編み物 著作 権。 LiLi nana*よりお知らせ

編み図の著作権等について(見解)~1

編み物 著作 権

編物と著作権 1 過去記事で「」という記事を書いていて、今も変わらずにその考えでいます。 編物は歴史があります。 誰もが音符を組み合わせるように、編み記号を組み合わせて自由に編めるものです。 今の情報化時代に、簡単な小物を作成して「自分だけの!と著作権を主張し、抱え込みたがることには無理がある」と考えている側です。 また、編物は、参考にしたとしても短時間で作成できるものではないし、作成するための技術知識が必要です。 似たような物がキレイに編み上がったとして「編んだ労働に対する対価が発生してもよいのではないか 販売してもいい 」と思うくらいです。 しかも、もしも完コピして上手に編みあげても「毛糸代+編んだ時間に相当する賃金をもらえる可能性は低い」という編物。 【そんなシロモノに私達は恋しているという覚悟。 】 2. 編物と著作権 2 過去の人々のアイデアにひもづいた 模様集という物がある。 伝統的に編まれている過去作品があり、編物のウェアは パターンが大きく変わる性質のものは少ない。 糸から刈って染める人は少ないから、 使う糸はオリジナルでない。 だとしたら、誰が編んでも、誰が編み図を起こしても「どこかしら似てしまう」のは仕方がないように思います。 先に考案したのは「私!」と主張するほどのオリジナルであることは少ないように思うのです。 主張のしすぎは過去の先達に申し訳ない感じがします。 もちろん、真似して編んでおいて、デザインしたのは「自分」ということにしたり、デザイナーさんのクレジット抜きで作品だけを披露することは、反則です。 【と同時に、オリジナルでありたいし、そこに夢と希望がある以上は、誰とも違う圧倒的な質と量の作品群を目指さなければならないという覚悟。 】 3. ブログと著作権 1 そんな私ですが「あの、それ、たりるんの著作物です~」と感じることがあることに気づいたのです。 それは、編物が好きな皆さんにとっては「え?大事なのはそっち?」と思われるものです。 このブログで、たりるんが公開している「撮影して載せている下手っぴな画像」や「編むための細かな手順、もしくは思考や嗜好が丸見えの文章」です。 ブログの画像と文章です。 レベルがどうであれ、たりるんの著作物なのです。 ネットの世界は匿名で参戦している場合が多いとはいえ、 ブログそのものは、自分の考えを書いたり、自分で工夫して撮ったり、自分オリジナルの表現による「著作物」。 【匿名で書いても、名前を出して書くとしても、同じ責任感で力を注いで記事にする覚悟。 】 5. ピンタレストにピンが作成されたら が、ウェブサイト、というか「ピンタレスト Pinterest 」ですが、自分が知らないところで、画像や文章が、世界中に拡がっているのを後から知ると複雑な気持ちになります。 私が 知らないところ、手の届かないところで、転載され、ピンされたピンがリピンされて、たりるんの「画像」が、勝手にピンリピンリピンとネット上をはね廻っているのは、別の意味でドキドキします。 ピンタレスト Pinterest の著作権に対するグレーの部分、その部分に身構えて、最近もやっていたのでした。 【私が知りえないネット上で、私の著作物が廻り続ける可能性があること。 それは覚悟したくない。 】 のちほど、詳しく書きます。 参考:はてなブログ内でリンクされたら このブログは「はてなブログ」さんと有料契約をして書かせていただいています。 「はてなさん」は、記事も画像も「 ユーザーさんのだよ~」と言ってくださっています。 という理由もあって、「はてなさん」を信頼し「はてなさん」で書いています。 はてなさんが言う ユーザー=「ブログを書く人」=著作権者です。 ここでは、 たりるんです。 はてな利用規約より抜粋 第8条 当社の財産権 3. ユーザーは、はてなダイアリー、はてなブログおよびはてなグループにおいて自己が作成した 記事と、有料オプションを利用しているはてなグループのキーワードの内容、および、はてなフォトライフにおいて自己が送信した 画像について、著作権を有するものとします。 はてなブログさんでは、記事に他サイトのリンクを貼ったら、連絡が行き来するような良心的な仕組み、著作者が保護される仕組みになっています。 当然、私が記事を非公開にしたら、リンク先でも非公開になります。 お互いの信頼は崩れません。 必要な場合は、あなたが著作権所有者から画像を利用する許可を得る必要があります。 たりるんはいくつかの記事で「転載引用OKです。 URL表示してくださいね〜」と書いています。 その記事は「たりるんが許可をしている」と捉えられると思います。 それで、好意を持ってピンを作成してくださったのだと思います。 ピンタレストの仕組みには賛成できないので、今後はポリシー変更させてくださいね。 あなたのコンテンツ a. コンテンツの投稿 Pinterest はユーザーが写真、コメント、リンク、その他のアイテムなどのコンテンツを投稿することを許可しています。 ユーザーが Pinterest に投稿するすべてのアイテムは「ユーザーコンテンツ」と称します。 ユーザーが Pinterest に投稿するユーザーコンテンツの権利および一切の責任はユーザーに帰属します。 要約 Pinterest に投稿したコンテンツはユーザーに帰属します。 この時点で、著作権者であるたりるんの権利が、うやむやになってしまいます。 そして、画像をピンした後の責任は、ユーザーに押しつけてあります。 好きなようにできるよ』と書いてある部分 b. Pinterest やその他のユーザーが、あなたのコンテンツを使用する方法 Pinterest の運営、開発、提供、使用において、Pinterest に投稿するユーザーコンテンツは Pinterest および Pinterest ユーザーに 非独占権利、無償使用の権利、譲渡、サブライセンス、ワールドワイドのライセンス使用、保管、表示、再生、保存、変更、模倣アイテムの作成、実施、配布する権利を付与するものとします。 たとえば、他のライセンスにおいて、本規約は Pinterest が有するユーザーコンテンツの法的権利を制限しません。 Pinterest はあらゆる理由においてユーザーコンテンツを削除、変更し、Pinterest でそのコンテンツが使用されている方法を変更する権利を有します。 これには Pinterest の規約、コミュニティガイドラインまたはその他のポリシーに違反すると思われるコンテンツが含まれます。 要約 Pinterest にコンテンツを投稿した場合、Pinterest はそれを他のユーザーに表示し、他のユーザーはそのコンテンツを保存することができます。 それをシェアしていた別の知らない誰かのピンも消えないよ』と書いてある部分 c. Pinterest がユーザーコンテンツを保管する期間 ユーザーアカウントを終了または無効にした後、もしくはユーザーが Pinterest からユーザーコンテンツを削除した場合、Pinterest はある程度の期間そのコンテンツをバックアップ、アーカイブ、または監査目的で保管します。 さらに、Pinterest およびそのユーザーは、他のユーザーが保管または Pinterest で保存または シェアしたユーザーコンテンツの使用、保管、表示、複写、保存、変更、派生物の作成、実施、配布を続ける権利を保有します。 要約 コンテンツを投稿した場合、ユーザーはそのコンテンツを提供して Pinterest 改善のために使用することを許可したものとします。 他のユーザーとシェアしたコンテンツのコピーはアカウントからコンテンツを削除した後も残る場合があります。 簡単な気持ちで、誰かのウェブサイトから、画像 著作物 をピンすることの、なんと責任重大なことか。 つまり、一度ピンされたら、著作権者 ここではたりるん が、本人のウェブサイト ここではこのブログ を消しても、ピンされた画像はコピーされ、好きに扱われ、変更され、漂い続けるかも知れないということ。 しかも、世界中。 さらに、ピンタレストはユーザーに責任を転嫁する仕組みになっています。 例えば、ピンタレストさんの裁判費用も。 「責任はピンしたあなた ここでは読者様 にあるからね、著作権者 ここではたりるん から何か言われてもあなた 読者様 が責任とってね」と言っています。 その一方で、ピンタレストさんは、正しいPinに混ぜて「著作権の確認がされていない画像群」を望まなくても次々に流してきます。 さらに、正しいPinも正しくないPinも、いずれにせよ、一度でもピンされたものは、ピンタレストのサーバーに残り続ける。 せっかく「アイデアを保管できる素敵な場所」なのだから、誰もが安心して楽しめるように、グレーをなくし信頼のおけるシステムへと進んで行きますように! 9. すでにピンされていた画像のこと ピンされた読者様のほとんどの方は、画像と共にこのサイトのリンクを貼り結んでくださっていて、感謝しています。 ただ、ピンタレストの現在の仕組み上、一度ピンされた後は、許可なく無法地帯へばらまかれたのと同じ状態のようです。 そのグレー部分が、今のたりるんには頷けないのです。 すでにピンされ流れている画像のいくつかは、私自身でピンを作成しておきました。 公式サイト ルーエル通り39番地 を作り、著作権者 たりるん が、上記 5. 8 に書いたリスクを承知の上で作成しています。 出来れば、個人個人で作成なさっているピン、拾ったリピンは削除してください。 必要な場合はたりるんのボードからリピンしてくださいね。 状況が変わるわけではありません。 ただ、正しいPinです。 ブログと著作権 2 ブログにある表現は、自分の考えを書いたり、自分で工夫して撮ったりしたもの。 誰かと同じ文章ではないし、他人の画像でもありません。 「ブログの画像と文章は著作物」だと考え、自身を守るために著作権を必要とします。 著作物がクリックで簡単にコピペされるリスク、逆に ピンタレストにおいては 、他人の著作物を、指先一つ一瞬で永遠に晒してしまうリスク。 ネットってそんなものでしょう?と言う意見もあるかも知れません。 私は「人間の良識を持って使う道具」の先に、魅力的なインターネットの海が拡がっていると信じます。 少なくとも「編物という手作業と創造の世界に身を置いている人間」として、光を信じています。 まとめ 編物とブログと著作権 「編物の著作権」は 誰かのために主張し過ぎない方が好みであっても、「ブログの著作権」は 自分のために守らないといけない、という線引きが必要だと気づくのに2年以上かかりました。 私なりの思い・考えですが、線引きが出来ました。 超長文(1万文字)にお付き合いくださってありがとうございました。 好意を持ってPinしてくださって、マスク等を編んでくださった皆さまのお気持ちに感謝しています。 ご訪問くださり可愛がってくださる皆さま、いつもありがとうございます。 いつも応援をありがとうございます. 私の理解不足や読み違いなどがあり、ピンタレストさんに迷惑をかけている部分があれば、ご指摘くださると助かります。

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[mixi]編み物と著作権について

編み物 著作 権

果たしてトピックを立ててもいいものか迷ったのですが、いてもたってもいられなくなり、立てさせていただきました。 「あみねこ」の公式HPの掲示板を見て知ったのですが、どうやらネットオークション上で、「あみねこ」を自分のオリジナルだと偽って作品をオークションにかけた人がいたようです。 わたしがこの事件を知ったのは、すでにオークションから削除されてからだったのでどんな様子だったのかはわからないのですが・・・どうやら「ちびねこ」?などと名称を少し変更し、口元もフェルトで作るなど微妙に変えて作ったものだったようです。 しかし、独特のかわいらしいポーズやセリフなどはほぼそのままだったとか・・・ オークション運営者と作者のねこやまさんの間で色々なやりとりがあり、やっとの思いで削除に至ったようです。 ねこやまさんもかなりお怒りになっていました。 オークションにかけた人は一体、どんな気持ちだったのでしょう。 あまりにもあみねこが可愛くて、ついつい自分のオリジナルだと偽り、作品をオークションにかけてしまったのでしょうか? 著作権について、本当に何も知らなかっただけなのかな? それとも・・・やはり悪意だったのでしょうか・・・。 多分、その人も一番最初にあみねこを知った時、わたし達と同じようにあみねこ達を見て「かわいい!」と思ったでしょうし、あみねこに癒されたに違いありません。 なのにそれを利用して、あみねこをお金にしようなんて・・・。 悲しいです。 残念でなりません。 公式HPでねこやまさんもおっしゃっている通り、ねこやまさんの編み図を使用して作った「あみねこ」を、人に「プレゼント」するのは構わないと思います(いわゆる「養子に出す」ってことですね^^)。 でも、それを売っちゃいけません。 自分の作ったあみねこをお金に替えたいと思った人がいたことが悲しいです。 あみねこ公式HPの掲示板にもありましたが、こういった手芸作品に対しての著作権意識というのは随分低いのが現状のようですね。 例えば明らかに有名なあみぐるみ作家さん(高森ともこさんとか)のデザイン・編み図とわかるような作品が平然とオリジナルとしてフリーマーケットで売られていたり。 こんな光景は時々見ます。 多分、全員が悪意を持ってやっていることではないのでしょうけど、もっとこういった手芸作品の著作権に対する意識が高まると良いのですが・・・ 自分が考えたデザイン・キャラクターを勝手に使われたり、それを「オリジナルだ」と偽られるのは本当に腹立たしいことに違いありません。 どうかこの先、残念な事件が起こりませんように。 悪意でお金でやりとりされる不幸なあみねこが生まれませんように。 あみねこ=ねこやまさんのオリジナルということを世の中に広めていかなくては。。。 と思った次第です。 きっとまだちょ・・・っとマイナーなので、このように使われてしまうんだろうなぁ・・・ 公式HPの掲示板を見て思わずトピックを立ててしまいました。 最後まで読んでくれたかた、ありがとうございました。 乱文失礼しました。 キルトフェスティバル事務局に連絡してみました。 昨年の通報が効果無かったのもアレですが、今回も盥回しですかって位同じ説明を三人にしました。 特に一人目二人目は版権違反に関して通報ですがよろしいですか?に、はい、と言っておきながら話を全部聴いてから「わからないので担当者に回します」と保留。 保留音の間に切ってくれないかなーって思われてる感じが満々でした。 三人目、一応担当らしい方が出ましたが2日がかり。 2日目に「該当する出展者には品物を下げて貰った。 自分が席をはずすので明日詳しいものに変わります」とのこと。 「出展者から直接説明をさせたいから電話番号を出展者に教えていいか」とも。 事務局が規約違反を我関せずにするつもりかと聞いた所、それはない、なので事務局が対応しますと出展者からの連絡は無しに。 3日目の午前中その担当らしい方から更に連絡を貰うものの「出展者が言うにはうさぎはオリジナルだと…」と言いかけたので、口裏合わせか出展者が誤魔化しているのかと突っ込む。 問題は猫のあみぐるみである、昨日の担当者に確認してないのかと伝えると、再度出展者と昨日の担当者に確認を取ると言われて再度電話を切る。 「出展者が謝罪をしたいので連絡を入れたい」との連絡を受けるが、出展者がこちらを丸め込もうとしているのを確認したため(出展者の関係者に私側と繋がってる人がたまたまいた)断る。 「次回から版権違反に該当するものは販売させないようにする」と夕方返事を貰うものの、通報システムがあまりにもあまりにもなので一般からの通報を一発で受けるように事務局に頼みました。 …いまいちスッキリしませんが、一応今回は解決方向で。

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こんな作品は違法!ハンドメイド販売で知っておきたい著作権について

編み物 著作 権

ハンドメイド雑誌 本 等の作品の著作権に関する考察 私はかぎ針編みが大好きですので、よくこの手の本を買って作品を作ったりしていますが、これらの本の多くには 『作品は個人的に楽しむのみで、制作した作品(商品)の販売は著作権侵害にあたります』 といった趣旨の文章が掲載されていますよね? でも、本当に著作権侵害にあたるのでしょうか?• フリーマーケットやオークションサイトでもたまに「あっ、これあの本に載っていたやつだ」とか思うことがある• 編み方なんて決まった編み方しか無い中で、著作権だとか言い切れるほどのオリジナリティが見いだせるのか?(編み物ができる人10,000人に「自分でオリジナルの熊のぬいぐるみ」を作らせた場合、10,000種類の熊のぬぐるみができてもその中には殆ど似たような熊が数多く出来てしまうのではないか?)• 掲載されている編み図から「色を変えた」「素材を変えた」で著作権侵害にあたらない、という意見を見かけますが、仮に著作権が認められているのであれば、その程度の変更で著作権侵害にならなくなる、というのも考えにくいこと まぁ、ほかにも色々と考えることはありますが、「勝手に著作権侵害にならない」と判断して後で訴えられても困りますので、少し掘り下げて調査してみたいと思います。 この記事を参考にして皆さんが本などに掲載されている作品を制作して販売等をしたことによる賠償責任等は負いませんので、予めご承知ください(販売する・しないの判断は自己責任でお願いします)。 「著作権」や「著作物」ってそもそも何? まずは「著作権侵害」ということですから、「著作権」が何かを知らなくてはなりません。 著作権を管轄する政府機関(文化庁)に資料がありました。 「はじめて学ぶ著作権」 「まんがでわかる著作物の利用」 著作権法で保護の対象となる著作物であるためには,以下の事項をすべて満たすものである必要があります。 具体的には、小説・音楽・美術・映画・コンピュータプログラム等が、著作権法上、著作物の例示として挙げられています。 その他、編集物で素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、編集著作物として保護されます。 新聞・雑誌・百科事典等がこれに該当します。 まず、この時点で 『掲載されているその本』自体に著作権があることは理解できます。 ですので、掲載されている編み図などを勝手にコピーして販売したりすれば当然「著作権法違反」になりそうです。 アクセサリーや着物の染色図案といったデザインは著作物にあたらない 今回調査している編み図(デザイン)の著作権そのものではないですが、似た事例として文化庁のホームページの質問箱に掲載がありました。 一般にアクセサリーのデザインは、著作物ではなく著作権法の適用はないと考えられます。 著作権法では、「この法律にいう「美術の著作物」には、美術工芸品を含むものとする。 」との定義規定があります(第2条第2項)。 現行の著作権法では、絵画や彫刻のような観賞用の美術作品は保護するが、 鑑賞用でない実用品(そのひな型を含む)は意匠法による保護に委ね著作権法では保護しないという基本的考え方を持ちつつ、 実用品であっても一品制作の美的創作性を備えた工芸品であれば例外的に美術の著作物として著作権法の保護を認めるという体系になっております。 例えばデザイナーの名前を付した一品制作のアクセサリーは、美術工芸品と考えられるものもあるとは思いますが、アクセサリーのデザインは、一般的には実用品のひな型と考えられるため著作権法の適用はないと思われます。 また、同じように「着物の柄である染織図案」についても著作権法の適用はないということです。 よって、「 一品制作の美的創作性を備えたものでない限り、著作権法の保護の対象にはならず、意匠法による保護の対象」になります。 また、本に掲載されている編み図のデザインが「一品制作の美的創作性を備えたもの」であるとは到底考えられませんよね。 意匠法って何だ? あまり聞き慣れない言葉が出てきましたね。。。 「意匠法(いしょうほう と読みます)」って何だ?ということでWikipediaより・・・ 意匠権(いしょうけん)とは、• 新規性と創作性があり、美感を起こさせる外観を有する物品の形状・模様・色彩のデザインの創作についての権利であること• 意匠法で規定された産業財産権で、権利期間は登録設定から20年(日本国内の場合)。 でも「既に知られた形状や模様、色彩の結合や寄せ集め」であってはなりません。 編み物の編み方や1つ1つのデザインのピースはある程度出尽くされているような感があるので、仮に意匠権登録申請しても(新規性や創作性は認められず)ダメなんじゃないでしょうか?(あくまでも私見です)。 なお、意匠法第64条(意匠登録表示)にて、『意匠権者、専用実施権者又は通常実施権者は、経済産業省令で定めるところにより、登録意匠若しくはこれに類似する意匠に係る物品又はその物品の包装にその物品が登録意匠又はこれに類似する意匠に係る旨の表示(以下「意匠登録表示」という。 )を附するように努めなければならない。 』とありますので、 意匠登録されているものは意匠登録表示されているのが通常です。 つまり、 意匠登録表示されていないものは「意匠権」を取得していない、つまり権利が認められていないと考えていいのではないでしょうか?意匠登録表示をせずに、「意匠登録した作品を販売したことによる賠償をしろ」と権利主張するのはどうか?と思いますし、仮にそうした訴えがあったとしてもその時点で販売を取り下げれば済む話ではないでしょうか?。 (意匠登録までした作品の編み図を一般に公開するようなことは普通しませんよね。 だって、コピーしてください、っていってるようなものですもの) 知的財産権・知的創造物を保護する法律について 上述の意匠権を調べている過程で、行き当たったサイト(特許庁)で見つけたものです。 今回調べている「編み図のデザイン」といった知的財産権・知的創造物を保護するものとして次のものがありました。 「実用新案権」って何だ? 「意匠権」よりも耳馴染みのある言葉ですが、具体的に何か?と言われると答えられません。 そんな時はWikipediaですね。 実用新案権(じつようしんあんけん)とは、 物品の形状、構造、組み合わせに係る考案を独占排他的に実施する権利であり、実用新案法によって規定される産業財産権である。 自然法則による技術思想の創作であること。 特許と違い、「高度」さは求められない。 物品の形状、構造または組合せに係わる考案であること。 実用新案権の設定登録によって実用新案権が発生する。 (つまり登録しないと権利主張できない)• 実用新案法第51条(実用新案登録表示)により、実用新案権者、専用実施権者又は通常実施権者は、経済産業省令で定めるところにより、登録実用新案に係る物品又はその物品の包装にその物品が登録実用新案に係る旨の表示(以下「実用新案登録表示」という。 )を附するように努めなければならない。 つまり、意匠権と同様に、 実用新案登録表示されていないものは「実用新案権」を取得していない、つまり権利が認められていないと考えていいのではないでしょうか?実用新案登録表示をせずに、「実用新案登録した作品を販売したことによる賠償をしろ」と権利主張するのはどうか?と思いますし、仮にそうした訴えがあったとしてもその時点で販売を取り下げれば済む話ではないでしょうか?。 (意匠権登録と同じで、実用新案登録までした作品の編み図を一般に公開するようなことは普通しませんよね。 ) 過去にあった裁判例 過去にこうした編み図デザインについての裁判がないか?調べてみたら比較的最近の判決でありました! 平成24年4月25日 判決 より 知的財産高等裁判所第2部 平成24年(ネ)第100004号 損害賠償請求酵素事件 PDF 東京地方裁判所 平成22年(ワ)第39994号(原審) PDF 【事案の概要】 控訴人(X):手編み物作品展、編み物教室の開催等の活動をしている手編み物作家であり、本件編み物および編み図の制作者。 編み物および編み図をY1に納入。 【原審(東京地裁)判決】 原告(被控訴人X)の 編み物および編み図に著作物性を認めることができない、として原告(被控訴人X)の請求をいずれも棄却 【控訴審判決】 形の最小単位は直角三角形であり、この三角形二つの各最大辺を線対称的に合わせて四角形を構成し、この四角形五つを円環的につなげた形二つをさらにつなげた形」と表現される原判決記載の構成は、 表現ではなく、そのような構成を有する衣服を作成する抽象的な構想又はアイデアにとどまるものと解されるから、上記構成を根拠として 原告編み物に著作物性を認めることはできず、原告編み図についても著作物性を認めることはできないと判断する。 なお、上記構成におけるB線をとじ目として見て取ることができるとしても、原告編み物においては、編み目の方向の変化、編み目の重なり、各モチーフの色の選択、編み地の選択等の点が、その表現を基礎付ける具体的構成となっているということができるのであって、 これらの具体的構成を捨象した「線」から成る上記構成は、そのような構成を有する衣服を作成する場合の構想又はアイデアにとどまり、著作物性の根拠となるものではないことに変わりはないというべきである。 よって、 控訴人の請求を棄却した原判決は相当であり、本件控訴は理由がない。 つまり、(本件では)編み物および編み図について著作物性が否定されたわけですね。 また、「編み物と編み図」ではないのですが、私が考えるに非常に似たケースで「折り紙の折り図(編み図と読み替えてもよさそう)」に関する著作権有無が争われた裁判もありました。 平成23年12月26日 判決 より。 では具体的な折り図が見れます 知的財産高等裁判所第2部 平成23年(ネ)第10038号 損害賠償請求酵素事件 東京地方裁判所 平成22年(ワ)第18968号(原審) 【事案の概要】 折り紙作家である原告が、被告の制作に係るテレビドラマのホームページに掲載した被告折り図が、原告作成の「へんしんふきごま」の折り図を複製または翻案したものとして、原告の著作物である本件折り図について、原告の有する著作権および著作者人格権を侵害する旨主張し損害賠償および謝罪広告文の掲載を要求した事案 【原審判決】 折り図の著作性は認めたが、被告折り図から本件折り図の表現上の本質的特徴部分を直接感得できないとして、被告折り図の作成およびホームページ掲載は原告の複製権ないし翻案権および公衆送信権のいずれの侵害にもあたらない 【控訴審判決】 被告折り図と本件折り図を比較すると、写真説明の有無や紙の表と裏の色分けなど双方で相違点が存在し、折り図としての見やすさの印象が大きく異なり、わかりやすさの程度においても差異があることから、被告折り図は本件折り図の有形的な再製にはあたらず、また、被告折り図から本件折り図の表現上の本質的特徴が直接感得できるともいえない。 よって、被告が被告折り図を作成する行為は本件折り図について有する原告の複製権ないし翻案権を侵害しない。 著作権法によって保護の対象とされるのは「思想または感情」を創作的に表現したものであって、思想や感情そのものではなく、原告の主張する「32の折り工程のうち10個の図面によって行うとの説明の手法」それ自体は著作権法による保護の対象とされるものではない。 編み図も折り図と同じで、編み方の記号や書き方などは既に広く周知されていることですので、「著作権法」で保護されるためには、その編み図自体が一般的な記号などを使用したものでなく、画期的に編みやすかったり、理解しやすかったりといった独創性や創作性の工夫がないと著作物として認められる余地が無い、ということになるのではないかと思われます。 でも私は法律家ではないので こうして色々と調査を進めてきて『最終的に問題無し』と判断できるとは思いますが、私自身が弁護士でもなんでもありませんし、個人でやっている商売ですので顧問弁護士なんて方がいる筈もありません。 ですので、最後の確認として、著作権を管轄する文化庁および実用新案権と意匠権を管轄する特許庁(の私が住む長野県の出先機関)に対して『ハンドメイド雑誌等に掲載されている商品の制作および販売についての著作権その他の法律抵触可能性の有無』について照会してみました。 そのようなご相談等をいただいた場合には、外部の専門機関を紹介させていただいております。 お問い合わせの件に関しましては、大変申し訳ございませんが、下記の相談窓口等をご利用の上ご確認いただけませんでしょうか。 著作権センター 著作権テレフォンガイド(03-5348-6036)で個別の相談可。。。 とのことで早速電話してみました。 その作品が美術的に評価できる(つまり鑑賞に値する)ような作品であれば著作権云々の主張をされることがありますが、誰が見ても・誰が作っても「犬」「熊」「帽子」というようなレベルのものは該当しないです。 したがって、そうした雑誌に掲載されているもので著作権を主張するのは難しいです。 著作権というよりもデザインの権利になるので、特許庁に意匠権の登録をしたもの(作品)はそうした(販売禁止等の)権利主張できます。 特許庁のというサイトがありますので、そちらで意匠権登録されているかどうか検索することができます。 使い方でわからなければ、直接特許電子図書館の方へ問い合わせてください。 個別の事例についての回答(正確な回答)はできませんが、一般的な事例として回答します。 「ハンドメイド(編み物)等の雑誌に掲載されている 編み図(デザイン)を参考に制作した作品を販売した場合、意匠権や実用新案権に抵触する可能性があるのか?」という質問については『その可能性は少ないかもしれないがあります』• 「著作権違反ではなく意匠権や実用新案権に抵触するのでは?」という考えについては、編み物自体かなり昔からあるるものですしそうしたものに著作権というのもそぐわないため、意匠権が一番近いのではないかと思います。 雑誌そのものに著作権はあるが、個別の制作物(形など)に著作権が認められるのはかなり難しい部分です。 意匠権や実用新案権を取得していても、その表示をしていないケースがあるので、表示していないからといってそれが登録されていないとは限らないこと。 人が良い方であれば、指摘された時に販売や掲載を差し控えればいいのでしょうが、そうでない方の場合は損害賠償を請求される可能性もあります。 意匠権や実用新案権があるのかどうか?は、から「実用新案検索」「意匠検索」してみる(作品名や権利者名、セーターやぬいぐるみといった物品名などで)か、出版社や制作者に対して確認とることを勧めます。 問合の際に明確な回答が無い場合は「権利がないことを念押しすること」また、権利が無いのに「ある」と答えれば法律違反になることを知っておくといいでしょう。 【試しに意匠権検索してみました】 「編み」で検索~手芸用編み器具が大半で「二重編みベスト」が4品、「横ズレ防止柄編み靴下」が2品ヒットしました。 「セーター」で検索~26品ヒットしましたが、セーターそのものは6品ヒット 「ぬいぐるみ」で検索~252品ヒット。 たくさん登録されています。 結論 1.著作権侵害にはよほどの美術性・オリジナル性がない限りあたらない。 つまり雑誌掲載レベルのものであれば問題なし。 2.意匠権や実用新案権の登録がされていないか?については掲載雑誌の表記をよく確認する。 また、必要に応じて特許電子図書館でも検索してみる。 ということでしょうか。 うーん、それにしてもYahooなどのQ&Aサイトを見ると「著作権侵害だ」という意見が主流のような感があります。 雑誌に掲載されている「著作権侵害だ」という言葉を鵜呑みにして「著作権侵害にあたる」と回答されている方や、そうした情報を見て作家さんの方でも「私の編み図作品には著作権がある」と誤認されているケースが多いということでしょうか? 法律は解釈論になることが多いことも事実ですが、消費者の無知をいいことに出版社側にいいくるめられているような感じがしたのは私だけでしょうか? 本考察に関しまして、ご意見等ありましたら、下のFacebookからコメント投稿お願いします。 またページ上部に「いいね」「+1」ボタンもありますので、本記事が参考になったという方はぜひクリックしてください。 また、記事の一部を転載する場合は引用元として当サイトの表示およびリンク掲載をお願いします。 なお、本サイトで販売している作品(商品)の中に、もし意匠権や実用新案権を登録しているものがございましたら。 それぞれ登録が無いことを確認して掲載・販売しておりますが、権利侵害は私の意とするところではございませんので、確認次第ただちに作品を撤去し、実際に販売がされていた場合には当該作品販売に係る販売価格から原材料費を控除した残額を送金いたします。

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