コロナ bcg 効果。 新型コロナとBCGの相関関係について免疫学の宮坂先生にお伺いしました(木村正人)

ドイツで、BCGワクチンの新型コロナウイルスへの効果を検証する臨床試験はじまる(ニューズウィーク日本版)

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最近、いくつかの外国メディアは、従来の結核予防ワクチンBCGが新型コロナウイルス感染を防げるかどうかを議論している。 そうしたメディアの中には、、、、などが含まれている。 これらのメディアは一様に、カルメット・ゲラン桿菌、つまりほぼ100年間世界中で行われているBCG接種について書いている。 つまり、このワクチンが現在パンデミックを引き起こしているCovid-19に対する武器になり得る、というニュースが突然飛び出したのだ。 ロシアでは、このワクチンは、生後3~5日目のすべての幼児に必ず行われることになっている(もちろん、副作用がない場合だ)。 果たしてこのことは、ロシア国内にあまり感染者がいない事実を説明するのだろうか?確かに、総人口1億4450万人のうち、感染者は2777人にとどまっているが。 3月28日、彼らの論文のプレプリントがウェブサイト「MedRxiv」に。 その中に、BCGワクチン接種が義務付けられている国と、希望者のみに行われている国、さらにまったく実施されていない国における、新型コロナウイルスによる死亡率の違いが示されている。 「BCGワクチン接種が義務付けられていない国(イタリア、オランダ、米国)は、長期にわたり義務付けられてきた国に比べると、より深刻な影響を受けていることが判明した」。 こう論文には述べられている。 ワクチン接種が義務付けられている国での死亡率は、長期間実施されていない国の30分の1にとどまっている。 「また、BCGワクチン接種を行った結果、当該国で報告されたCOVID-19感染者数が減少したことも分かった」と論文には記されている。 これらの研究者の説によると、BCGワクチン接種の有無が、隣接するスペインとポルトガルの間で感染、死亡の状況に大きな違いがある理由を説明してくれる。 スペインでは死亡率がはるかに高いが、同国は1981年に義務的なワクチン接種を止めていた。 一方、ポルトガルでは、義務的接種中止はつい最近、2017年のことだ。 同じことが旧東ドイツ地域(ワクチン接種を義務付けていた旧ドイツ民主共和国)にも当てはまる。 現在、同地域の死亡率は、旧西ドイツ地域よりも。 そもそもBCGとは? 世界中で毎年約1千万人が結核に罹患しているから、感染リスクが高い国では、BCGはまだ必要だ。 毎年、世界中で1億3千万人に実施されている。 2018年には153か国で行われた。 しかし先進国は、部分的に行うか(ハイリスク・グループの子供に対してのみ)、結核患者の割合がごく低いためにまったく行わないかだ。 例えば、米国とオランダでは、このワクチンを大量に使用したことがない。 しかし、世界中で毎年約1千万人が結核に、感染リスクが高い国では、BCGはまだ必要だ。 例えば、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカでは必須である。 このワクチンは完全な免疫を保証するものではないが、60~80%は防いでくれる。 誰がBCGを考え出したか?ソ連の発明だというのは本当? BCGは10~15年の間は完全に有効だと考えられているが、その後効果は弱まる。 しかしワクチンそのものは、ソ連ではなくフランスで1919年に考案されている。 パスツール研究所の研究者、アルベール・カルメットとカミーユ・ゲランが、ウシ型菌の強毒株の一つを培養してBCGの元になる菌株を作製した。 もっとも、彼らのワクチンは液体で、短期間しか保管できず、公の承認はほとんど受けられなかった(しかも1930年には、ワクチンの扱いを誤り、ドイツのリューベック市の新生児240人のうち72人が)。 1925年にカルメットは、ワクチンを改良のためにソ連の科学者に与えた。 すると今度は、その有効性が明らかになり、3年後、国際連盟に承認された。 BCGは結核以外にも有効? Moskva Agency それを突き止めるためには、少なくともフォーカスグループによる調査が必要であり、3月にオーストラリア、オランダ、ドイツ、ギリシャで行われることが。 しかし、新型コロナウイルスに対するBCGの有効性については、既に多くの懐疑論がある。 例えば、もしこの仮説が正しいなら、BCG予防接種が全国民に実施されている中国で、なぜこれほど多くの感染者が出たのか? そもそも、BCGが効果を示す期間ははっきりしていない。 10~15年の間は完全に有効だとが、その後効果は弱まる。 しかもそれは、幼児のうちにワクチンが接種されている場合の話だ。 成人の予防接種は効果がとても薄い。 BCGと新型コロナウイルスとの関係を研究した学者らも、次の点に注意を促している。 「各国には、それぞれに異なるBCGワクチン接種のスケジュールがある(つまり、接種の年齢と量が異なる)。 細菌の株もまた違う」 さらに、どの株が感染の拡大をよりよく防げるかはまだ誰も調べていない。 ある条件のもとでは、実際に役立つ。 ただし、くどいようだが、これを評価するには、質の高い臨床研究が必要だ」。 薬理学者でモスクワ大学基礎医学部のニコライ・コロボフ准教授は。 概してロシアでは、次の点については見解が一致している。 すなわち、ワクチンは免疫の活性因子であり、その接種により身体は顕著な免疫応答を示すが、ただし、Covid-19への効果となると、今のところそれは批判に耐えない…。 「コロナウイルスと結核が結びつくのは、飛沫感染、空中感染するという点だけ。 他はすべて誰かの空想だ」。 サンクトペテルブルク市主任結核専門医で、同市の結核診療所主任医師であるアレクサンドル・パンテレエフ氏は。 「BCGワクチンは短命なワクチンで、最大10年間しか身体を守ってくれない。 だから、再接種が行われるのだ。 その性格からいってBCGワクチンは、成人の体内にはもう存在しないから、コロナウイルスに対し何らかの免疫が形成されるなどと主張するのは、荒唐無稽だ。 おまけに、両者は完全に異なる種類の感染症なのだから、どんな防御メカニズムが働くと言うのか理解に苦しむ」 ワクチンの専門家であるエフゲニー・ティマコフ医師も、証拠がなければ、こういった考察は何の意味もないと。 今のところ、答えよりも疑問の方が多い」 もし仮に、BCGが効果的だとしても、近い将来にBCGに期待する意味はない。 「ワクチンは流行が始まる前に行わなければならない。 だから、今のパンデミックに何らかの影響があるとは思わない。 免疫が強化されるためには、ワクチン接種から長い時間が経過しなければならない。 だからそれが今助けになることはありそうにない」。 免疫学者のウラジーミル・ボリボクは医師は。

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新型コロナ予防にBCG接種をしてはいけない…強い副作用の恐れ、取扱い方を知らない医師も

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BCGワクチンの接種と新型コロナウイルスの関係について、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授が「BCGの接種と死亡者数に逆相関がみえるのは確か」と発言し話題になっている。 その効果は果たしてあるのか、AbemaTV『けやきヒルズ』は専門家に話を聞いた。 新潟大学医学部細菌学の松本壮吉教授は、BCGワクチンの新型コロナウイルスへの効果について次のような見方を示す。 「疫学的にそのようなことが示唆されているということで、本当に効くかどうかはまだわかっていない状況。 疫学療法からすると、重症化を抑えるというような柔らかい効果があるかもしれない。 BCGの接種をやめた国では新型コロナウイルス感染症に対する死亡者数が多いという、疫学の情報が結構明瞭というのが1つ。 理由ははっきりわかっていないが、基本的にBCGというのは結核のワクチンで、生菌を打つ。 割と体の中にとどまって、数年から長い場合は数十年免疫を賦活化(活性化)できるという特徴がある」 BCGワクチンの接種を推奨している国と接種していない国の地図に、新型コロナウイルスの死者数を重ねて見てみると、予防接種プログラムがないイタリアの死者数は1万3915人、以前に予防接種を推奨していたものの現在は実施していないスペインは1万96人となっている。 一方、スペインの隣国で予防接種を実施しているポルトガルの死者数は209人で、現在のところは差がみられている(日本時間3日の午前6時時点)。 日本では現在、BCGワクチンを生後1歳までに1回接種することになっており、69歳以下のほとんどの日本人が受けている。 松本教授によると、ワクチンが効く期間は「数年から10~15年、長い場合は30年と言われていて、人によって違う。 一概には言えない」そうだが、「マウスでBCG接種をしておくと、マウスのマラリア原虫の感染に対して少し効果があったり、BCGワクチンは膀胱がんの再発予防に実際に臨床で使われている」という。

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BCGの効果は結核にとどまらず、ガンにも糖尿病にも。

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BCGワクチンを接種していない国では、新型コロナウイルスによる死亡率が高いという傾向が見えてきた(写真はイメージです) Photo:PIXTA 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。 国によって死亡率に差があることから、BCGワクチンの接種が「有効」ではないかという仮説が広まり、一部の国で臨床研究が始まった。 BCGはコロナとどう関係するのか。 東北大学副学長で、東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授に、緊急寄稿してもらった。 100万人当たりの死者が多いスペイン、イタリア 新型コロナの死亡率に国別で差がある理由はなぜか 4月7日に緊急事態宣言が発せられた。 日本はあと1カ月で新型コロナウイルスに打ち勝つことができるのだろうか? こんな時期だからこそ落ち着いて考えてみたい。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界の感染者数は178万人を越え、死者数は10万人を超えた。 現在、感染者数がもっとも多いのは米国で53万0006人、次いでスペインが16万6019人、イタリアが15万2271人と続く(4月12日時点、米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計による)。 一方、重症化して死に至る人の数でみると、米国が2万人を超え第1位に。 次いでイタリアで1万9468人、スペインが1万6972人、フランスが1万3832人となっている。 感染者数は新型コロナウイルス陽性者なので、検査数によって大きく異なる可能性がある。 また、死亡者数も国の人口と比較する必要がある。 そこで問題となるのが死亡率だ。 Our World in Data()というサイトのCOVID-19情報(図1参照、4月11日時点)によれば、人口100万人に対する死者数の割合の上位3国はスペイン(338. 8)、イタリア(311. 7)、フランス(202. 米国では56. 7、日本は0. 69となっている。

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