ピル 副作用 うつ。 低用量ピルを飲んだら圧倒的に生きやすくなった

プラノバール(中容量ピル)服用記録|副作用・生理不順・不正出血

ピル 副作用 うつ

ピルの服用開始に伴って現れる副作用 ここは「ピルとのつきあい方」旧バージョンの保存ページです。 「ピルとのつきあい方」は1999年に開設されたピルに関するホームページで、 経口避妊薬ピル導入期の日本で貴重な情報源として利用されてきました。 当サイトをオリジンとする情報も少なくありません。 たとえば、緊急避妊に関する情報は当サイトによって広まりましたし、 「飛ばし飲み」も当サイトが用いた用語です。 旧バージョンの内容は基本的に現在でも通用する内容ですが、 ピルの利用環境が変化しましたので、 リニューアル版に移行します。 「ピルとのつきあい方」を模したサイトや換骨奪胎サイトが存在しますので、 オリジナルバージョンを保存しておきます。 低用量ピルが認可されるまで、日本では中用量ピルが使われていました。 中用量ピルには、強い副作用が出ることがありました。 低用量ピルでは、 副作用は大幅に軽減されていますが、全くないわけではありません。 ピルによる副作用は、大きく2つに分けて考えることができます。 【ホルモン環境への不適応】 ひとつ目は、 ホルモン環境不適応による副作用です。 つまり、ピルの服用により体内のホルモン環境が、それまでと異なったものになります。 体が新しいホルモン環境に慣れるまでの間、不快な症状が現れることがあります。 たとえば、吐き気です。 ピルを初めて飲む人の場合、ピルの服用を開始してしばらくの間、軽い吐き気等の副作用が見られます。 この副作用は一時的なものですが、自分にあったピルを見つけることで相当程度、軽減されます。 ホルモン環境の変化が不快な症状を引き起こせば、副作用です。 ホルモン環境の変化は、同時に 快適な状態にしてくれることがあります。 これを 副効果と呼びます。 ピルには生理痛の改善からお肌への影響まで、幅広い副効果があります。 【疾病リスクの増減効果】 ふたつ目は、ピルのホルモン環境による ある種疾病リスクの増加です。 ピルと疾病リスクの関係については、長年にわたり多くの研究が積み重ねられてきました。 ピルを服用すると、血栓症や一部の癌の発生率が高くなるとの報告があります。 これは明らかな事実です。 しかし、血栓症の発生率はもともと1万人あたり0. 5人程度と極めて低いものです。 現在、世界で現在使用されている低用量ピルには、重篤な副作用の心配はまずありません。 低用量ピルは、世界中で長い間1億人の女性が服用している薬です。 ピルほど安全性が立証されている薬はないともいえます。 その安全性は風邪薬以上だと信じています。 健康にマイナスに作用する効果を副作用とすれば、ピルにはプラスに作用する効果もあります。 ピルの服用により 一部の癌や婦人科疾患の発生率が低下することも知られています。 ピルが病気を引き起こす可能性と病気を予防する可能性では、後者の方が大きいといえると思います。 これもピルの副効果です。 中でも、卵胞ホルモンと黄体ホルモンは、性周期を作り出すもとになるホルモンです。 体内の卵胞ホルモン量や黄体ホルモン量の変動は、きわめて大きなものです。 また、個人差も大きいのです。 つまり、体内の 自然のホルモン環境は一人一人違うし、いつも違うということができます。 体内のホルモン環境が一人一人違うことは、月経量に個人差があることからもわかります。 経血量が多い人もいれば、少ない人もいますね。 体内のホルモン環境がいつでも変化していることは、周期的な気分や体調の変調から感じることのできる方も多いでしょう。 ピル服用中のホルモン環境は、どのように変わるのでしょう?自然のホルモン環境と較べると、大きな周期的変化はなくなります。 一定のホルモン水準が維持されることになるわけです。 ピルによって作り出される一定のホルモン水準、これに対する体の受け止め方には、個人差があります。 ピルによって作られるホルモン環境を、自然なホルモン環境と変わらない、と感じる方もいます。 一方、 ピルによって作られるホルモン環境に対して、体が違和感を感じる方もいます。 この違和感が、副作用となって現れてくるのです。 ピルの服用により、ホルモン環境の大きな周期的変化はなくなります。 しかし、それまで小さかったホルモン環境の日変化は、かえって大きくなります。 ピルの服用では、ホルモンの補給は1日に1度です。 吸収・代謝が日々繰り返される中で、これまで経験しなかった 小刻みなホルモン環境の変化を経験することになります。 このことも、副作用を感じる原因となります。 ピルを服用することは、ユニフォームを着ることと似ています。 自分で選んだ服ではありませんから、最初は違和感を感じることもあるでしょう。 でも、着慣れてくれば、ユニフォームにもいいところはあります。 一方、私服は個性を引き出してくれます。 でも、毎日着替える洋服の中には、自分でも嫌になるものもあるでしょう。 自然のホルモン環境は、いつでも誰にでも快適かといえば、そうではありません。 ピルのホルモン環境には、最初は違和感があってもほとんどの方が慣れていききます。 薬事審議会の資料からは各社別の個別データの詳細は不明ですが、各製品間でばらつきがあったことが推測できます。 一方、製品Bでは18周期の間に412人中58人(14.1%)が副作用のために、服用を中止しています。 2つのデータの間には妊娠希望等による服用中止率に大きな差があり、単純に比較はできません。 しかし、製品によって副作用の現れ方に差のあることを示唆しているように思います。 私の経験では、アメリカ人が「いいよ」っていう製品でも、日本人では「これだめだっ」っていう人が多かったものがあります。 同じ低用量ピルでも、成分的にはずいぶん違いがあるのだから、製品別のデータを公表すべきだと思います。 【ピル服用開始によって現れる副作用とその頻度】 ピル服用開始によって現れるおそれのある副作用をその頻度の高い順に示すと以下のようになります(%)。 これらの訴えの全てがピルの副作用であるかどうかは、明確ではありません。 悪心・嘔吐 1. 2-29. 2 イライラ感 0. 2-0. 8 心悸亢進 0. 2 乳房緊満感 0. 1-20. 0 湿疹 0. 5-0. 6 静脈瘤 0. 2 頭痛・偏頭痛 3. 4-15. 7 腰痛 0. 4-0. 6 頭重感 0. 2 乳房痛 1. 0-12. 3 皮膚そう痒感 0. 2-0. 6 じんましん 0. 2 下腹部痛 0. 1-6. 9 抑うつ 0. 1-0. 6 肝斑 0. 2 下痢 0. 6-4. 0 乳房萎縮 0. 1-0. 5 脱毛 0. 2 浮腫 1. 0-3. 2 乳汁分泌 0. 1-0. 5 アトピー性皮膚炎 0. 2 ざそう 0. 2-2. 9 帯下 0. 2-0. 4 発熱 0. 2 体重増加 0. 8-2. 2 口内炎 0. 2-0. 4 ほてり 0. 2 食欲亢進 0. 2-1. 9 熱感 0. 4 頻尿 0. 2 食欲不振 0. 1-1. 9 胸やけ 0. 2-0. 3 口渇 0. 1-0. 2 倦怠感 0. 7-1. 7 動悸 0. 2-0. 3 手足のこわばり 0. 1 消退出血の欠如 1. 7 胸痛 0. 1-0. 3 性交痛 0. 1 腹痛 0. 1-1. 5 不整脈 0. 1-0. 3 しびれ 0. 1 乳房増大 0. 2-1. 4 胸部飽満感 0. 1-0. 3 胸のつかえ 0. 1 性欲減退 0. 2-1. 3 色素沈着 0. 1-0. 3 咽頭痛 0. 1 眠気 0. 3-1. 2 下肢痛 0. 1-0. 3 不感症 0. 1 月経痛 1. 0 ふらつき 0. 3 目のかすみ 0. 1 めまい 0. 2-1. 0 子宮肥大 0. 2 息苦しさ 0. 1 皮疹・発疹 0. 2-1. 0 子宮頸部の腫れ 0. 2 顔面紅斑 0. 1 便秘 0. 1-1. 0 経血量の増大 0. 2 血圧上昇 0. 2-0. 8 顔面浮腫 0. 両者のバランスが崩れる(内膜を維持するだけのプロゲストーゲンが不足する)と、出血が起きてしまいます。 ごく軽い出血を点状出血といい、生理(消退出血)が来てしまう場合を破綻出血といいます。 プロゲストーゲン(黄体ホルモン)の子宮内膜維持作用は、使用される黄体ホルモン剤の種類・量とエストロゲンの量によって規定されます。 エストロゲンの量が関係するのは、プロゲストーゲンはより高用量のエストロゲンと一緒に使われるとより大きな子宮内膜維持作用を発揮するからです。 中用量ピルで不正出血が稀なのは、そのためです。 第1世代ピルに使われているプロゲストーゲン(黄体ホルモン は、それ自体の子宮内膜維持作用が低いため、より多くのエストローゲンと一緒に用いることで、子宮内膜維持力を高めています。 第1世代ピルでは子宮内膜維持力の弱さを補うために、より高用量のプロゲストーゲンとエストローゲンが使用されています。 1周期中の総量で比較すると第3世代ピルで不正性器出血は最も起こりにくく、第2世代ピルで最も起こりやすいといえるでしょう。 もっとも、第2世代ピルではメリハリの非常にはっきりした3相性にして、不正出血が起きやすい時期の不正出血を防ぐ工夫がなされています。 低用量ピルで不正出血が多いのは、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)の子宮内膜維持力を助けるエストローゲンの量が少ないからです。 しかし、理由はそれだけではありません。 中用量ピルでは生理5日目の服用開始になっています。 子宮内膜の剥脱が終わってから飲み始めることになります。 一方、低用量ピルでは生理初日の服用開始が推奨されています。 そのために、子宮内膜の剥脱が不十分に終わることがあります。 つまり、出るべき経血が出てしまわずに維持される状態になることがあります。 このことも、不正出血の多さの原因となっています。 3相性ピルは、生理初日の飲み始めに最も適した作りになっています。 3相性ピル 特に第2世代ピル の生理初日服用開始に、他の低用量ピルがつきあっていることも不正出血の多さにつながっています。 中用量ピルを誤って生理初日に飲み始めると不正出血の頻度は相当高くなります。 服用第3周期でも、9.4%から24.4%に認められました。 不正性器出血の生じる頻度は、かなり高いといえましょう。 しかし、周期を重ねる毎に不正性器出血は着実に減少していきます。 【点状出血及び破綻出血を含む不正性器出血の発現頻度】 服用第1周期 11. 6〜39. 0% 服用第2周期 6. 4〜28. 3% 服用第3周期 4. 9〜24. 4% 服用第12周期以降 3. 0〜11. 2% 不正性器出血はホルモンのバランスが崩れて起きるので、それ自体は大きな問題ではないと思いますが、それにしてもばらつきが気になります。 決めた服用時間にきちんと服用するようにしましょう。 2.服用初期の軽い不正性器出血であれば、特別な対処をする必要はないでしょう。 周期を重ねるにつれて、体が慣れてきて、不正出血の起きることは少なくなっていきます。 3.他の副作用がなく、かつどうしても不正出血を止めたい場合には、2シート用意し、正規の服用分に加え子宮内膜活性指数()が70以上の錠剤を1錠余分に飲みます(計2錠)。 中用量ピルで出血を止めるのも同じ事です。 4.第2世代ピルの場合、第1相は子宮内膜活性指数が低く、2錠飲んでも不正性器出血の止まらないこともあるでしょう。 どうしても気になるようでしたら、主治医とご相談ください。 一時的に服用する中用量ピルを処方してくれるかもしれません。 あるいは、第1世代ピルまたは第3世代ピルへの切り替えを勧めるかもしれません。 サンデーピルを推奨している2製品の場合、第3相は子宮内膜活性指数が低く、服用終期の不正出血が多くなります。 第2相と第3相の服用順序を変えてみることを医師と相談してみるといいかもしれません。 低用量ピルは、中用量ピルと較べてエストロゲンの量が20〜40%カットされています。 中用量ピルと較べると、ずいぶん吐き気の副作用は少なくなっています。 エストロゲンに対する感受性には、非常に大きな個人差があります。 エストロゲンに対する感受性には、非常に大きな個人差があります。 就寝前に服用すると吐き気を感じずにすむかもしれません。 【OC服用に起因すると考えられる悪心・嘔吐の発現率】 悪心・嘔吐 1. 2〜29. 非常に激しい頭痛は、血栓症の初期症状を疑う必要があります。 痛み止めを服用しておさまるようでしたら、服用してかまいません。。 【OC服用に起因すると考えられる頭痛の発現率】 頭痛 3. 4〜15. ピルの服用でバストが大きくなることがあります。 ブラジャーのサイズが合わないために、痛みを感じることもあります。 サイズが合っているか確かめましょう。 乳房の張りはしつこく続くことがあります。 どうしても苦しいようでしたら、薬を変えることを考えてもいいでしょう。 なお、ピルを服用するとバストが大きくなるという嬉しい副作用もあります。 しかし、それが続くかどうかは人によって違います。 【OC服用に起因すると考えられる乳房痛等の発現率】 乳房緊満感 0. 1〜20. 0% 乳房痛 1. 0〜12. アンドロゲンという男性ホルモンの働きは、体内から分泌されるエストロゲンで抑えられています。 ところが、ピルの服用を始めるとこのバランスが壊れることがあります。 多くはピルのホルモン環境になれるにしたがって改善しますが、アンドロゲン作用の少ないピルに変えると効果的なこともあります。 でも、まともな文献にそんなこと書かれているのを見たことはありません。 絶対、鼻が高くなったり、目がぱっちりしたりすることはありません。 ピルは多毛症に効くというような記述を読んだことがあります。 これは少し根拠があります。 また、更年期にホルモン補充療法をすると、肌がみずみずしくなると言う話も聞きます。 そんな関係で人によっては、きれいになることがあるのかもと、思ったりもします。 1994 をもとに、rurikoが算出。 デソゲストレルを使ったマーベロン(marvelon)は、男性ホルモン作用が少なく天然黄体ホルモンに近いといえます。 つけたし ある国で「きれいになる」をうたい文句にしたピルを見つけました。 ヨーロッパの某大手メーカーの製品です。 成分を見ると、エストロゲン(卵胞ホルモン)と抗男性ホルモン剤でできていて、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)は含んでいません。 原理的には「なるほどなぁ」と思いました。 しかし、使われている抗男性ホルモン剤は微量でしたが、気になって飲むのはやめました。 その抗男性ホルモン剤は、性転換した「元男性」などが使用する薬剤で、アメリカなど多くの国で未承認の薬です。 ちなみに、その某大手メーカーは、第三世代プロゲストーゲン(黄体ホルモン)の開発がうまく行かず、第三世代ピルは販売していません。 日本で認可されたピルの中で、 「きれいになる」ピルがあるとすれば、それは絶対にマーベロン(marvelon)です。 というのは、マーベロン(marvelon)以外のピルは、多かれ少なかれマーベロンよりも強いアンドロゲン(男性ホルモン)作用を持っています。 人によってはニキビができたりすることもあり得ます。 ところが、マーベロン(marvelon)に使用されている第三世代プロゲストーゲン(黄体ホルモン)は、アンドロゲン(男性ホルモン)作用が極めて弱い上に、用量も多くありません。 マーベロン(marvelon)を服用すると、「きれいになれる」可能性は他のピルよりは高いといえます。 マーベロン(marvelon)で本当にきれいになるかどうかは、何ともいえませんが、他のピルでニキビが出たり毛深くなったりする人は、マーベロン(marvelon)に切り替えてみてもよいでしょう。 もっとも心配しなくては行けないことは、肝機能障害のためにおきる体重増加です。 肝機能障害があると体重がどんどん増え続けます。 低用量ピルでは、肝機能障害による体重増加はほとんどありません。 低用量ピルによる体重増加には、以下のような原因があります。 一つは保水力の増加です。 体内の水分が増加し、はれぼったくなるためにおきる体重増加です。 二つめに、脂質代謝の異常による体重増加です。 これはアンドロゲン作用の少ないピルでは少なくなります。 三つめは、食欲増進です。 ピルを服用するとしばしば食欲の増進が見られます。 それを我慢しないと体重が増加してしまいます。

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ピルのリスク~ピルを使う前に考えたいこと

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ピルってどんな薬? ひとくちにピルと言っても、さまざまな種類があります。 例えば、ピルにどれくらいホルモンが含まれているかによっても細かく分類されているのです。 卵胞ホルモンの含有量が50マイクログラムを越えるものは、「高用量ピル」と分類されます。 50マイクログラムジャストのものは、「中用量ピル」と分類されます。 そして、50マイクログラム未満のものは、「低用量ピル」と分類されています。 このように、ホルモンの量により細かく種類がわけられているのは、副作用の影響を考えているからです。 基本的にどれも効果は同じですが、副作用の出方としてはホルモンの含有量が多ければ多いほど強く出るとされています。 そのため、高用量~低用量まで幅広いタイプのピルがあるのです。 副作用との戦い ピルには、高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルとありますが、実はピルが使われ始めた当初は、高用量ピルと中用量ピルが主流となっていました。 当時は無排卵を治療したり、生理不順を治療したりするためにピルを使用されていたため、ホルモンの含有量が高く効果が期待できるものが優先されていたからです。 しかし、ピルの効能をうまく利用することで避妊にも活用できることがわかり、もっと手軽にピルを服用できるようにと低用量ピルが開発されました。 低用量ピルは、ホルモンの含有量がギリギリのラインまで抑えられているため、副作用も出にくく手軽にピルを服用することができるとして、多くの産婦人科で使用されるようになったのです。 主流となっている低用量ピル 近年では、避妊や軽い生理痛などの治療には、低用量ピルを処方するのが一般的となりました。 低用量ピルも実は細かく分類することができます。 低用量ピルは、「一相性ピル」「段階型ピル」に大きく分類され、更に段階型ピルは、段階ピルはさらに「二相性ピル」と「三相性ピル」に分類されます。 細かく分類されるのは、1つの錠剤に含まれているホルモンの割合や服用方法が異なるからです。 「一相性ピル」の場合、錠剤に黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)が同じ割合で含まれています。 「段階型ピル」の場合、生理痛などの症状や体調、生理周期のタイミングなどに合わせて黄体ホルモンの量を段階的に増やしたり減らしたりしていきます。 黄体ホルモンの量をどのように増やしたり減らしたりするかによって、段階ピルはさらに「二相性ピル」と「三相性ピル」に分類されますので、ご説明しておきましょう。 段階型ピルの種類について 低用量ピルは、含まれているホルモンの割合により一相性ピルと段階型ピルに分類されます。 そして、段階ピルはさらに「二相性ピル」と「三相性ピル」に分類することができます。 「二相性ピル」は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の量は一定で、黄体ホルモン(プロゲステロン)の量を2段階で調節していくものです。 二相性ピルの場合、後半に黄体ホルモンを増やしていきます。 「三相性ピル」は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の量は一定で、黄体ホルモン(プロゲステロン)の量を3段階で調節していくものです。 さらに「三相性ピル」を分類すると、服用し始めて中間の時期に黄体ホルモンを増やし減らすのが「中間増量型」で、服用し始めて身体の状態を見ながら少しずつ黄体ホルモンを増やしていくのが「漸増型」となります。 段階型ピルは、身体の状態を観ながら服用を調整していくため、身体に優しい分タイミングが非常に重要になります。 もしピルを飲み忘れたりしてしまうと、せっかく調整してきたホルモンバランスも崩れてしまい、不正出血や避妊効果が薄れる可能性もあるので注意が必要です。 一相性ピルでも、段階型ピルでも効果は同じなので、飲み間違いが心配な方は服用が手軽な一相性ピルを選択すると良いでしょう。 ピルの服用方法について 避妊や治療などでピルを服用するという場合、基本的に1日1錠を21日間続けていきます。 そして7日間休薬期間をはさみ、再び21日間飲み続けるというのが通常です。 ピルのシートもそれに合わせて錠剤の数が決められています。 1シートに21錠のピルが含まれているタイプ 1シートに21錠のピルと、偽薬7錠を合わせた28錠タイプがあります。 どちらもピルを服用するのは21錠ですが、飲み忘れ防止やタイミングを誤らないために偽薬7錠を合わせた28錠タイプが出ています。 偽薬なのでホルモンは含まれておらず身体に影響はありませんが、薬を飲まない日を作りたいという方で、きちんとスケジュールを管理できる方は21錠タイプでも大丈夫でしょう。 ピルの効果は? ピルを服用すると、身体にはどんな効果が現れてくるのでしょうか。 避妊の効果 まずご紹介したいのが避妊の効果です。 ピルを服用すると、本来卵巣から分泌されていた女性ホルモンが他から入手することができるため、卵巣が働く必要が無くなり活動休止の状態になります。 卵巣が活動休止になると、女性ホルモンが分泌されず排卵や月経が引き起こされないため、妊娠する可能性がほとんどなくなるのです。 また、万が一卵子が排卵されて精子が侵入してきたとしても、着床部分である子宮内膜が薄い状態のままなので着床が定着せず妊娠が不成立に終わります。 より確実に避妊をしたいという方は、ピルの服用で対処するようにしましょう。 生理痛や生理周期の改善 ピルの効果としてもうひとつご紹介したいのが生理痛や生理周期の改善です。 ピルを服用することで、女性ホルモンを安定させることができるため、つらい生理痛や不規則な生理周期を改善することができます。 生理痛が起きる原因は、女性ホルモンが過剰に分泌され経血量が増えて子宮が激しく収縮することが関係しています。 ピルを服用することで、女性ホルモンが過剰に分泌されることを防ぎ、必要最低限の量を安定して配給してくれるので生理痛も大幅に軽減されることでしょう。 また、ピルは21日間服用し、7日間休薬するというリズムが徹底されているため、生理周期をリセットしたり調整して改善したりする効果があります。 生理周期は疲れやストレスで狂ってしまいやすいのでピルで調整するようにしましょう。 病気の治療と抑制効果 ピルの効果には、婦人科系の病気や症状を治療したり抑制したりする作用があります。 婦人科系の病気は、女性ホルモンの分泌が過剰になったり激減したりすることで引き起こされることが多いため、それをピルによりコントロールすることで病気に立ち向かうことができます。 また、ピルから女性ホルモンを摂取することで、卵巣や子宮を休ませることができるため、病気の進行を抑制し、縮小することもできるでしょう。 更年期に差し掛かると女性ホルモンの分泌バランスが崩れて、身体に辛い症状が現れやすいですが、ピルを服用すれば辛い時期を無理なく乗り越えていくことができるでしょう。 ピルの副作用の症状は?いつから? ピルには、たくさんの嬉しい効果がありますが、忘れてはいけないのが副作用の存在です。 ピルは薬なので、良い効果を得られるメリットもあれば、副作用というデメリットもあるので、両方をきちんと把握しておく必要があります。 さまざまな副作用 ピルの副作用として、身体に現れやすいのが、吐き気、胃のムカムカ、食欲不振、体重増加、倦怠感、頭痛、むくみ、乳房の痛み、発熱、のぼせ、情緒不安定などがあります。 さらに、血栓症や死亡するケースもあるので注意が必要です。 ピルの中でも副作用の出にくい低用量ピルなら、比較的症状は軽めに済みますが、それでも初めてピルを飲み始めてからしばらくの間は、以上のような副作用が起きやすくなります。 基本的に、ピルを服用し始めて1週間ほどで副作用の症状は落ち着いてくると言われていますが、個人差があるため、副作用が辛い場合は医師に相談するようにしましょう。 体重増加、太ってしまう副作用 ピルを飲み始めると、副作用のひとつとして体重が増加してしまうことがあります。 体重が増加する原因は、むくみと食欲の増加です。 ピルの副作用には、むくみ症状がありますが身体に水分がたまりやすくなり、外に排出しにくくなるので、どうしても水太り状態となり体重が増加してしまいます。 また、ピルの副作用として空腹感を強く感じてしまうということがあるため、必要以上に食欲が増し、食べすぎた結果体重が増えてしまうことがあるのです。 5kg以上太ってしまったという方もいれば、ほとんど体重が変わらなかったという人もいるため、誰にでも現れる副作用ではありませんが、ピルを服用し始めてから体重が増加しはじめたら医師に相談するようにしましょう。 病気の発生リスクに関する副作用 ピルを服用してから時間が経つにつれて、様々な効果を実感できます。 さらに5年・10年の長期に渡って服用すれば、卵巣がんや子宮体がん・骨粗しょう症の発生率を抑える事ができます。 しかし病気の種類によっては、反対に長期服用で発病確率が上がるものもあるので、覚えておいたほうがよいでしょう。 その例として、子宮頸管がんや乳がん・子宮筋腫・悪性肝腫瘍・肝良性腫瘍などが挙げられます。 またピルには血管を硬くし血栓ができやすい特徴があるため、脳卒中や心筋梗塞になる確率も、ピルを服用していない女性よりもかなり高くなります。 不安な場合は病院で確認してみると良いでしょう。 うつの副作用について ピルを飲み始めると、副作用として「うつ」が引き起こされることがあります。 生理痛は緩和し、生理周期も安定しているけれど気持ちは沈み、倦怠感に悩まされ、集中できない状態が起きてしまうことがあるからです。 ピルとうつの関係については、まだ解明されていない部分もありますが、ひとつの原因として人工的に女性ホルモンが投与されていることが関係していると考えられます。 女性ホルモンは本来、卵巣から分泌されるものですが、違う方法で人工的に女性ホルモンが体内に入るため、身体が誤作動や違和感を起こしてそれがうつに繋がると言われています。 ひとりで悩まず、産婦人科の医師や、心療内科の医師に相談するようにしましょう。 不正出血に関する副作用 ピルの飲み始めに不正出血が起きる方も多いですが、これはホルモンバランスが崩れた事によるものです。 子宮内膜を増やすのは卵胞ホルモンの役目で、それを維持するのが黄体ホルモンの役目ですが、ピルによって卵胞ホルモン量が過剰になると、黄体ホルモンは子宮内膜を維持できずに剥がれ落ちてしまい、それが不正出血となるのです。 それから、低用量ピルは生理初日からの飲み始めを勧められますが、この時期にホルモンバランスが崩れてしまうと経血を排出する力が中途半端になってしまい、子宮内に血液が残ってしまい、それが後に不正出血となって排出されます。 体がホルモンバランスの状態に慣れれば不正出血もなくなるので、あまり心配しないようにしましょう。 体毛やニキビの副作用 ピルの服用で、体毛が濃くなったりニキビが増えたという方も多いですが、それはピルに内在している男性ホルモンによるものです。 特に黄体ホルモンを抑制したピルでは男性ホルモンの働きが強まり、ニキビや体毛が濃くなってしまうケースがあります。 これを避けるには、黄体ホルモンと男性ホルモンの比率が近いピルを選ぶようにしましょう。 ピルを服用している方の中には、反対に毛が抜ける・薄くなるといった副作用が現れる事がありますが、この場合はピルの副作用とは言えません。 実は、抜け毛や薄毛はピル服用を止めた方に多く見られるのですが、止めた後に急に減少した女性ホルモンの影響と考えられています。 性交に関する副作用について ピルを飲み始めると、性交にも影響が出てくることがあります。 ピルを服用すると、子宮の入り口が狭くなり分泌液も濃くなる分減少するため、性交痛が生じやすくなると言われています。 また、分泌液が減少することで感染症にかかりやすくなるのも問題です。 さらに、性欲そのものが減退してしまうこともあるでしょう。 パートナーがいる場合、性交に関する副作用は非常に重要な問題です。 恥ずかしがらずに医師に相談し、ピルの種類を変えたり対処方法をアドバイスしてもらったりするようにしましょう。 ピルを服用できない人は? ピルには、血液を固まらせやすいという副作用があるため、血栓ができやすい人は注意が必要です。 実際にこの副作用のリスクを考え、以下のような人たちはピルを服用できないことになっています。 ピルを服用できないのは、高血圧、35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある、重度の片頭痛がある、過去に静脈血栓症を経験している、妊娠中、出産直後~授乳期間、がんを発症している、乳がんや子宮体がんの可能性がある、その他重い持病を抱えている、という人たちです。 妊娠中や出産直後~授乳期間にピルを服用できないのは、血栓症のリスクが上がることと、母乳の分泌に影響が出るからです。 その他にも、ピルを服用できない条件がありますので、医師に自分の身体について正確に伝え、少しでもピルの副作用を軽減できるようにしておきましょう。 死亡の危険性について ピルは、基本的に安全な薬とされていますが、実は死亡例も出ています。 ピルには、血を固まらせやすくするという副作用があるため血栓ができやすく、それが原因で脳梗塞や心筋梗塞、脳血管障害などで死に至ることがあります。 高血圧や血栓症を引き起こしやすい人がピルを服用してしまうと、死亡のリスクが上がることを理解しておく必要があるでしょう。 まとめ ピルの副作用を含めたさまざまな情報をご紹介しました。 ピルには良い効果が得られるメリットもあれば、副作用というデメリットもあることがお分かりいただけたと思います。 体調や持病などをきちんと医師に伝え相談することが大切ですので、ピルを上手に活用し無理なく服用できるようにしていきましょう。

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ピルの副作用による吐き気やうつ症状にはビタミンB6!

ピル 副作用 うつ

ここ2年くらいPMSが酷く、まず漢方を飲みました。 PMSで一番辛かったのはうつっぽくなり、下痢が続き、食欲がなくなること。 もともと食が細く体力に自信がないので毎月のようにこんなことが続いたらとますます不安になり、悪循環。 神経科でレキソタンとロヒプノールを処方してもらい対処していましたが、基礎体温をつけたり、今回は薬に頼らなくてもよさそうとか、今回は症状がキツいとか、毎回違う状態に嫌になりピルを選択しました。 トリキュラーは4シート試した結果、最後の色(黄)になって7錠くらいで多少のうつっぽさが出るため医師の勧めで一相性のマーベロンに変えました。 トリキュラーで苦しんだ副作用(吐き気)は全くないのですが、マーベロンを飲み始めたとたん、うつっぽさが酷くなり飲み初めて12日くらいで治まりました。 医師に話すと「副作用でうつは関係ないので心療内科に行くように」と言われました。 自分で色々調べて、ピルの副作用に抑うつがあると知っていたので食い下がって話をしたのですが、その医師は認めたくない様な感じでした。 少し飲み続ければ副作用で起こっているであろう「うつっぽさ」もよくなるかもと思い、なんとか1シートだけ処方してもらえましたが、「心療内科に行くように」と念を押されました。 現在2シート目の6錠目ですが、うつっぽさがあり辛い週です。 レキソタンと併用してなんとか乗り切ろうと思っています。 最近ヤーズという新しいピルが発売されることを知りました。 このピルはPMSの症状に効くと読んだのですが、どうなのでしょうか。 もちろん個人差があるので、飲んでみなければわからないことは承知しています。 ただ、そのピルの特性としてPMS症状に良いということはあるのでしょうか。 またこのピルも自費診療になるのでしょうか。 取り扱っているくれる病院はどのくらいあるのでしょうか。 ピルの利点も感じているので、ピルは飲み続けたいと思っていますが、一番改善したい「うつっぽさ」がなくなるものを希望しています。 よろしくお願いします。 私は現在38歳で喫煙歴はありません。 心配性な方で、どちらかといえばストレスを感じやすい性格だと思っています。 (治せるのなら、治したいと思いますが…) 長々となってしまい、申し訳ありません。 40512] 先生じゃなくて、ごめんなさい。 ヤーズは月経困難症に対して保険適応になります。 ただ、医師によって好みというか…どの医師でも必ず処方してくれるとは限りません。 医療機関や調剤薬局ごとに、取り扱いの有無は違います。 個人差はあると思いますが、マーベロンはうつっぽくなる傾向があるようです。 ヤーズか、現行ならオーソMに変えてみてもいいと思いますが、どのピルでも身体に馴染むまでに3シート、効果が出るまでに4〜6シートと考えてくださいね。 せっかく神経科や心療内科にかかっているなら、PMSに対してルボックスなどの提案はなかったでしょうか?抗うつ剤ですが、PMSに効くエビデンスがあります。 漢方薬に関しては、処方医も相当悩んでいたようですね。 125番は体格がっしり、赤ら顔に処方されるもので、前後の薬とは証が全く違います。 番号わからないので薬の名前で書きますが、こちらの院長先生はPMSに漢方薬というと抑肝散や苓桂朮甘湯をよく処方しています。 他に、体力が中程度なら五積散や女神散、虚弱なら加味逍遙散などがあります。 ネットなどで調べてみて、使ってみたいものがあれば処方医に申し出てみてはいかがでしょうか。 ピルは子宮内膜症の予防と進行抑制、子宮体部癌や卵巣癌の予防などの効果もありますから、種類を変えてでも続けるメリットはあると思いますよ。 詳しくは、先生からのレスをお待ちください。 40581] お返事ありがとうございます。 マーベロンはうつっぽくなる傾向があるとネットで見たことがあったのに、担当医に否定された時(副作用ではない)と少し不安になっていました。 本当は「うつ」になってしまったのではないか…と。 むくさんのレスでホッとしました。 ピルの結果がわかるまでに時間が必要なことはわかっていますが、新しいピルに期待したい気持ちもあって正直ヤーズに変えてみたいと思っています。 ただ通院している病院で取り扱っているか不明ですし、保険適用についてもわからないので、このまま続けてみるか、病院を変えてみるか迷っています。 一番の希望はPMSの「うつっぽさ」がピルだけで解消されることなので、もう一度担当医と話をしてみようと思います。 早いお返事ありがとうございました。 40605] ひとつ聞き忘れてしまったことがありました。 ピルの副作用と聞いたことはないのですが、マーベロンを飲み始めた時期から早朝、目覚まし前に目が覚めてしまいます。 7時頃に起きる生活をしていたのですが、早い時では5時すぎに、遅くても6時すぎに目が覚めてしまいます。 目が覚めてしまっても自分が「眠った」という感覚があれば気にしないのですが、仕事中に眠気が出てしまい困っています。 休みの日には二度寝をすることができますが、仕事の日は寝ようと思っても寝付けず「うとうと」するだけで寝起きも悪くなってしまいます。 ピルを飲んでこのような症状になることはあるのでしょうか。 なにか良い対処法はありますか。 よろしくお願いします。 40988] むくさんレス有り難うございました。 あきゆきさん、低用量ピルの種類によって特徴がそれぞれあるのでマーベロンが抑うつ作用が増強する理由を明確には説明出来ませんが、現実は一番うつ症状が出るピルだと思います。 ヤーズは月経困難症の方にしか処方出来ません。 ただ海外では月経前のうつ症状に効果的なデータも出ています。 生理痛が辛かったなら処方を受けれますので保険証持参して相談に行きましょう。 第1世代のオーソMでも良いかもしれません。 日中の眠気は体内時計がずれている可能性があります。 太陽の出ている時間は仮眠も取らない。 と強い意志を持って体内時計を戻す様に努力しましょう。 では、ご参考にして下さい。

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