の星空が見渡せる人気のない高台に花を連れて行った男は「もっと早く告げるべきだった」として、花に目を閉じているよう促したのだ。 すると、男の姿はみるみるうちにオオカミの姿に変貌していったのである。 「花、俺は何に見える?」 それでも花は「怖くない」と男を受け入れ、やがて二人は結ばれたのだった。 男の正体は100年前に絶滅したはずのニホンオオカミの末裔であり、オオカミと人間の混血である最後の存在だったのだ。 男の両親は一族が滅亡した経緯を語り、決して他言してはならないと告げて他界、男は正体を知らない親戚に引き取られて育てられ、運転免許を取ると東京で独り隠れるようにして生きてきたというのである。 雪と雨の誕生、男の死 花と男は花のアパートで同棲を始め、穏やかな日々を過ごしたのだった。 やがて花は男との子を身籠り、男は働きながら献身的に花の世話をしたのであった。 雪の降る日、花はアパートで助産師の助けを借りずに女の子の赤ん坊を出産した。 二人は人間の姿で生まれた赤ん坊に「雪」(大野百花)と名付け、どんな人生を歩むか思いを馳せたのである。 翌年の春、雨の日に花は第2子となる男の子を出産、「雨」(加部亜門)と名付けた。 ところが、雨が生まれた直後から、男は花たちの前から姿を消したのだった。 花は雪と雨を連れて必死で男の行方を捜したところ、男はオオカミの姿で、川の中で息絶えていたのだ。 男が死の間際に何を考えていたのかは分からぬまま。 産後間もない花のために栄養のあるものを食べさせたいがために狩りの本能を働かせたのか・・・。 男はゴミ袋に入れられ、花の静止もむなしくゴミ収集車に放り込まれていったのである。 花は大学を休学、バイトも辞め、男が遺した僅かな蓄えで子供たちの育児に奮闘し始めたのだ。 雪は活発で健康的に、逆に雨は内気で病弱に育ったのだが、やがて子供たちも父と同様にオオカミに変身する能力が目覚めつつあったのである。 誰にも相談できない花は独学で育児について学んでいった。 そんなある秋の日、花は雪と雨を連れて公園に散歩に出かけたが、通行人の犬に反応した雪はオオカミに変身してしまい、その日から花は一目を極度に避けるようになったのだ。 更には雨の夜泣きが止まなかったり、夜中に雪と雨がオオカミに変身して吠え出したりしたことから、近隣住民やアパートの大家から苦情が寄せられ、更には児童相談所までもが動き出す事態となってしまったのである。 人気のない原っぱで思う存分雪と雨を走らせた雨は、二人に人間かオオカミかどちらの人生を選ぶか問いかけ、どちらの選択肢でも大丈夫なように東京を捨てて引っ越す考えを伝えたのだった。 花一家の再出発 雪が5歳、雨が4歳になった頃。 花が移住先として選んだのは、小学校や病院からは車で片道30分、中学校からはバスと電車を乗り継いて片道2時間半という、本当に何もない山麓の田舎の村であった。 花は地元の不動産屋から打ち捨てられた廃屋の一軒家を紹介してもらった。 ここは大掛かりな修繕が必要なほど朽ち果てており、すぐそばには畑はあるものの山から動物が下りてきて農作物を荒らしてしまうため自給自足には向かないというものだった。 花は即決でこのオンボロ家に住むことを決め、雪は早速家の周りで大はしゃぎしたのだが、雨は小動物を怖がって怯えだす始末である。 納屋から工具を見つけた花は自力で家の掃除と修繕を始め、何とか住める程度に仕上げた。 花は柱に雪と雨の身長を刻み、人目を避けつつ自転車で買い物に出かけたが、そろそろ貯金も底を尽きそうになったので花は本格的に自給自足に乗り出すことにしたのだった。 花は移動式図書館で家庭菜園つくりの本を大量に借り、独学で農業について学ぶ一方、雪と雨に対しては絶対に人前では変身しないこと、決して山の動物たちに偉そうな態度をとらないことを約束させたのだ。 花は試行錯誤で作物を育て始めたが中々上手くいかず、村の住民たちは都会育ちの花がいつまで耐えられるかとバカにしていたのである。 そんなある日、雨が怪我をして帰宅してきた。 雪は雨が弱虫だから動物になめられるんだとバカにし、山に入ってはネズミやヘビ、鳥などを捕らえるようになっていった。 その一方で全く自然に馴染めない雨は、花に「オオカミってどうしていつも悪者なの? みんなに嫌われて最後に殺される、だったら僕、オオカミになるのは嫌だ」と本音をぶちまけたのだった。 花は雨に「お母さんはオオカミが好きよ。 みんなが嫌っても、私はオオカミの味方だから」と優しく諭したのだ。 村人との絆 相変わらず農作が上手くいかなかった花だったが、近所の老人・韮崎(菅原文太)やその娘(片岡富枝)ら地元住民の助けを借りて少しずつ収穫を得るようになっていったのである。 近隣住民は花の畑だけが野生動物の被害がないことに驚きながらも、素直に花からのおすそ分けを喜んでくれたのだった。 貯金が底を尽きそうになった花は近所の若い母親たちの助言により雪と雨を保育園に預けて仕事を探そうかとも考えたが、雪はかたくなに保育園行きを拒み、人前でも堂々とオオカミに変身しては花を困らせたのだ。 花は男の遺影代わりの免許証に、その日あったことを報告していたのである。 人目を避けるために田舎に移り住んだ花だったが、いつしか村の人々との絆が生まれつつあったのだった。 やがて村に入ってから初めての冬が訪れ、花と雪と雨は雪の積もった山林を駆け回った。 この頃にはあれだけ山を嫌がっていた雨もオオカミに変身して思う存分楽しんだのであった。 雨は川辺で野鳥を捕まえたが、足を滑らせて川に転落してしまった。 何とか雪に助けられて一命を取り留めた雨は、駆け付けた花にもう何も怖くない、何でもできるような気がしてきたと語ったのである。 その日以来、雨は変わっていったのだった。 雪の小学校生活 春が訪れ、雪は決して人前ではオオカミに変身しないことを条件に地元の小学校に通わせてもらえることになった。 花は雪に、オオカミにならないように「おみやげ三つ、たこ三つ」というおまじないを教えたのだ。 雪は花や雨と共にバスに乗って入学式に出席したのだが、初めて沢山の人々と触れる雪は果たしてうまくやっていけるかどうか不安になったのである。 しかし、雪はすぐ学校生活に慣れ、運動神経の良さから初めての友達もできたのだった。 一方、花は雨を連れて役場で職を探していたところ、雨は求人欄の自然観察員アシスタント募集のポスターのオオカミの写真に興味を示したのだ。 花は安い給料であることを承知で観察員の面接を受け、ポスターに載っていたオオカミが入れられている檻に案内されたのである。 花はオオカミに雨の正体を明かし、教えてほしいことがあると頼んだが、スタッフがいうにはこのオオカミはモスクワの動物園育ちであって野生育ちではなく、ある資産家に飼育されていたが亡くなったためセンターに引き取られたということだった。 花は雨同伴で観察員に採用された一方、野原で遊んでいた雪はヘビを素手で掴んで同級生たちを驚かせ、小動物の骨や爬虫類のミ干物などを集めては同級生たちに嫌がられてしまったのだ。 クラスで孤立してしまった雪は、その日以来本性を封じて人間の女の子らしく生きていこうと決意したのである。 雪から相談を受けた花は可愛らしいワンピースを手作りし、雪は再び同級生たちと打ち解けあうことができたのだった。 翌年、雨も小学校に入学したのだが、雨は雪とは対照的に授業に全く身が入らず、いじめにも遭ったことから次第に不登校になっていったのだ。 転校生 月日は流れ、雪(黒木華)は小学4年生となり、雨(西井幸人)は学校に行かず花の仕事に帯同するようになっていた。 花は古いスズキ・ジムニーを買い、一生懸命に仕事をこなす一方で、雨は檻のオオカミに話しかけ、近辺の自然に興味を持ち始めていったのである。 そんなある日、雪のクラスに藤井草平(平岡拓真)という転校生がやってきた。 草平は雪の後ろの席に座るなり、いきなり「なあお前、犬飼ってるのか? なんか獣臭いなあ」と言い出したのだった。 雪は洗面所で必死に手を洗い、クラスに戻ってみると草平は雪の仲良したちと打ち解けてトランプで遊んでいたのだ。 雪は草平を避けるようになったが、草平は執拗に雪に付きまとうようになり、しまいには高圧的に「正直に言えよ! 俺が転校生だから気に入らないのかよ」と迫ってきたのである。 雪は草平に追いかけられ、咄嗟に半分オオカミの姿になって草平に怪我を負わせたのだった。 花は学校に呼び出され、雪に事情を説明するよう求めたが、雪はうつむいたまま何も語ろうとはしなかった。 花は仕方なく草平とその母(林原めぐみ)に謝罪したが、ブランド服に身を固めた草平の母は嫌味たらしく花に家を売って借金してでも償えと迫ったのだ。 草平は「オオカミがやったんだ」と語り、何とかその場を収めたのだが、雪は車の中で「おまじない、効かなかった。 もうあの家に住めなくなる。 ごめんなさい」と号泣したのである。 花はそんな雪を優しく抱きしめたのだった。 その日以来、雪は学校に行かなくなり、すっかり引き籠りの生活を送るようになっていた。 草平はバスで度々雪の家を訪れ、こっそりお便りやくすねてきた給食のパンなどを置いては足早に去っていったのだ。 花は草平を家に招き、ジュースとお菓子をごちそうしたのである。 草平は「雪が学校に来なくなるの嫌だし」と真意を語り、あの時の怪我は一瞬だけオオカミが現れたのだとして雪は何も悪くないと話したのである。 草平は「オオカミは別に嫌いじゃない」と語り、雪に耳についた傷跡を「かっこいいだろ」と自慢すると、雪を一緒に学校に連れていったのだった。 雨と「先生」 雨は学校には行かず、「先生」に会いに行くと言って一人で山に向かうことが多くなった。 花は村人たちに「先生」のことを尋ねてみても、誰一人知る者はいなかったのだ。 雨は「先生は何でも知ってるんだ、山のことなら何でも」と語り、今度お礼がしたいという花に「先生は人間とは会わないよ。 イノシシや熊みたいに里には下りないんだ」といいながらも花だけには紹介したいと言い出したのである。 花は雨に連れられて山の中に入ると、そこには年老いた1匹のキツネがいた。 このキツネこそが「先生」であり。 この山を統べる主だった。 「先生」は花がくれた桃とパンのうち桃だけを食い、オオカミに変身した雨を連れて山に入っていった。 「先生」は雨に野ウサギなど獲物の捕らえ方を教え、人間が立ち入ることのできない雄大な自然に心を奪われたのだ。 それぞれの生き方 ある夜、雨は雪に、一緒に「先生」にオオカミとしての生き方を教えてもらおうよと誘ったのだが、勉強中の雪は「行くわけないでしょ。 何で学校に来ないの?」と言うと自分はもう二度とオオカミにはならず人間として生きていく考えを伝えたのである。 花が風呂の支度をしている間に、雪と雨はそれぞれオオカミに変身して取っ組み合いのケンカとなり、花の静止にも関わらず部屋中を滅茶苦茶に荒らし回ってしまったのだった。 花の言葉にようやく我に返った雨だったが、その目は野生の赤に染まっていたのであった。 雪は風呂の中で泣き続け、花は免許証の男の写真に「雪も雨も自分の道を歩き始めている。 望んでいたことのはずなのに、どうしてこんなに不安なんだろう」と問いかけたのである。 大雨の日 雪の小学校最後の夏は記録的な豪雨が何度も続いていた。 雨は「先生」や森の動植物を心配して度々山に入るようになっていったのだ。 ある日、家に戻った雨は心配する花に、「先生」は足を悪くして動けなくなり、もうじき寿命を迎えることを伝え、「先生」のしてきたことは誰かが引き継がなければならないと告げたのである。 雨の様子にただならぬものを感じ取った花は、今後二度と山に行かないよう厳命したのだった。 翌朝、ラジオでは日中は晴れるが夕方から夜にかけて大雨が降るとの天気予報が流れていた。 学校に行こうとする雪に、雨は「今日は母さんと一緒にいなよ」と引き留めたが、雪は「あんたがいてあげなさいよ」と告げると元気よく登校していったのだった。 やがて予報通りに一帯を豪雨が降り始め、学校は午前で授業を打ち切ることになった。 児童たちは保護者が迎えに来るまで体育館で待機することになったのだ。 学校から連絡を受けた花は雨を連れて迎えに行こうとしたが、雨は「行かなきゃ」と言い残して家から姿を消してしまったのである。 花は雨を追って強風の中を追いかけていったのだった。 学校には続々と保護者たちが迎えに来たが、結局は雪と草平だけが取り残されてしまったのだ。 二人はひとまず学校で夜を明かすことにし、雪は「早く大人になりたい」とこぼしたのである。 雪の正体 花は疲労困憊をおして山の中を探し回ったが、雨の姿はどこにも見当たらなかった。 花は足を滑らせて崖下に転落、全身を強く打って動けなくなってしまったのだった。 夜になり、教室に身を潜めた草平は雪に「(親は迎えに)来ないよ。 俺の母ちゃん結婚したんだ。 お腹には赤ちゃんがいる。 生まれたら俺はもう要らないんだってさ」と打ち明け、このまま家に戻らずボクサーになると伝えたのだ。 草平の夢を聞いた雪は「私も草ちゃんのように、本当のことを話しても笑っていられるようになりたい」と告げ、自分の正体は草平に怪我を負わせたオオカミであることを明かしたのである。 草平は雪の正体は最初から知っていたこと、誰にも話していないことを伝え、そしてこれからも絶対に誰にも明かさないと約束したのだった。 草平は涙を流す雪に「もう泣くな」と諭し、雪は「ありがとう」と笑顔を見せたのであった。 今生の別れ 意識を失った花の元に1匹のオオカミが現れた。 花は夢の中で必死に雨の名を呼び続けていた。 そこに現れたのは10年以上前に死んだ、花がかつて愛した男だった。 男は「今まで苦労をかけたね。 すまなかった」と花を優しく抱きしめ、女手一つで子供二人を育てた花を労ったのだ。 男は「雨なら大丈夫だよ。 もう大人だよ。 雨は自分の世界を見つけたんだ」と告げたのである。 気が付くと、花は雨に背負われて麓の駐車場に運ばれたのだった。 夜が明け、雨も上がり、意識を戻した花はオオカミとなった雨に「行ってしまうの? 私はあなたにまだ何もしてあげられていないのに・・・」と語りかけたが、雨は何も語らず山へと駆け上がっていったのだ。 泣き崩れた花だったが、山の頂へと昇った雨は朝日を背に受けて力強く雄叫びを上げ、その姿に勇気づけられた花は「元気で・・・しっかり生きて!」と声をかけたのである。 その日以来、雨は二度と花と雪の前に姿を現すことはなかった。 雪の巣立ち 翌年、中学校に進学した雪は寮に入るために家を去った。 花は雪と雨と過ごした激動の12年を、まるでおとぎ話のように一瞬だったと満足げに振り返ったのだった。 花は今でもこの家で一人暮らしを送っている。 男の免許証に大好物だった焼き鳥を供えた花は、心地よいそよ風に乗って届いた雨の遠吠えに耳をすましていたのである。 『おおかみこどもの雨と雪』の感想とまとめ 前作『サマーウォーズ』で家族の絆を描いた細田守監督は、本作でも引き続き家族の絆をテーマに半人半獣の「狼人間」の要素を取り入れることで全く新しい家族像を描き上げました。 細田監督は題材にオオカミを選んだ理由について、「オオカミは家族的な生き物であり、リーダーが群れを統率し、全体のことを考えながら生きている」とインタビューで明かしています。 現実社会の日本では既にニホンオオカミは絶滅してしまっており、本作は失われたオオカミの孤独とその血を受け継ぐ者についても言及されています。 本作では、オオカミへの変身能力を持つ二人の子供、姉の雪は人間と向き合うことでオオカミではなく「人間」として生きていく決意をし、弟の雨は自然と触れ合うことで人間としてではなく「オオカミ」として生きていく選択をしました。 これは、作中のキャラクターのみならず現実社会の誰もがいずれは経験する道であり、自分自身で選んだ道はたとえ親でも踏み入ることのできない自己責任の世界(もちろん、愛した男の正体を知りつつも受け入れた主人公・花の選択にも通じるところがあります)でしょう。 前作『サマーウォーズ』は細田監督の夫人の実家がある長野県上田市が舞台となりましたが、本作は細田監督自身の生まれ故郷である富山県中新川郡上市町を物語の舞台のモデルとしています。 劇中で花たち一家が暮らした一軒家は上市町浅生に現存する築130年の古民家をモデルとしています。 現在、この古民家は個人の所有物ではありますが、所有者と有志・サポーターの好意により「おおかみこどもの花の家」として一般公開されており、映画の世界観を体感することができます。 ちなみに劇中の序盤で花が乗っていた自転車は「おおかみ1号」、途中で登場した花の愛車であるスズキ・ジムニー(二代目)は「おおかみ2号」と呼ぶのだそうです。 劇中で雪が草平たちと通っていた小学校のモデルは滑川市立田中小学校(富山県滑川市)の旧校舎がモデルとなっており、映画公開から2年後の2014年に新校舎に建て替えられた後も旧校舎の一部が保存されています。 また、花が通っていた大学は東京都国立市の一橋大学、花と男が待ち合わせをしていた喫茶店は一橋大学近くの「COFFEE 白十字 CAKE」、花が自然観察員アシスタントの職に就いた「新川自然観察の森」は神奈川県横浜市にある「横浜自然観察の森」と茨城県の「牛久自然観察の森」をミックスしたものがモデルとなっています。

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