ノーシン コロナ。 コロナウイルスにかかったら飲んではいけない!イブプロフェン市販薬一覧|ごぶろぐ

風邪っぽいコロナかなと感じたときに飲んではいけない市販薬とは

ノーシン コロナ

全世界で感染拡大が続く新型コロナウイルス(COVIT-19)。 治療薬も見つかっていない中、飲んでよい薬・飲んではいけない薬はあるのでしょうか? 中国・武漢から始まり、日本や欧米でも感染拡大が続いている新型コロナウイルス・COVIT-19(以下、新型コロナ)。 私が営んでいる漢方薬局でも「抵抗力を上げる漢方に変更して欲しい」といった旨の相談が多くなっております。 同氏が挙げた新型コロナの感染者が避けるべき薬とは 「イブプロフェン」や「コルチゾン」と呼ばれる抗炎症薬です。 同氏は続けて、感染者がこれらの薬を服用すると症状を悪化させる恐れがあると記しています。 これは信頼できる情報なのか、実際にこれらの薬は避けるべきなのか、本記事では一般の方がドラッグストアなどでも入手可能な「イブプロフェン」に絞って解説いたします。 イブプロフェンとは……頭痛、生理痛、歯の痛みなどにも使われる抗炎症薬 イブプロフェンとは、炎症を鎮める代表的な薬です。 専門的にはNSAIDs(エヌセイズ:非ステロイド性抗炎症薬)と呼ばれるカテゴリーに含まれます。 イブプロフェンは炎症を抑える作用があることから、主に頭痛、生理痛、腰痛、関節痛、歯の痛み、そして発熱などに対してしばしば使用されます。 イブプロフェンは病院で医師が出す処方薬としてだけでなく、一般の方がドラッグストアなどで購入できる頭痛薬などにも含まれることが多い成分でもあります。 その分、今回のツイート内容が多くの方にも注目されているのでしょう。 新型コロナでイブプロフェンを避けるべき根拠はあるのか 大国の厚生大臣が発表するほどのことですので、根拠が薄いとも考えにくいのですが、同大臣のツイッターでも「新型コロナ感染者がイブプロフェンなどを服用していると症状が悪化する」と短く記されているのみです。 本記事を執筆している2020年3月18日の段階では、まだ新型コロナとイブプロフェンの明確なつながりはわかっておらず、科学的根拠は明らかにされていません。 まだ確実な情報とは断言できない中で、どのような薬を選ぶべきなのか、現状の薬は変更する必要があるのか、悩まれる方は少なくないと思います。 以下では、現状の新型コロナウイルスの脅威の中で、私たちがどのようにイブプロフェンに代表される抗炎症薬と付き合っていくべきかを解説します。 病院からイブプロフェンが処方されている場合……自己判断での安易な中止は避ける 腰痛や関節痛など何らかの症状があり、既に病院からイブプロフェンが処方されている場合、 自己判断での中止は避けるべきです。 急な服用停止により、抑えていた痛みなどが再燃してしまう可能性もありますので勧められません。 一方、病院受診時とは異なる症状が現れた場合は、処方医や調剤を受けた薬局に連絡を入れて指示を仰ぐのが良いでしょう。 具体的な「異なる症状」とは、 急な発熱、咳やのどの痛み、関節痛、寒気などといった、いわゆる「インフルエンザや風邪のような症状」です。 その理由については後述します。 市販薬のイブプロフェンを服用している場合……無症状なら過度な心配は不要 もし頭痛や生理痛などで市販薬のイブプロフェンを服用している場合も、上記で挙げたようなインフルエンザや風邪のような症状がなければ過度に心配する必要は少ないでしょう。 一方でそのような症状がある場合は薬剤師などに相談しつつ、NSAIDsとは異なるカテゴリーに含まれる 「アセトアミノフェン」という抗炎症成分が入った薬を選ぶのが良いでしょう。 冒頭で紹介した仏厚生大臣も発熱の際などはアセトアミノフェンの使用を推奨しています。 イブプロフェンによる「ライ症候群」とは……ウイルス感染症時の服用による副作用 ではなぜ「インフルエンザや風邪のような症状」が出たときは、まず専門家に相談するべきなのか。 その理由の一つに「 ライ症候群」の存在があります。 イブプロフェンに代表されるNSAIDsには、ライ症候群という副作用が知られています。 ライ症候群とは、インフルエンザなどのウイルス感染症を患っている際にNSAIDsを服用すると意識障害、嘔吐、けいれんなどが起こりやすくなるというものです。 特にライ症候群は小児に起こりやすいことが知られています。 つまり、新型コロナかどうかに関わらず、ウイルス感染症に対して、NSAIDsの使用には注意が必要なのです。 一般の方は、発熱があっても、その体調不良がただの風邪なのか、インフルエンザによるものなのか、新型コロナなのか、またはそれ以外のものなのか判断することは不可能でしょう。 したがって、インフルエンザや風邪っぽい症状がある場合、特に小児の場合は、市販薬で対応するのなら、アセトアミノフェンを含んだものが推奨されています。 イブプロフェンは「悪役」ではない……正しく理解して適切な使用を イブプロフェンに代表されるNSAIDsは決して怖い薬ではありません。 冒頭で挙げた通り、炎症を鎮める代表的な薬なので、頭痛、生理痛、関節痛など、幅広い症状の緩和に有効です。 一方で上記のように今回の新型コロナウイルス感染症に限らず、インフルエンザなどの感染症とは相性が悪いこともすでに知られている通りです。 繰り返しになりますが、 新型コロナに対してNSAIDsがどのように影響するのか、現段階では分からない点が多いです。 しかし、 新型コロナに限らず感染症による症状が疑われる場合、NSAIDsはより慎重な使用が求められます。 誤解やフェイクニュースに注意 本記事をご一読頂いた方は問題ないと思うのですが、他メディアにおいて見出しだけを見るとあたかも 「アセトアミノフェン(またはイブプロフェン)が新型コロナの撃退に有効」と勘違いしてしまいそうなものがあります。 SNSが発達した現代では素早く情報が世界中を駆け巡ります。 一方で誤解やフェイクニュースも新型コロナと同じように国境に関係なく拡散してしまいます。 その点にも気を付けながら日々の情報に接して頂きたいと思います。 本記事のまとめ• 仏厚生大臣が「新型コロナにかかった場合においてイブプロフェンなどの服用は症状を悪化させる」可能性に言及した• 一方でイブプロフェンを含むNSAIDsという抗炎症薬のグループは危険な薬などではない• しかし、インフルエンザを含む一部の感染症においてNSAIDsは慎重な使用が求められる• 感染症の可能性がある場合、抗炎症薬にはアセトアミノフェンが推奨されている 新型コロナ感染症騒動に思うこと……基本の手洗いと睡眠時間確保で体調管理を 最後に一薬剤師として、今回の新型コロナウイルスの感染拡大に、私たちはどう向き合うべきかについても触れたいと思います。 まず現時点で、 新型コロナに対する一番の対処法は、自身の免疫力を落とさないことに尽きると考えます。 新型であろうと旧型であろうと、ウイルスに対して私たちの身体に備わっている免疫はそれを排除し、さらに崩れた体調をもとに戻そうと働きます。 連日の報道を見ていると、ついその日の感染者数や死亡者数にばかり目が行って不安な気持ちになってしまうかもしれませんが、多くのケースでは感染後に回復しています。 詳しくは厚生労働省の「」をご参照ください。 したがって、西洋医学的な治療法が確立していない現段階においては、頻繁な手洗いと睡眠時間の確保が最も有効な対応法と考えられています。 最新の情報に接するのは良いことですが、情報過多になり睡眠不足になってしまっては本末転倒です。 本記事が新型コロナ、さらに感染症とNSAIDsに代表される抗炎症薬との正しい付き合い方の一助になれば幸いです。

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コロナ流行中の発熱!?市販薬「アセトアミノフェン」服用時の注意

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全世界で感染拡大が続く新型コロナウイルス(COVIT-19)。 治療薬も見つかっていない中、飲んでよい薬・飲んではいけない薬はあるのでしょうか? 中国・武漢から始まり、日本や欧米でも感染拡大が続いている新型コロナウイルス・COVIT-19(以下、新型コロナ)。 私が営んでいる漢方薬局でも「抵抗力を上げる漢方に変更して欲しい」といった旨の相談が多くなっております。 同氏が挙げた新型コロナの感染者が避けるべき薬とは 「イブプロフェン」や「コルチゾン」と呼ばれる抗炎症薬です。 同氏は続けて、感染者がこれらの薬を服用すると症状を悪化させる恐れがあると記しています。 これは信頼できる情報なのか、実際にこれらの薬は避けるべきなのか、本記事では一般の方がドラッグストアなどでも入手可能な「イブプロフェン」に絞って解説いたします。 イブプロフェンとは……頭痛、生理痛、歯の痛みなどにも使われる抗炎症薬 イブプロフェンとは、炎症を鎮める代表的な薬です。 専門的にはNSAIDs(エヌセイズ:非ステロイド性抗炎症薬)と呼ばれるカテゴリーに含まれます。 イブプロフェンは炎症を抑える作用があることから、主に頭痛、生理痛、腰痛、関節痛、歯の痛み、そして発熱などに対してしばしば使用されます。 イブプロフェンは病院で医師が出す処方薬としてだけでなく、一般の方がドラッグストアなどで購入できる頭痛薬などにも含まれることが多い成分でもあります。 その分、今回のツイート内容が多くの方にも注目されているのでしょう。 新型コロナでイブプロフェンを避けるべき根拠はあるのか 大国の厚生大臣が発表するほどのことですので、根拠が薄いとも考えにくいのですが、同大臣のツイッターでも「新型コロナ感染者がイブプロフェンなどを服用していると症状が悪化する」と短く記されているのみです。 本記事を執筆している2020年3月18日の段階では、まだ新型コロナとイブプロフェンの明確なつながりはわかっておらず、科学的根拠は明らかにされていません。 まだ確実な情報とは断言できない中で、どのような薬を選ぶべきなのか、現状の薬は変更する必要があるのか、悩まれる方は少なくないと思います。 以下では、現状の新型コロナウイルスの脅威の中で、私たちがどのようにイブプロフェンに代表される抗炎症薬と付き合っていくべきかを解説します。 病院からイブプロフェンが処方されている場合……自己判断での安易な中止は避ける 腰痛や関節痛など何らかの症状があり、既に病院からイブプロフェンが処方されている場合、 自己判断での中止は避けるべきです。 急な服用停止により、抑えていた痛みなどが再燃してしまう可能性もありますので勧められません。 一方、病院受診時とは異なる症状が現れた場合は、処方医や調剤を受けた薬局に連絡を入れて指示を仰ぐのが良いでしょう。 具体的な「異なる症状」とは、 急な発熱、咳やのどの痛み、関節痛、寒気などといった、いわゆる「インフルエンザや風邪のような症状」です。 その理由については後述します。 市販薬のイブプロフェンを服用している場合……無症状なら過度な心配は不要 もし頭痛や生理痛などで市販薬のイブプロフェンを服用している場合も、上記で挙げたようなインフルエンザや風邪のような症状がなければ過度に心配する必要は少ないでしょう。 一方でそのような症状がある場合は薬剤師などに相談しつつ、NSAIDsとは異なるカテゴリーに含まれる 「アセトアミノフェン」という抗炎症成分が入った薬を選ぶのが良いでしょう。 冒頭で紹介した仏厚生大臣も発熱の際などはアセトアミノフェンの使用を推奨しています。 イブプロフェンによる「ライ症候群」とは……ウイルス感染症時の服用による副作用 ではなぜ「インフルエンザや風邪のような症状」が出たときは、まず専門家に相談するべきなのか。 その理由の一つに「 ライ症候群」の存在があります。 イブプロフェンに代表されるNSAIDsには、ライ症候群という副作用が知られています。 ライ症候群とは、インフルエンザなどのウイルス感染症を患っている際にNSAIDsを服用すると意識障害、嘔吐、けいれんなどが起こりやすくなるというものです。 特にライ症候群は小児に起こりやすいことが知られています。 つまり、新型コロナかどうかに関わらず、ウイルス感染症に対して、NSAIDsの使用には注意が必要なのです。 一般の方は、発熱があっても、その体調不良がただの風邪なのか、インフルエンザによるものなのか、新型コロナなのか、またはそれ以外のものなのか判断することは不可能でしょう。 したがって、インフルエンザや風邪っぽい症状がある場合、特に小児の場合は、市販薬で対応するのなら、アセトアミノフェンを含んだものが推奨されています。 イブプロフェンは「悪役」ではない……正しく理解して適切な使用を イブプロフェンに代表されるNSAIDsは決して怖い薬ではありません。 冒頭で挙げた通り、炎症を鎮める代表的な薬なので、頭痛、生理痛、関節痛など、幅広い症状の緩和に有効です。 一方で上記のように今回の新型コロナウイルス感染症に限らず、インフルエンザなどの感染症とは相性が悪いこともすでに知られている通りです。 繰り返しになりますが、 新型コロナに対してNSAIDsがどのように影響するのか、現段階では分からない点が多いです。 しかし、 新型コロナに限らず感染症による症状が疑われる場合、NSAIDsはより慎重な使用が求められます。 誤解やフェイクニュースに注意 本記事をご一読頂いた方は問題ないと思うのですが、他メディアにおいて見出しだけを見るとあたかも 「アセトアミノフェン(またはイブプロフェン)が新型コロナの撃退に有効」と勘違いしてしまいそうなものがあります。 SNSが発達した現代では素早く情報が世界中を駆け巡ります。 一方で誤解やフェイクニュースも新型コロナと同じように国境に関係なく拡散してしまいます。 その点にも気を付けながら日々の情報に接して頂きたいと思います。 本記事のまとめ• 仏厚生大臣が「新型コロナにかかった場合においてイブプロフェンなどの服用は症状を悪化させる」可能性に言及した• 一方でイブプロフェンを含むNSAIDsという抗炎症薬のグループは危険な薬などではない• しかし、インフルエンザを含む一部の感染症においてNSAIDsは慎重な使用が求められる• 感染症の可能性がある場合、抗炎症薬にはアセトアミノフェンが推奨されている 新型コロナ感染症騒動に思うこと……基本の手洗いと睡眠時間確保で体調管理を 最後に一薬剤師として、今回の新型コロナウイルスの感染拡大に、私たちはどう向き合うべきかについても触れたいと思います。 まず現時点で、 新型コロナに対する一番の対処法は、自身の免疫力を落とさないことに尽きると考えます。 新型であろうと旧型であろうと、ウイルスに対して私たちの身体に備わっている免疫はそれを排除し、さらに崩れた体調をもとに戻そうと働きます。 連日の報道を見ていると、ついその日の感染者数や死亡者数にばかり目が行って不安な気持ちになってしまうかもしれませんが、多くのケースでは感染後に回復しています。 詳しくは厚生労働省の「」をご参照ください。 したがって、西洋医学的な治療法が確立していない現段階においては、頻繁な手洗いと睡眠時間の確保が最も有効な対応法と考えられています。 最新の情報に接するのは良いことですが、情報過多になり睡眠不足になってしまっては本末転倒です。 本記事が新型コロナ、さらに感染症とNSAIDsに代表される抗炎症薬との正しい付き合い方の一助になれば幸いです。

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フランスが警告「新型コロナに使うと悪化する解熱薬」とは?

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(この記事は2020年2月17日の段階で最新情報に加筆・更新しています) (さらに2020年2月23日の段階で最新情報に加筆・更新しています) (さらに2020年2月28日の段階で最新情報に加筆・更新しています) (さらに2020年3月7日の段階で最新情報に加筆・更新しています) こんにちは、医師の森田です。 新型コロナウイルス、ついに臨時休校が決定しましたね。 対応に追われておられる方々も多いと思います。 我が家も小中学生が3人居ますので、てんやわんやです…。 (子どもたちは大喜びですが) ということで、今回はコロナウイルスについて現時点でわかっていること、間違いやすいポイント、その対策などをわかりやすく6つのポイントで解説しようと思います。 本日3月6日現在の最新情報がこんなところです。 死者が続々と出ている「新型」のウイルスなのですから、それも当然の反応ですね。 たしかに正体のわからないものは怖いもの。 しかしそれは「疑心暗鬼」かもしれません。 暗闇を一人で歩いていれば、柳が揺れるのも幽霊に、ただの街路樹も鬼に思えてしまいます…。 そう、疑心暗鬼から抜け出すには、鬼の正体を正確に見極めればいいのです。 では、我々が今「鬼」に思えてしまう新型コロナウイルスの正体は何なのか? 実は厚生労働省からこんな発表もあります。 出典:厚生労働省・新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解(2020年2月24日 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議) これはデータにも表れています。 先日クルーズ船の乗客・乗員の詳細なデータが報告されましたが、 NIID国立感染症研究所/現場からの概況:ダイアモンドプリンセス号におけるCOVID-19症例 2020年2月19日掲載 これ、簡単に言いますと、 乗客・乗員 3711名 _____________ うち検査陽性 531名 _____________ 症状のある人 276名 症状のない人 255名 ということです。 つまり、 検査陽性の方のうち約半数が軽症にすらならない「無症状 Asymptomatic confirmed cases 」 ということですね。 上記の厚労省の見解と合わせると、 実際に感染しても 半数は無症状で、 たとえ症状が出ても殆どの方は軽症。 ということが言えると思います。 死者数や感染者数の報道が連日繰り返されるなかで、実は検査陽性になっても症状すら出ない方、軽症で治ってしまう方が多数おられるということはなかなか報道されにくく、必要以上の不安がまして言ってしまうのではないかな、と思います。 …とはいえ、中国ではすでに3千人以上が亡くなっているとのこと。 日本でもすでに6名の方が亡くなられています。 そう簡単に安心は出来ない!と思うのも当然です。 ではどんな方々が亡くなられているのでしょう?感染しても無症状・軽症で終わってしまう人と、重症〜死亡まで至ってしまう人は何が違うのでしょう? 実は、中国での死者はほとんど高齢者やそもそも病弱だった人など、と報告されています。 さきほどの厚労省の発表にもこう書いてあります。 出典:厚生労働省・新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解(2020年2月24日 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議) 実は、コロナの影に隠れて全然報道されなくなっちゃったインフルエンザですが一昨年(2018年)の日本人の死亡者は3000人以上です…。 でも皆さんの中でインフルエンザ=死亡!と言うイメージはないですよね。 そう、それは、インフルエンザの死亡例もやはり高齢者や病弱な人が中心で、病院や施設で生活している方が多いからなのです。 ということは、もうおわかりですね。 「普通に元気な人なら免疫力で対処できて 症状すら出ない人も多い 、症状が出ても軽症で治まる病気」 ということでしょう。 で・・・その 『免疫力』が次のポイントとなります。 一般の方にはイメージが薄いと思いますが、実は、ばい菌やウイルスはそこら中に居るのです。 普通のイメージだと、インフルエンザもノロウイルスも、罹ってる人にはウイルスが居るけど、それ以外のところは居ない。 こんなイメージですよね。 でもそれは違う。 これはインフルエンザでも同じ。 元気な無症状の人にもウイルスが居るのです。 ということは、こういうイメージですね。 結局のところ、症状が出るでない、軽症で済むか、重症に至るか、そのへんのことって、 自分の免疫力とウイルスの感染性とのせめぎ合いで決まる。 ということなんですね。 これについては、抗がん剤や免疫抑制剤またはHIVなどで免疫力が落ちた状態(免疫不全)状態になった人がいかにばい菌やウイルスに弱いかを考えれば容易に想像できるところだと思います。 普段、自分の免疫がどれだけ仕事をしてくれているのか、感謝しないといけないですね。 2月23日現在、日本の全国各地で新型コロナウイルスの感染者が続々と報告され「市中感染」が発生している状況です。 感染しても無症状の方が多いことを考えると、もはや「封じ込め」が困難な段階になりつつあると言っていいでしょう。 もうしばらくしたら、インフルエンザやノロウイルスのように 「その辺に当たり前にいるウイルス」として日本中に蔓延する日も遠くないと思っておいたほうが良いのかもしれません。 そう考えると、 自分の免疫力を落とさない! これがいかに大事なことか、がよくわかります。 そのためには、 ・夜更かしをしない。 ・暴飲暴食をしない。 ・過重労働をしない。 ・ストレスを溜め込まない など規則正しい睡眠・食生活など、普通のことを心がけたいところです。 色々なサプリやら食品やら商品やらが今回の騒ぎに便乗して「免疫力を上げる!」と言わんばかりに宣伝をしていますが、実は免疫力を上げる方法って確かな確証のあるものはわかっていないんです。 (腸内細菌に関してはかなり確からしいデータが出つつありますが、それにしても個人差が大きく一つの栄養素や食べ物などの解決策には結びつきにくいようです。 ) その辺のことはこの記事に詳しく書かれています。 また、上記の通りご高齢の方やすでに病気を持たれている方は重症になりやすい…。 その場合は早く病院に行って治療すべきです。 2月23日現在における国の正式なアナウンスでは、「相談・受診の目安」は以下のようになっています。 重要なのは、まず 帰国者・接触者相談センターに相談すること。 これを見ると、最初は軽症でも1週間してから重症になるケースも多いようです。 では、そのとき『重症と軽症を見分けるポイント』はあるのでしょうか? 実は、肺炎の重症度は医師でなくてもなんとなくわかる範囲でわかるといえばわかります(注1)。 それは日本呼吸器学会が、成人市中肺炎診療ガイドライン2017としてまとめていまして、その中に 「肺炎の重症度判定法(A-DROP)」という項目があるのです。 (注1)厳密に言えば、今回の新型コロナウイルス肺炎についてはまだ新しすぎて詳しいことはわかっていないので詳細は不明というのが本当のところなのですが…ま、そうは言っても肺炎は肺炎ですし、少なくとも何も情報がない状態より、こうした考え方があることを知っておいてもいいと思います。 それがこちら。 jrs. php? ・1〜2個なら微妙。 ・0個なら軽症の可能性が高いでしょう。 (注2)酸素飽和度は自宅でも簡単に計測できます。 指にクリップのようなものを挟むだけですから(全然痛くないです)。 もちろん、Amazonなどの通販で購入できます。 今回のコロナウイルスの肺炎では重症化の兆候として「呼吸苦」が出ることが多いようですので、「呼吸苦」という曖昧な症状を数字で見ることが出来る「酸素飽和度」は貴重な情報となります。 5000円もしないので、ご高齢の方だったりそもそも肺の疾患をお持ちの方などは購入しておいてもいいと思います。 こうした、簡易的な判定法をブックマークしておくと、いざと言うときに安心ですね。 では今回の新型コロナ、どうやったら予防が出来るのでしょうか? コロナウイルスの感染経路は「接触感染」・「飛沫感染」と言われています。 電車の吊り革、エレベーターのボタン、階段の手すりなど、人の手が触れることの多いところはすべて感染経路になりえます。 とはいえ、最終経路はほとんどが 「自分の手」です。 自分の手が、 自分の口や鼻に触れることで、 自分に感染するわけですね。 ですから、 こまめに手を洗う。 これが接触感染を防止する最も有効な手段となります。 単純なようで最も効果がある予防法なので、ここはぜひとも抑えておいて下さい。 これはインフルエンザとか他の感染症でも大体同じことが言えます。 手洗いの方法はこちらを参考にして下さい。 「飛沫感染」ということはつまり、くしゃみなどで飛沫が飛ぶ範囲(だいたい2mくらい)しかウイルスは飛ばない、ということ。 mhlw. html ちなみに、たんぽぽの綿毛のようにふわふわと風にのって空気中を飛んでいって感染することを「空気感染」といいいますが、いまのところ新型コロナウイルスは空気感染はしないと言われています。 飛沫感染と空気感染の中間のような「エアロゾル感染」というものがありますが、厚生労働省の見解は「『飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸引して感染する』というもので、空気感染ではなく、飛沫感染に相当すると考えられます。 」とのことですので、現時点ではあまり考えなくていいと思います。 mhlw. html Q7 つまり、通常ではウイルスは空気中に飛んでないので、マスクは感染防御的にはあまり効果がないということですね(ま、たとえ空気感染するとしてもN95マスクのような密閉されるタイプのもの以外のマスクは意味ないみたいので、推奨できませんが)。 マスクはむしろ、自分が感染しているときに「他人にうつさない」という意味で有効です。 マスクで飛沫を飛ばさない、ということですね。 特に、「何も症状がないときにマスクを買いだめ」するような行為は厳に慎みましょう。 感染して本当にマスクが必要な人に行き渡らなくなれば、社会全体に悪影響が及びますから。 韓国では7万件以上ウイルス検査をしているのに、日本はまだ数千件…。 なんで日本は検査をもっとしないんだ! 感染件数を減らしたいための検査控えでは? という悲痛な声がツイッターなどSNSで飛びかっています。 これについてはどう考えればいいのでしょうか。 コロナウイルスへの疑心暗鬼を解くにはその正体を見ることが大事だったように、今回も「検査」というものの真の姿を正確に捉えることで、「検査」への考え方もわかると思います。 コロナウイルスの検査はPCR検査という、細胞の中の遺伝子を見つけ出す検査です。 インフルエンザのように病院で検査したらその場で10分で結果が出るというものではなく、検体を地方衛生研究所または国立感染症研究所など専門の検査機関に送ったうえで遺伝子を見つけ出す作業に入るため、結果が出るまで数日かかるのが通常です。 これはあまり知られていないことかもしれませんが、実はPCR検査は特異度は高い検査なのですが、感度は高くないのです。 これ、超簡単に言うと、 「陽性」と言う結果は信頼性が高いものの、 「陰性」と言う結果は信頼性が低い、 ということ。 クルーズ船の乗員・乗客の中で検査陰性の結果が出たのに、その後陽性になった人が何人もおられましたが(感染初期では検査陽性にならない)、これも「陰性」という結果の信頼性が低いことを示しています。 『検査結果は「陰性」でしたが、でもまだ陽性の可能性があります』 というのが本当の説明で、ということは陰性でも結局、発熱やら咳などの症状がある人は全員、自宅安静、出勤停止が妥当な判断。 ということになるわけですね。 結果が同じなら検査する意味あるのかな? というところはしっかり考えるべき課題です。 「結果が同じ」と言うのは「陽性」の結果でもそう。 たとえ陽性の結果が出ても、今現在コロナウイルスに対する根本治療薬は 開発されていません。 (エイズウイルスの薬やインフルエンザの薬が効くかもしれないという報告は出つつありますが、まだ症例が少なく本当に効くのかはわかりません。 ) ということは、検査が陽性でも陰性でも治療としては以下のような同じ対応をとることになります。 実は日本の人口あたり病床数は世界一。 最善の治療が受けられる可能性は世界一高いはずです。 そしてそれは、検査が陽性でも陰性でも無検査でも結局は同じ治療なのです。 後述の通り、重症の場合は日本でも積極的な検査が推奨されていますので、重症で命の危険がある場合は検査のうえで、副作用を度外視してでもエイズウイルスの薬なども使用されることもあるでしょう。 一方、検査をすることでのデメリットもあります。 いまの我々のミッションとは何でしょうか? 言うまでもなく、それは 「コロナウイルスによる健康被害(特に後遺症を残すような重症化や死亡例)を極力減らし、この危機を乗り切ること」 です。 そのためには韓国のように 「一日何万件でも検査をして徹底的に患者を洗い出す」 と言う方法もあれば、 「そもそも検査は信頼性が高くないので全員を検査対象にはせず対象を限定し、その代わり重症症例への対応を万全にする」 と言う方法もあります。 事実、2月27日現在、厚生労働省からはこうした通知で 重症者には積極的に検査をする ように通知されています。 厚労省事務連絡 「新型コロナウイルス感染症に関する行政検査について」 疑似症患者(渡航歴や濃厚接触歴があり症状がある人など)の定義とは別に、 以下の場合についても行政検査を行うこと。 ・ 37. しかし、 「検査を増やせばすべてがうまくいくという単純なものではない」 ということは強調しておきたいところです。 多くの方が感染しても無症状〜軽症ということでしたね。 ということは、病院に行かなくても治る可能性がかなり高いということです。 また、現在のところたとえ発熱や咳が出始めた、と言ってもまだまだコロナウイルス感染は少数です。 確率的には、インフルエンザや普通の風邪のほうが圧倒的に高いですね。 となると、軽い症状ならまずは自宅で様子を見るというのが現実的な対応です。 そんな時便利なのが、薬局や通販・Amazonで買える市販薬の常備薬。 実は病院でもらう薬と全く同じ成分の薬もたくさんあります。 今回は特に軽症のコロナウイルス感染で使えそうな薬(病院でもらうのと同じ成分のもの)を紹介しておきます。 で、辛い頭痛・発熱のときに使える解熱鎮痛剤の定番といえばカロナール。 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)と比較すると効果はマイルドですが、副作用も少なく比較的安全性の高い薬です。 〜いま日本人が知っておくべき6つのこと でした。 注:この記事は投げ銭形式です。 医療は誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」、 という信念なので医療情報は基本的に無償で提供いたします。 様々な苦難に遭遇した夕張市民の軌跡の物語、夕張市立診療所の院長時代のエピソード、様々な奇跡的データ、などを一冊の本にしております。 日本の明るい未来を考える上で多くの皆さんに知っておいてほしいことを凝縮しておりますので、是非お読みいただけますと幸いです。

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